1992-03-25 第123回国会 参議院 本会議 第6号
あのリクルート事件の反省も冷めやらないうちに、稲村元環境庁長官の十七億円脱税摘発問題や、成東町汚職に関連しての石橋元文部大臣の三千万円の修正申告等、政治家の不祥事が相次ぎ、また昨年、共和汚職事件が発覚、渡辺郵政大臣の入学あっせん問題、引き続いて佐川急便疑惑と、政治腐敗はとどまるところを知りません。
あのリクルート事件の反省も冷めやらないうちに、稲村元環境庁長官の十七億円脱税摘発問題や、成東町汚職に関連しての石橋元文部大臣の三千万円の修正申告等、政治家の不祥事が相次ぎ、また昨年、共和汚職事件が発覚、渡辺郵政大臣の入学あっせん問題、引き続いて佐川急便疑惑と、政治腐敗はとどまるところを知りません。
しかし、その後の大学入学あっせんの謝礼問題を初め、リクルート社からの八百万円の献金問題、佐川急便からの政治献金問題などの疑惑が次々とマスコミなどで取り上げられております。
入学あっせん問題――あっせんという言葉をあなたはお嫌いになりますから、あっせんと言わずに入学問題というふうにしましょうか。これもあなたは加藤官房長官に全面否定の釈明をなさったようで、加藤官房長官はその直後の記者会見で、全くその関係がないことだという釈明があったという記者会見をし、新聞報道によると、その後時間を余り置かないで事実上認める結果になった、こういうふうになっていますね。
○吉岡吉典君 僕は入学あっせんをしたと言っていませんよ。入学あっせんと言うとあなた嫌がるから、入学問題という言葉まで言いかえて言っているんですよ。 当時の新聞に出ていますからね。加藤官房長官は、その問題一切関係がないという釈明があったというのが新聞に報道されていますよ。そうじゃないでしょう。
もう一点、これももう既に新聞、雑誌等で報道されておりますけれども、渡辺秀央郵政大臣の入学あっせん問題についてお尋ねをいたしたいと思うのです。 渡辺郵政大臣は、御承知のように昭和五十一年十二月に初当選をされて以来ずっと今日まで連続当選をされておいでになっているわけです。その当選から平成二年二月まで第一秘書を務めた側近中の側近である長沢秀幸氏の告発手記によって、この問題が表面化をいたしました。
それから、ちょっと時間がありませんのでなかなか、いろいろとお聞きしたいこともいっぱいあるんですが、入学あっせんの問題、これについても私は非常に不自然だなと思いますので、その点だけちょっとお伺いしておきたいと思うんですけれども、合否を早く知らせたが、あっせんはしていないというふうにおっしゃっている。その一方で、入学問題を親身になって相談に乗ったとして、受け付け簿なども常備されている、事務所に。
○渡辺(秀)国務大臣 私は、先ほどおっしゃいましたけれども、入学あっせんはいたしておりません。それから秘書になすりつけてもおりません。それから疑惑とおっしゃいますけれども、私は誤解を招いたかもわかりませんけれども、疑惑はない。政治資金規正法に照らして処理するものはきちんと処理してある。それからおっしゃいました時間の違いは、私はこれは精査してみます。
入学あっせん、今の弁明を聞きましても、全然わかりませんね。
私は入学あっせんのことを聞くわけじゃございませんで、いわゆる総理が施政方針演説で生活大国と言われた中に、いわゆる生活者、消費者重視の行政確立ということがございますね。私は、もうかつて何回かいろいろな委員会で取り上げてまいりまして、おかげさまで郵政省の方もNTTの方も御理解をいただいて、いわゆるテレホンカードという、退蔵を非常にたくさんしますね。
というのは、親は入学あっせんをしてもらいたいという気持ちで来ているに違いない。それをただ単に、それが目的じゃなくてお金を取ったとすれば、これは詐欺に類する行為になるんじゃないですか。詐欺とは申しません、類する行為になるんじゃないですか。ということは、入学あっせんの労をとってないんでしょう、とってないでしょう。それでお金をちょうだいした。これは詐欺まがいのことじゃないですか。
今、受験シーズン、その真っただ中にあって、受験生を食い物にし、最低三万円から最高二千万円の入学あっせんの謝金を受け、受験生を持つ親心につけこんでむしり取るだけむしり取る手口ということで掲載されておるわけでありますが、内容を拝見して、みんなびっくり仰天しているというのが正直な印象であります。
六月四日には、独協医大において、五十七年から五十九年度入試に際して、裏口入学あっせんと称して複数の受験生の父母から一人当たり千五百万から三千万の裏口入学資金を集める入試ブローカーの暗躍した問題が出ておる。
だから、中曽根さんが太刀川に中大への入学あっせんをあなたにお願いになる。
したがって、この趣旨に準じた措置というのは、その入学あっせんとそれから学資の援助、二つを含むわけでありますが、学資の援助につきましては、従来は給費でありましたが、給費で存続できるかどうか。本土の奨学制度ですと、すべて貸費制になっております。そういうことで、貸費の問題も含めまして、あるいはその実施期間の問題も含めまして検討をいたしたい、こういうことであります。
国費留学生は、給費をいたしまして本土の大学に入学あっせんをするという制度であります。そういうことでございますので、復帰いたしまして本土並みということになりますと、原則的には存続できないわけでございますけれども、現地のほうから存続の御希望がたいへん熾烈にございます。そういうことを考慮いたしまして、一定期間現状に準じた扱いをするということがきまっておるわけでございます。
そのほかに私費がございますが、これにつきましては亜細亜大学でありますとか、あるいは国際学友会でありますとか、そういう機関において承知をしておるわけでありまして、これについては文部省は大学への入学あっせん以外の特段の世話をしておらないのが現状でございます。
ただ、これは一種の窓口的な仕事をいたしておりまして、あと留学生が大学へ入りますれば、あるいは大学への入学あっせん等につきましては、大学局がこれに参加して一緒に仕事をいたしております、