先ほど先生から、僻地等の学校が比較的少ない埼玉県、千葉県等におきましても免許外担当教員があるというお話がございましたが、実は平成四年に総務庁が行いました「義務教育諸学校等に関する行政監察結果に基づく勧告」におきましては、「免許外教科担当の理由を学校規模別にみると、七学級以上の学校では教員間の時間調整を行うためとしているものがほとんどであるが、六学級以下の学校では教科の教員が配置されていないためとしているものが
それから、小中学校と並行いたしまして、専科教員でございますとかあるいは免許外担当教員の解消でございますとか、それから教頭代替定数、こういったものも措置をしよう。
現行法におきます定数の算定率は、三十三年の標準法の基本的な考え方の上に、第二次から第四次までの定数改善によりまして、小学校の専科教員定数の改善、小規模中学校におきます免許外担当教員の解消、それから生徒指導担当教員定数の措置などの定数改善を行ってまいりましたので、五十二年現在では、教員一人当たりの教科担当授業時数は、小学校が二十二・四時間、中学校が十七・九時間に減少しておるところでございます。
次に、教職員定数については、教頭定数及び小学校の専科教員の数の充実、中学校の免許外担当教員の解消及び高校の習熟度別学級編成のための教員の加配のほか、養護教員、寮母、学校栄養職員、事務職員などの配置基準の改善を行うこととしております。また、この改善措置は、昭和五十五年度から六十六年度までの十二年間で行うこととしております。 なお、衆議院において、施行期日等についての修正が行われております。
理屈を申しますと、中学校の教科は九教科でございますから、その程度おれば大体それぞれの担当の専門の先生がお願いできるということになるわけですが、しかし、実際の運営としましては、その中学校の各教科の授業時数が、音楽、美術などは一週間に七、八時間程度、国語は十五、六時間になるというようなことですから、必ずしもそのそれぞれの専門の先生を準備すれば、完全に免許外担当教員の解消になるかというと、私はそうはならないと
そのほかに、複式学級、特殊学級の学級編制の改善、それから小学校の専科担当教員の増、中学校の免許外担当教員の解消、それから事務職員、養護教諭、栄養職員、そして教頭の増、それからその他特殊教育諸学校の改善、以上の内容を合わせまして約三万八千人の増、合わせまして八万一千人の増というのがその概略でございます。
総授業時数というのが今度の改正で一学年三十時間になりますから、三学級編制の中学校ですと九十時間というような実態を考えますと、一人当たりの平均担当時数との関連からいって、現状ではいま程度の教員配置をするというのが率直に言って精いっぱいのところではなかろうかというふうに私は考えるわけでありまして、あとはその教員をどういう免許状を持っている方をどういうふうに配置するかという工夫をしていただいて、できるだけ免許外担当教員
このたびのいわゆる第五次教職員定数改善計画と申しますか、これは多年の懸案でありました四十人学級の実現をこれによって図ることができましたこと、さらに複式学級それから特殊学級編制基準の改善、それから小学校におきます専科担当教員の充足、中学校の免許外担当教員の解消、教頭とか養護教員とかあるいは学校の栄養職員の充実、事務職員の充実、それから特殊教育諸学校の改善等々の内容を盛っておるわけでございまして、通常言
しかし、それはいま一番困っているところに配置をすべきではないかということを申し上げたわけで、それがいま言う専科教員なりあるいは免許外担当教員が——この免許外担当教員なんというものは、私本委員会に所属してから毎年言われていることなんです。
○政府委員(諸澤正道君) むしろ大ざっぱな計算の方がおわかりいただきやすいかと思いますけれども、いま予算の積算としては、大体小・中学校の先生の一人当たりの年間給与たしか四百六十万くらいに見ておりますから、それ掛ける人数掛ける年月というのが必要経費ということになるわけですけれども、今後九年間で、いまの計画では四十人学級の実現と、もう一つは専科教員であるとか、中学校の免許外担当教員であるとか、養護職員であるとか
また、現在の免許外担当教員の人数と、それから科目の状況がわかっておりましたら教えていただきたい。
それから、免許外担当教員の解消等、いろいろ附帯決議がついておりますが、これらの改善課題につきまして詳細な資料を求めるために、先ほど先生にお答え申し上げましたように、高等学校も含めました全国約四万校についての悉皆調査をいたしているところでございます。
そこで五十三年度につきましても、いま各県からそういった免許外担当教員の研修事業の実施計画希望の有無をとっておるところでございまして、その結果をまとめまして、五十二年度と同様、各県の研究団体に対する助成という形でこれを奨励してまいりたいと思うわけでございます。
同計画では、三個学年複式学級の解消等学級編制基準の改善や、小規模校のいま御指摘の免許外担当教員の解消、あるいは養護教員の配置率の改善等、種々の改善をただいま図っているところでございます。
○諸沢政府委員 御指摘のように、全国的に見ますと、小規模な定時制学校の場合、免許外担当教員の数が相当あるだろうということは、われわれも予想するところでありまして、高等学校教育として適切な運営を行うために、そうした点における教員の配置あるいは非常勤講師の採用等につきましては、適切な学校運営がより確保できますように、今後ともいろいろな機会を通じて教育委員会を指導してまいりたい、かように思うわけでございます
現状を御説明申し上げますと、中学校の場合、十一県の抽出調査でございますけれども、三学級の場合には一教科の免許外担当教員の人数が、三学級の場合に三五・四%、二教科の場合が二二・六%、三教科の場合か八・四%、四教科の場合が三・六%、全体としまして七〇%にのぼっているわけでございます。