2001-02-15 第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
ロッキード、グラマン事件については、田中角栄氏の五億円分については逮捕され裁判にゆだねられたわけでありますが、児玉ルートの二十億円、当時中曽根通産大臣が関与していたと言われた、それについては決着を見ませんでした。リクルート事件でも、中曽根内閣の官房長官であった藤波氏の逮捕で検察が妥協してしまったと言われております。検察の妥協で巨悪が残ってしまった、残されてしまった。
ロッキード、グラマン事件については、田中角栄氏の五億円分については逮捕され裁判にゆだねられたわけでありますが、児玉ルートの二十億円、当時中曽根通産大臣が関与していたと言われた、それについては決着を見ませんでした。リクルート事件でも、中曽根内閣の官房長官であった藤波氏の逮捕で検察が妥協してしまったと言われております。検察の妥協で巨悪が残ってしまった、残されてしまった。
二十一年前摘発されたロッキード事件・児玉ルートの冒頭陳述は、右翼の児玉誉士夫元被告が経済界のトラブルに介入し、巨額の謝礼を受け取っていた事実を指摘した。第一勧銀の利益供与事件も児玉側近とされる元出版社社長との関係が発端という。 バブル経済の下で、関係は一層緊密になった。地上げや債権回収、風俗営業との取引などを通じ、企業が「裏社会」と接触・利用する機会が増えた。
政府の基本的な姿勢、政府の措置、捜査の開始及び捜査の体制、嘱託尋問の実施、具体的状況として児玉ルート、丸紅ルートと大変詳しく報告をいたしましたから、そこから国会の議論として政治家の政治的道義的責任がどうなるのかということについての議論が始まったのです。そのずっと始まった中で最終的に氏名が明らかになった、そうした経過がありました。
そして児玉ルートは、本人の病気等もあってこれはまだ捜査が完了していないということで後からの報告になったわけでございます。NTTルートあるいは文部省ルート、労働省ルート、こう言われて、ロッキードと非常に似たようなルートの立て方になっておるわけでございますが、まだまだ中間報告をするような状況には立ち至っていないのでございましょうか、いかがですか。
ロッキード社、あれ公判で明らかになった金額は、田中ルート五億円、児玉ルートで二十四億円、合わせて総額三十一億八千万円、これ全部確証にはなかったけれども、これだけの金額が問題になったはずなんです。検察庁、どうですか。総額どのぐらいが、確定は別として、問題になりましたか、ロッキード公判で。
○橋本敦君 一連の丸紅、児玉ルートを含むロッキード事件の裁判官に合議体の一員として、もしくはその他何らかの関与をされた関係がございますか。
とりわけ児玉ルートと言われる部分はなかなかわからないというのが現実であります。その点が第一点。 それから二番目には、どうもこのロッキード疑獄というのは、全日空、丸紅がかかわった民間航空機に絡む汚職だけではないのではないか、むしろPXLと当時言っておりましたP3Cの導入に絡む軍事疑獄事件ではないかという指摘をかねてからしておりました。
ロッキード問題の質問の最後に、ロッキード関連裁判というのは小佐野ルート、児玉ルート、丸紅、全日空ルートということで、児玉譽士夫に対する判決がちょっと延ばされている。残されたのは丸紅ルートということなわけですが、この丸紅ルートの田中元総理に対する裁判の進行状況でございますが、いまどんなような状況なのか。現状についてちょっと御報告をいただきたいと思います。
私は、この際、田中角榮の五億円の受託収賄問題、児玉ルートP3Cオライオンの軍事航空疑惑などはいまだに解明されておりません。この真相の解明のためにも航特委の復活、国会議員の倫理を正すためにも倫理委員会の設置をすべきであります。わが党がすでに提出をしてきた資産公開法並びに政治資金規正法等の成立と強化改定することを要求し、総理の政治決断を強く求めるものであります。
一月二十六日のロッキード事件全日空ルート判決では、さきの児玉ルートに続き有罪判決が下され、自民党政治の金権体質が司法の場でも明らかになってきました。また、最近国民の大きなひんしゅくを買っているのは、公共事業の入札における談合問題です。これは政界、官界、業界の癒着による腐敗を示すものであり、国民はその是正と入札の厳正化を強く求めています。
○安恒良一君 私は、行財政改革問題の質疑に入る前に、これと重大な関心のあります昨日のロッキード裁判の諸判決、すなわち児玉ルート、小佐野ルートの判決公判が昨日東京地裁刑事二十五部で開かれ、公判で半谷裁判長は、ロ事件に関与しながら国会でうその証言をしたとして議院証言法違反に問われた国際興業社主小佐野賢治被告に対し、懲役一カ年の実刑の判決を言い渡しました。
そこで、法務委員会でお尋ねをせざるを得ないわけでありますが、このロッキード事件については丸紅ルート、全日空ルート、児玉ルートなどいろいろに分かれておりますね。これは検察当局が、大変わが国の検察史上に残る御功績を上げられたわけです。この裁判については、国民全部がこぞってその帰趨をながめているというわけですね。しかしずいぶん長くかかる、いつ終わるのだろうという疑問があります。
特に疑惑の中にある児玉ルートなんというのは、その健康を理由にして一度も国会に出てこなかったし、あるいはまた小佐野ルートの問題等につきましても、その問題は、特に航空機輸入特別委員会に一度もそういう疑惑の中にある人たちが出席をしてこない、こういうようなことがありまして、この委員会の運営が非常に困難をきわめた責任はまさに自民党にあるのであって、その自民党がまさにみずからの過ち、みずからの不明を他に転嫁をするような
それから第三に、児玉ルートでございますが、児玉被告人の病状を理由にいたしまして、同被告人が在廷しない状態で審理が進められておりますことは、従前のとおりでございます。
それから次のいわゆる児玉ルートでございますが、これも御案内のとおり、被告人が病気の後遺症等がありますので在廷しないという状態での審理が続けられておりますが、現在まで五十三回の公判が開かれております。
○横山委員 児玉ルートでございますが、児玉ルートが一番早いという予想をされておる向きがきわめて多いのでありますが、児玉ルートで私の承知する限り、児玉を残して双方の立証が終わって、大刀川の筆跡の鑑定も先ほど触れたようにまず証拠として採用されるということになりますと、児玉ルートは一番これらの問題の中で早いと思いますが、その展望はどうですか。
次に児玉ルートでありますが、この関係の公判におきましては、児玉被告人の病気を理由に従来どおり同被告人が在廷しない状態で審理が進められております。 現在まで四十七回の公判が開かれておりますが、この間、コーチャン、クラッター両氏に対する嘱託尋問調書が採用決定されましたことは昨年十月の本委員会において御報告したとおりでございまして、その後、その調書は取り調べ済みでございます。
○前田(宏)政府委員 先ほども申し上げましたとおりで、児玉ルートと小佐野ルートと申しますか、その方が幾らか早いだろうというような見通しを持っておりますけれども、丸紅関係とか全日空関係はちょっと予測がつかない状態でございます。
同時に、私たちとしては政治的な責任というものを明らかにすると同時に、できるだけ残された真相解明をしていく、裁判を見ておっても非常に弱いのは、児玉ルートと言われるものの解明がどうも——一体あれだけのお金をもらって児玉が何をやったのかという、そのやった部分がどうもまだはっきりしてこないという点が残された問題としてあるわけです。
○松永委員 次は第二回報告ですが、これは先ほどおっしゃったように五十二年二月二十四日になされたわけでありますが、これでいわゆる児玉ルートについての詳細な報告があって、その直後の参議院のロッキード特別委員会における質疑において、当時の安原刑事局長が、いわゆる児玉ルートとして児玉に流入した金は、捜査当局の報告によれば国会議員に渡されているという事実は認められない、こういう答弁があったわけです。
各ルートの公判は、丸紅ルート及び全日空ルートが一週間に一回ぐらい、児玉ルートが一カ月に一回ないし二回、小佐野被告人関係が一カ月に一回程度の割合で開廷されておりまして、進行状況は、全日空ルートが見込みより若干おくれております以外は、ほぼ見込みどおりでございます。
○伊藤(榮)政府委員 先ほども申し上げましたように、丸紅ルート、児玉ルート、小佐野被告人関係、これはことしの春ごろ検察当局が見込んでおりましたと同程度のテンポで進んでおるようでございますが、全日空ルートにつきましてややスピードが落ちておる、こういうことでございます。
どう考えてもロッキード事件について児玉ルート、小佐野ルートがはっきりしない、しかもコーチャン追想を読んでみても、児玉、小佐野ルート、また両人が一番の仕掛け人ではないかと痛感される、それは冒頭陳述書を読んでみてもある程度把握できることである、しかしながら、児玉譽士夫がどうして政府の計画を覆したか、そしてまたもらった十七億以上の金をどこへ一体使ったのか、だれと会って、だれと工作をしてそれをしたのか、大刀川
そうすると、この真相を解明するためにいまロッキード公判が行われているわけでありますが、何といっても、やはり児玉ルートの解明というものがこの最も重要な内容であることは論をまたないわけです。たとえば児玉譽士夫氏の脱税事件は国民の大多数にとってきわめて忌まわしい事件であって、この膨大な脱税に対してどのような課税措置がとられるのかということが国民の重大関心事であることは論をまたないわけであります。