1947-10-25 第1回国会 衆議院 本会議 第49号
という原則に立つて組立てられておるのでありまして、兒童の福祉を増進する機構といたしましては、各家庭を訪問して現実に事柄を処理していく、いわゆるケース・ウォーカーとしての兒童委員と、それから兒童問題全般について相談に應ずるとともに、兒童の科学的な鑑別を行つて、その福祉を増進させる措置に科学的な根拠を與えようとする兒童相談所と、それから助産施設、乳兒院、保育所等八種類にわたる兒童福祉施設と、この三つのものを
という原則に立つて組立てられておるのでありまして、兒童の福祉を増進する機構といたしましては、各家庭を訪問して現実に事柄を処理していく、いわゆるケース・ウォーカーとしての兒童委員と、それから兒童問題全般について相談に應ずるとともに、兒童の科学的な鑑別を行つて、その福祉を増進させる措置に科学的な根拠を與えようとする兒童相談所と、それから助産施設、乳兒院、保育所等八種類にわたる兒童福祉施設と、この三つのものを
第二は、兒童保護の機關を整備せんとする點でありまして、兒童福祉委員會を設けて兒童問題全般の強力な推進力とし、また有給あるいは名譽職の多數の兒童委員の活動によりまして、個個の兒童問題を具體的に解決し、また兒童相談所を設けて兒童につき科學的な措置や相談指導を行わんとするものであります。 第三は、妊産婦及び乳幼兒に關し保健指導、妊娠の届出、母子手帳の制度を整備強化したのでございます。
第二には兒童保護の機関を整備せんとする点でございまして、兒童福祉委員会を設けて、兒童問題全般の強力な推進力とし、又有給或は名誉職の多数の兒童委員の活動によりまして、個々の兒童問題を具体的に解決し、又兒童相談所を設けて、兒童につき、科学的な措置や、相談指導を行わんとするものでございます。 第三は妊産婦及び乳幼兒に関し、保健指導妊娠の届出、母子手張の制度を整備強化した点であります。