1947-12-04 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第41号
本請願の要旨は、岐阜縣加茂郡太田町から可兒郡御嵩町、土岐郡土岐津町を經て同郡瑞浪町に至る路線は、古來中仙道として知られ、重要な炭礦区域で、かつ木材、薪炭及び陶磁器の産地でもある。また各種官公署、學校竝びに名所舊跡多く、その交通に多大の支障を來している。ついては該路線間に國營バスの運輸を開始されたいというのであります。
本請願の要旨は、岐阜縣加茂郡太田町から可兒郡御嵩町、土岐郡土岐津町を經て同郡瑞浪町に至る路線は、古來中仙道として知られ、重要な炭礦区域で、かつ木材、薪炭及び陶磁器の産地でもある。また各種官公署、學校竝びに名所舊跡多く、その交通に多大の支障を來している。ついては該路線間に國營バスの運輸を開始されたいというのであります。
なお簡單ながらその理由を一、二點述べさせていただきたいと考えるわけでありますが、すなわち現在ある御嵩區裁判所の位置は、交通機關のまつたくない徒歩時代に、中仙道を交通の要路といたしまして、その當時の宿場でございます可兒郡御嵩町に設置せられたわけでありまして、先ほど申しましたように、東濃一市四郡を管轄いたしまして、さらに岐阜地方裁判所支部も併置されておるような状態であります。