2020-07-29 第201回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
それから、津田永忠という人は児島湾干拓の開祖ですよね。単なる治水だけではだめだ、それが結果的にはその地域に、農民にプラスになるような、経済的メリットを与えるような仕組みをつくらないとだめだということで干拓事業と結びつけたんです。諫早湾干拓なんかもそうですね。諫早は、あそこも洪水常襲地ですよ、干拓をすることによって洪水常襲地が免れたんです。
それから、津田永忠という人は児島湾干拓の開祖ですよね。単なる治水だけではだめだ、それが結果的にはその地域に、農民にプラスになるような、経済的メリットを与えるような仕組みをつくらないとだめだということで干拓事業と結びつけたんです。諫早湾干拓なんかもそうですね。諫早は、あそこも洪水常襲地ですよ、干拓をすることによって洪水常襲地が免れたんです。
○末松委員 いや、私は児島湖と児島湾について言っているんですよ。それに流れ込んでいない川もたくさんあるわけですよ。見てください、岡山県も広いわけですよ。ぜひそこを……(発言する者あり)いや、岡山県を調査して、単に右から左に国会に報告をしているんじゃだめだと言っているんですよ、私は。
それから、海域に関しましては、瀬戸内法に基づきます児島湾の海域について対策が行われておりますが、環境基準の達成状況は、三海域のうち二海域で未達成の状況であります。 また、河川のBODについては、三十一水域のうち二十八水域で環境基準を達成しているにすぎないという状況であります。
児島湾とか児島湖が法律で水質保全の対象になっているのはわかる。ただ、それ以外の地域について、どうして全県にわたって毎月一回義務づけなきゃいけないんだというのが私の質問なんです。それに答えてください。
第三に、児島湾干拓の評価とユスリカの大量発生の対策。最後に、北京オリンピック開催と関連して、岡山空港の路線充実について。以上四点でございます。 それでは、早速伺ってまいります。 本日は、本四高速の堀切社長にお越しいただきました。昨年も就任直後の社長に抱負などをお伺いしたわけでございますけれども、その後ちょうど一年がたちまして、民営化後ということですと一年半ということになります。
三点目の質問ですが、児島湾のユスリカ大量発生問題について、これはもう簡潔にお答えいただいて結構なんですけれども、最近の新聞報道等で戦後のいわゆる干拓事業についての評価を取りざたするというか、記事なども時々拝見をしております。
日本では八郎潟、児島湾、諫早湾、諫早干拓が典型でございますが、複式干拓と申しまして、三枚目の図面を見ていただければ分かりますように、前面に潮受けの堤防を、そして内部に干拓堤防、第二線堤防を造るという二段の複式の堤防を造るというやつでございます。 これはどういう意味があるかというと、真ん中に調整池というのがございます。
なぜなら、私の知ります限りで、例えば児島湾干拓地においてそれほど大きな地震被害があったということは、自分がそこを郷里としている人間として、実は私は余り聞いたことがございません。
○熊代分科員 全般的なお話を伺ったわけでございますが、次に、極めて具体的な話で恐縮でございますけれども、玉野市と灘崎町、この両方合わせて人口八万六千ぐらいあるのですが、あと、児島湾を隔てて岡山市の中心部から離れております甲浦地区、小串地区、それぞれ一つずつの小学校区でございますけれども、これを合わせますと、およそ約人口十万程度あるという地域でございまして、この地域が地域高規格道路の恩恵を受けてないということが
総理の出身のお隣の岡山県の児島湾の締め切り事業というのをかつてやりました。十二年間で、当時、もう古い話なんですが、総事業費二十二億三千万円を使ったのです。それで締め切った結果が何を生んできたかというと、湖沼水質保全計画でも水質汚濁が著しく進行してしまって、そうして環境基準の約二倍になってきてしまった。児島湖の環境の悪化は大きな社会問題にまでなってしまった。
そこがきれいになりませんと河川の清浄な流域というものを保つことはできないわけでありますから、河川をきれいにするということからいたしましてもそうした浄化槽をきちっと整備して、処理施設をして、そして川に落としていくということが大事でありますし、なかんずくその中で――今児島湾の話が出ましたが、私は先生のおっしゃることはよくわかるのであります。
あなたがおっしゃったようにいわゆる弾力的な運営をするし、その基準はまだ設定をしていないが、後戻りすることはあり得るというふうにお考えの、物わかりのいい農林水産大臣、佐藤さんは、大所高所、あるいは児島湾のあの汚濁の状況、霞ケ浦のあの臭気の厳しい汚染された姿等を見て、この中海・宍道湖問題には一つの政治決断が今迫られようとしておるというふうに私は理解しないわけにはいかないと思うのであります。
児島湾のところにある。「本件土地は埋立地であり地盤が弱く、地盤沈下が著しく、現在は右地盤沈下の原状回復としての廃棄物の埋立が行われている状況にあり、観光・レジャー開発施設の建設には適していない。また、現在のところ全く具体的な計画は何もだされてなく、土地対策課にも何らの情報もないとのことであった。」これは県のです。
○寺田熊雄君 児島湾淡水湖化などはヘドロの除去に五カ年で一千百億程度の金をこれから必要とするようですが、そういうような新たな公害除去のための財政投資を余儀なくされるということになりますと、これは国民経済的な見地からもよほど考えていかなきゃいかぬというふうな考えを持ったわけであります。まあ部長、きょうはこれだけにしておきまして、よくお考えいただくと。
そういう点から見るならば、今出されておる多くの疑問、例えばアオコの発生の問題にしてもそうでありまして、霞ケ浦の問題や児島湾の問題を先例として地元の人たちもよく知っておるわけです。そういう人たちから見ると、中間報告そのものに対してつくった人から疑問が出ておるのだから、これはおかしいなというふうに思うのは当たり前のことである。私もそう思います。
ですから、ひとつ大臣に最後に申し上げておきますが、霞ケ浦とか児島湾とか先進地がどんな事態になったかということは調べていただければわかることです。過去の行きがかりやメンツにこだわって、これだけの金を投じたのだし、もったいない、こういうような気持ちで、処置を誤って悔いを千載に残すようなことであってはならぬと思うのです。佐藤大臣の任期中にそんなことがあっては私は大変だと思うのです。
○水田分科員 そこで、ほかの湖沼はどうか知りませんけれども、児島湖について申し上げますと、これはどういう形でできたかといいますと、御承知のように児島湾という海を締め切り堤防で締め切って、干拓地に対する農業用水を供給する。岡山市の藤田地区というところ、あるいは玉野市、灘崎町の七区、こういう地区の農業用水を確保するためにつくったものです。昭和三十七年にできたわけですね。
○佐竹政府委員 児島湾の流域下水道計画については第一期、第二期の計画があるようでございますが、第一期については種々の事情から湖内放流が予定されているというふうに私どもも承知しております。児島湾は大変汚れやすい湖沼でございます。全国的に申し上げましても、私どもが今のところデータを持っている中でいえば、一番汚れやすいのは千葉県の手賀沼、それからその次に汚れやすいのは児島湾。
あるいは岡山県の児島湾、それから新潟県の鳥屋野潟、あらゆる自然の水域が埋め立てをされて、食糧増産、水田あるいは酪農、野菜、こういうようなことに使うということでやっているけれども、決してそこには笑顔はないですね。自然を壊されて、そうして今や悩み抜いている。 霞ケ浦は既にこの常陸川水門の閉鎖によってこれだけの汚濁の状態ができた。そして今度は宍道湖や中海がまた霞ケ浦のようになるではないか。
この三つの方法があるけれども、一番最初の方法については、岡山県の児島湾淡水湖で失敗をしたと。二番目の問題については、きのうも私電話をかけて熊本県の天草に照会しましたが、熊本県天草の羊角湾、これは八分どおり建設したけれども、住民の反対でこれも棚上げになっていると。それから、今度の宍道湖と、こういう三つともあるんですがね、大学の本を読ましてもらうと、この三つのうち二つとも失敗している。
なお、先生御指摘の羊角湾と児島湾のことにつきましては、羊角湾は漁業補償の関係でこれは工事がストップをしているわけでございますし、児島湾につきましては除塩施設は設置しておりません。そういう意味におきまして除塩施設はこの中海が初めてでございまして、二回が失敗して三回目だということではございませんので、念のために申し添えておきます。
それはなぜかというと、これはA、B、Cの三つの案があるそうでありますが、このA方式というのは岡山県の児島湾湖水湖、いわゆる児島湖と言っております。B方式は熊本県の羊角湾湖水湖、そしてCは宍道湖と中海淡水湖、これが現在やろうとしておるものであります。しかし、AとBはいずれも完全に失敗をしております。このことは、現在もって非常に地元の頭痛の種になっておる。農水省自体も、これは頭痛の種であります。
○参考人(森下郁子君) 中海の問題は私実際はよくわかっておりませんけれども、児島湾それから八郎潟、いろんなところで淡水化の事業が進んでまいりまして、その淡水化をしたために生態系が変わった。霞ケ浦でも変わってまいりました。例えば、ヤマトシジミのようなものは汽水にしかすめませんので、これはもう絶滅してなくなります。次にマシジミというのがかわりますけれども、そういう状況になります。
というのは、児島湾で淡水湖化をおやりになられたのでございますけれども、これは中海と比べますと大分規模が小そうございますが、入ってくる水も少のうございますけれども、非常に長い間おかかりになっておられるのでございます。そういうようなことで、中海の場合も相当年月がかかると私は思うのでございます。
もちろん、児島湾周辺の工業地帯がございますから、そこの産業排水等の問題があると思います。そうやってかなり長い期間がかってこしらえ上げた。しかし結局、それが環境という観点から見ると、むしろない方がよかったとさえ言えるようなものになってしまう。そうしたら、やはりこれはもともとのところからもう一回考え直しをしなければならぬのではないか、こういうことなんですが、この点で建設省いかがですか。
私は、前々からそのいろんな資料を読む中で、中海の淡水化計画というものは中海なり宍道湖なりこうした湖を汚れさす、汚染させる、そして児島湾とかあるいはまた八郎潟、霞ケ浦の二の舞を踏む、そういう立場をとって淡水化計画をやめるようにと、こういう主張をしてきました。
先ほど言ったように、いままでの児島湾とか八郎潟とか、そういった失敗例というものがあるわけで、そこのところはいかがですか。
○岡本委員 そこで、この湖沼法をつくるにおいて、その前にいまの法律でもよろしいのですけれども、たとえば児島湾あるいは八郎潟、霞ケ浦もそうですが、こういうところが、いままで湾であったところを締め切って、そのためにそこが湖になったということで、これが最近非常に汚れてきておるわけです。