2005-08-04 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
○外口政府参考人 我が国において発見されました二十一カ月及び二十三カ月齢のBSE感染牛につきましては、免疫組織化学検査は陰性でありましたが、ウエスタンブロット法による検査の結果、異常プリオンたんぱくが検出されたことをもって、厚生労働省にて設置した牛海綿状脳症の検査に係る専門家会議においてBSEと診断したものであります。
○外口政府参考人 我が国において発見されました二十一カ月及び二十三カ月齢のBSE感染牛につきましては、免疫組織化学検査は陰性でありましたが、ウエスタンブロット法による検査の結果、異常プリオンたんぱくが検出されたことをもって、厚生労働省にて設置した牛海綿状脳症の検査に係る専門家会議においてBSEと診断したものであります。
その中で金子委員が、米国の二例目発見がイギリスでの検査によることから、アメリカの免疫組織化学検査が信頼できない、こういうような指摘もしているわけです。 これらを勘案すると、米国の中でどれぐらいBSEが広がっているかという基本的な安全評価ができないんじゃないかなという、そういうことを考えるんですが、品川参考人のお立場でお聞きしたいと思います。
ところが、我が国は、ウエスタンブロット法、WBと免疫組織化学検査、IHC、この二つをやっているんですね。ところが、アメリカはWBというのを非常に強く拒否されたようなんです。だから、今、妥協しないということであれば、このWBというものをこれから強く要求される必要があると思いますが、いかがでしょう。
アメリカにおける確認検査法は、免疫組織化学検査が用いられております。検査材料が融解するなど免疫組織化学的検査に適さない、そういう場合に限ってウエスタンブロット法が用いられる、要するに、先生がおっしゃる、すりつぶしてやるというものですね。
○外口政府参考人 我が国において発見されました二十一カ月及び二十三カ月齢のBSE感染牛につきましては、免疫組織化学検査は陰性でありましたが、ウエスタンブロット法による検査の結果、異常プリオンたんぱくが検出されたことをもってBSEと診断したものであります。確定したものと考えております。
それと、アメリカの場合には、これは免疫組織化学検査でやっているから、この場合の二十三カ月齢と二十一カ月齢は陰性の反応、したがって、アメリカでは、日本の二十三カ月齢と二十一カ月齢の牛についてはいわゆるBSEとは認めていない。このことについて、厚生労働省としてはどういう見解を持っているのか、お聞きしたい。
アメリカのBSEの検査方法は日本と異なって、ウエスタンブロット法と免疫組織化学検査、日本はこの二つの方法でやって、どちらかが陽性であればいい、陽性であればBSEだと判断することになっている、ところがアメリカの場合はそうではない、いわゆる免疫組織化学反応の検査によって決めている。 厚生労働副大臣にお聞きしたいんですが、この感度は一体何%なのか、それをお聞きしたい。質問通告をしておったはずです。
○森副大臣 恐縮でございますけれども、感度はちょっと私わかりかねるのでございますけれども、今委員御指摘のとおり、我が国におきましては、ELISA法でまずスクリーニング検査を行いまして、その結果陽性と判定されたものについてはウエスタンブロット法による検査とそれから免疫組織化学検査を実施し、いずれかが陽性になったらBSEだと判定をしています。
それから三点目は、免疫組織化学検査のための均一な検査用抗体の安定的な供給方法の確立といったようなことについての開発研究を行って、検査プロトコールという形でその取りまとめを行って、今現在、その手法に基づいて検査が行われているというふうに承知しているわけでございます。
この確認検査におきましても、二十一日朝、陽性との結果が出たため、免疫組織化学検査の結果もあわせまして、同日十七時から緊急に専門家による確定診断を行い、この牛はBSEであるとの結論を得たものでございます。 三ページ目に行っておりますが、BSEであるとの結論を得た後の対応でございます。
このため、同日午後からこの牛海綿状脳症の検査に係ります専門家会議を開催いたしまして、そして免疫組織化学検査の結果もそれに加えまして専門家による検討を行い、当該のこの牛はBSEであるとの確定診断の結果を得たものでございます。 なお、この牛の特定危険部位は既に焼却されておりますし、肉類、内臓、その他、こうしたものも今後焼却処分にすることといたしておりまして、市場に出すことはございません。
それで、今回の場合、この検体のプリオン量が極めて微量であったために陰性となって、その後の免疫組織化学検査の方が感度の関係で陽性になったということも考えられるわけでございますが、今後の扱いといたしましては、こういったBSEの防疫の徹底とか牛肉の安全性の確保ということを考えますと、きのう厚生労働省さんの方で採用を決定いたしました迅速、早い検査法、こういったものを私どもも参考にしながら、その技術検討会の検討