1994-05-27 第129回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第2号
それで、この保育所が親子遠足を実施したわけですが、全国部落解放運動連合会の会員である狭間義和さんの子供たち六人は、まず最初に入所そのものが大阪市同和事業促進協議会を窓口にして申請書類を出さなかった、つまり窓口一本化方式で入所申請をしなかったとして、三月末ぎりぎりまで入所決定がなされなかった事態が続いたわけです。
それで、この保育所が親子遠足を実施したわけですが、全国部落解放運動連合会の会員である狭間義和さんの子供たち六人は、まず最初に入所そのものが大阪市同和事業促進協議会を窓口にして申請書類を出さなかった、つまり窓口一本化方式で入所申請をしなかったとして、三月末ぎりぎりまで入所決定がなされなかった事態が続いたわけです。
○説明員(中村秀一君) 申し上げましたとおり、基本的には入所申請で結構でございますので、一通の入所申請書をいただければそれでスタートすると思います。
現実に京都の条例集なんかを見てみますと、保育所の入所申請を出すと、まずその地域の民間の保育所へ全部入れて、それで残ったのを公立に入れるわけです。だから公立の方は定員を下回っています、民間は定員を一応確保している、こういうやり方をとっております。そうしなければ、また片一方では民間の保育所の経営が成り立ちませんからね、定員割れをしまして。そういうこととも相まって実際はやられています。
ここで非常に問題になってくるのは、帰国者がセンターへ入所申請書を出しますね。そしてセンター入所期間というのが十日間なんですよ。今言ったように、厚生省関係のいろいろな書類と法務省の書類と二通り進行しているわけですから、だから厚生省から入所の指定があっても、その十日間の期間に帰ってこれるということはほとんどないと見ていい。
特に自営業者についてこのことが強くあらわれていますし、それから共働きの場合でも、奥さんが家庭で内職をするとか、いわゆる短時間のパートに行っている場合には、入所申請する際に、少々の収入ならば保育料の方が高いのだからむしろ働かない方がよいのではないか、そして子供を自分で面倒を見ろ、こういう調子で、働くことさえ妨害をしていくというような状況も今あります。
そのために、保育所の入所申請児童数が、公立て五七・六%、私立て二九・六%、両方で四三・二%が定員を下回っておる。収容定員を下回っておる保育所がそういう実態にございます。それから充足状況は、公立の場合が八三・七%、私立が三三・三%、公立と私立合わせて五八・一%が定員を下回っておって、上回っておるのが四一・九%と、こういう実態が報告されていますね。
特養ホームへ入所申請が出されたので、ケースワーカーが駆けずり回って、ある病院にやっと糖尿病を治療するという名目で入院可能になった。ところが次々と新たに介護者のいない申請者が出てきたものだから、だんだんとその七十三歳の男性は後回しになって、一年半たつけれどもまだおうちで待機したままでおるのだ、これが典型的な例であります。だから、いま老人医療が無料化された。