1976-10-15 第78回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号
まず第一に、児玉ルート関係であります。
まず第一に、児玉ルート関係であります。
一つは児玉ルート関係であります。
まあ今日までの捜査過程において、PXLについてのいろんな容疑が認められるという報告は受けていないわけでございますが、今後引き続き、児玉ルート関係の捜査の過程において、PXLの選定の経過について不正行為その他犯罪の容疑があれば、これはもう厳正に措置されなければならぬことは申すまでもないわけでございます。
しかし、いわゆる児玉ルート関係の捜査の過程において、不正行為その他の犯罪の容疑が認められれば、何人といえどもこれに対して厳正な態度で処理に当たるということは申すまでもないことでございます。 国会の決議、議長裁定の尊重ということについては、私は、これを誠実に尊重したいということで、先ほど申し述べたような手続をとりたいと考えておるわけでございます。
○東中委員 捜査当局、法務当局は、いわゆる児玉ルート関係については捜査が非常におくれている、当時の予期していたことよりもずっとおくれているということ、これはここでも何回か答弁されているわけであります。そういう事態で、その事態の推移からいって、児玉の関係が明らかになる前でもやるということをそういうふうに決めておられるのか、いや、それもまだ決めていないのだということなのですか。
したがって、検察当局としては、犯罪の容疑があれば何人たりとも取り調べることになろうが、それ以上具体的なことは申し上げられませんし、また、第三の山と目される児玉ルート関係については児玉の病状等種々の捜査上困難を伴っており、必ずしも捜査が順調に進捗しているとは言いがたいことは、これまでも再三申し述べたとおりであります。