1966-02-22 第51回国会 衆議院 本会議 第18号
かかる考え方を打破しなければ、私は今度の問題は解決しないと思いますが、今度大学の急増対策の問題につきまして、国はわずか二万三千人の入学増加をするのに対しまして、私学は三倍近い六万という膨大な収容を余儀なくされております。この費用が、また学生の授業料にはね返ってきております。
かかる考え方を打破しなければ、私は今度の問題は解決しないと思いますが、今度大学の急増対策の問題につきまして、国はわずか二万三千人の入学増加をするのに対しまして、私学は三倍近い六万という膨大な収容を余儀なくされております。この費用が、また学生の授業料にはね返ってきております。
さらに三十九年に二千三百八十五名増加いたしまして、三十五年から三十九年まで累計いたしますと二万七百二十三名が大学の理工系において入学増加いたしております。このほかに高等専門学校、短期大学等もございまして、結果的には理工系の技術者の増募は計画より相当上回って達成されたという結果になっております。
御承知の通り小中学校施設につきましては、いわゆる終戦っ子が非常に入学して参ります入学増加に対処いたしまして、昭和二十八年に小学校不正常授業解消促進臨時措置法が制定されたわけであります。これは国庫補助がわずかに三分の一、基準坪数に至りまして、文部省もさすがに応急最低基準という名前でお呼びになっておりますが、生徒数一人当たりわずか〇・七坪にすぎません。