2019-11-13 第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
このワクチンの承認に当たっては、実は、いろいろな審議の過程で、このアジュバントが自己免疫、体の中の免疫を大きく動かすからそれのフォローアップが必要であるという一点、強く指摘されております。そこで、承認されて以降、市場追跡調査というものを八年以内に行いなさいということも付加されておりました。
このワクチンの承認に当たっては、実は、いろいろな審議の過程で、このアジュバントが自己免疫、体の中の免疫を大きく動かすからそれのフォローアップが必要であるという一点、強く指摘されております。そこで、承認されて以降、市場追跡調査というものを八年以内に行いなさいということも付加されておりました。
○藤本国務大臣 免疫学の非常な権威でいらっしゃる自見先生でございますから、よく御存じでございますが、エイズというのは病気として非常に厄介な病気でございまして、免疫体を破壊をする。それによって人間の病気に対する抵抗力がなくなる。現在五百万人から一千万人の感染者が世界じゅうにいる。そのうち三〇%ぐらいの方々が将来患者になり、患者になれば、先ほど申されましたように、一〇〇%近い方々が死亡する。
、三といたしまして「免疫体や酵素などを含んでいる。」、四「病気にかかりにくい。」、五「授乳が簡単で、経済的である。」、それから六としまして「母と子の愛情の交流がはかれる。」というようなことを書いてある例もございます。
○説明員(福渡靖君) ただ、免疫体というのをどのように表現するかということば非常にむずかしいと思うんですが、免疫を持っているということをあらわす成分としては私はたん白質という表現でもいいと思います。
それは、初乳というのがなぜ大事か、なぜ大切か、すばらしいかというのは免疫体だということでしょう。たん白質や無機質が多いなんていういうのと免疫体だということとは別な問題だと思うんですね。私は、免疫体、これこそ母親の体の中にいるときには胎盤からこの免疫体をもらっていた。ところが、ひとたび外へ出て、そしてこの初乳を飲むことによって一切の免疫体をこの初乳の中からもらう、そして丈夫な子供になると。
しかし、そういう不逞な考えというものは、あなた方自身が核免疫体になってしまう。これが一番直りにくいのだ。結核の菌にしたところで、ペニシリンができた。それでも直らなくなってマイセチンができた。マイシンができた。これでも抵抗功をつけてきた。淋病の菌にしたってそうだ。ペニシリンに抵抗力を持ってきた。梅毒のスピロヘータにしてもそうだ。砒素じゃきかない。水銀じゃきかない。
そうしますと、このような投与形態でありますと、三つの型に対する免疫体を持つようになりますのはどうしても二回の投与を完了しないとむずかしいわけであります。二回の投与をやりますと、大体において九〇%以上の者は抗体を持つようになります。
それから動物実験ではチンパンジーとかあるいは普通のサルに受動的に免疫体を与えまして、それでさらにビールスをかけてどのくらいで麻痺を防げるかという研究もなされておりますが、この結果では少なくとも十倍に薄めた濃度で有効であるような抗体であれば相当強力なビールスを与えてやっても麻痺は防ぎ得る、そういうような学問的な裏づけがございます。
○多ケ谷説明員 私も正確な資料を持っておりませんけれども、大体の概念を御説明申し上げますと、ソークワクチンの場合には、ソークワクチンの二期が、つまり免疫体の産生能力によってずいぶん違うわけでございます。非常に優秀なソークワクチンでありますと、二回接種で大部分の八〇%以上のものが抗体を持つようになります。
中和抗体のあがり方が、一回目、二回目では、全体の百人のうち三十人か四十人しか免疫体ができない。そうして第三回目をやりまして初めて七〇%ぐらいに率が上がる。その間約八カ月から九カ月かかるのでありまして、その急激な防疫というのには非常に不向きであります。
これは生ワクチン研究協議会は一応昨年の三月に解散されましたが、解散するにあたりましても、厚生省に要望することは、このサーベイヤンスのシステム、それから疑似患者のほんとうの検査、そういったものを十分にやる、それと同時に、免疫体の持続ということをやはり厚生省の平常業務としてこれはやるべきである、そういうような要望をなされまして、その線に従って、現在でもそういう制度で行なわれているわけであります。
それと同時に、ある程度親からもらった抗体が残っておりますと、注射ですから、注射したワクチン自身がその親からもらった免疫体で中和されまして、それが抗体を呼び起こす作用を十分発揮し得ない。したがって、生後三カ月から六カ月の間というのは、ソークワクチンを注射しましても、これはほとんどきき目がないわけであります。
しかしながら、われわれもそういう実験をしておりますが、生ワクチンを飲ませて免疫体が上がりまして一年たちますと、幾らか中和抗体が低下いたします。それから、そのあとはわりに下がらないで、同じくらいの値を持続いたします。しかしながら、これは世界じゅうのデータ、つまり日本よりも生ワクチンを早く使い始めた国のデータを参考にいたしましても、まだ数年を出ておりません。
そういうふうに順序立てて考えてくると、たとい二%であろうとも、やはりヴィールスから球菌、球菌から桿菌というような、そういう二、三の例であろうとも、学説を国際的に唱えて、そのデータを揃えている者があるとするなら、それもことによっては有効であったとするならば、それによってガンというもののいわゆる免疫体を作ることもでき、あるいは薬種によって治すということができたら、人類のためにこれほど幸せなことはない。
ガン患者に対するいわゆる免疫ということは非常にむずかしいのでございまして、ガンがからだの中にあって免疫体ができるということは、今まで非常に困難とされておりました。そういうようなことで、非常にむずかしいのでありましょうけれども、そういったものができ上がれば、今後非常なガン予防になるんじゃないか、そういうような感がいたします。 それから、第三の対策でございます。
しかし、何といっても理想的には、最後に先生もおっしゃったように、免疫体にしてしまうということが一番いいことなんです。特にきのうあたり、おとといですか、新聞を見ますと、厚生省の発表ですが、最近の死亡率は脳卒中が第一で、第二がガンになっている。ガン、脳卒中で死んだ年令は、三十五才から五十五才、働き盛りの年令が圧倒的に多いわけです。
でもその点非常に重大問題でございますので、一昨年予防衛生研究所が詳細な試験をしたのでございますが、これによりますと、二回までの終了で、免疫に必要な最小限度の免疫抗体の生産量が四倍というのを一応最低の量にいたしておりますが、二回終わりましたもののうちの七五%が、この四倍量以上の免疫抗体に上がる、ただし二五%はそこまでいっておらぬ、こういう形でございまして、これに七カ月後の三回目をいたしますと、完全な免疫体
○説明員(尾村偉久君) 実は来年それをやるために約六万人、かなり全国的に広く六万人の血清検査をして、いわゆる免疫体の発生状況を見ようというので、六万人のそれに必要な抗原がまず必要でありまして、いいかげんな抗原でございますと、これはデータが何にもならぬ。それを予研でやるようにポリオ抗原の製造費を一千五百万円近く現に要求しております。これによりまして堂々と研究する。
○坂本昭君 一番問題点は、来年もやはり北海道に、はやるかどうかということで、そのために私は緊急に子供たちの免疫体の実況について、あらゆるビールス学者を動員して緊急調査をして、重点的に予防の区域をきめることが必要じゃないかと思う。そういうことについての具体的な対策はありますか。
○説明員(尾村偉久君) 第一に流行予測に必要な地方の免疫体の検査のための措置でございますが、これは来年度予算の中でビールス研究調査、試験調査に必要な経費といたしまして、各地方衛生研究所に補助を出すような、これは新規項目でございますが、これを計上いたしまして、相当な額になりますが、これを計上いたしまして提出しております。
一度流行が起きると、免疫体ができるからそう続けて同じ場所には起こらないだろう。言いかえれば、ある程度免疫体を調べたら、次にどこに流行が起こるかということの推定ができる。ところが、そういう調査の予算というものは全然組まれていない。そうしてまた、その全般的に何百万人分のソークワクチンを入れるとか、あるいはなま菌のワクチンを入れるとかいう点が議論をされているというこの点であります。
ジフテリアに対する疫学的な調査と申しますか、予防接種の実施状況、それから発生の年令別の状況、地区別の状況、それから免疫調査によりまして、特殊な調査によりまして、免疫の保有の程度というようなものを調べてみたのでございますが、そういたしますと、予防接種法を制定いたしました当時は、母親から免疫体を受け継いで持っている期間が相当長いというふうに考えられました。たとえば少くとも六カ月ぐらいはあるだろう。
免疫がない人は十分な免疫ができませんから、その場合にはトキソイドに明ばんを加えまして、そうして少量でも免疫体の上るような、精製トキソイドの明ばんワクチンを作ることによって、この副作用の問題も、それから免疫を作るということも両方満たせるんじゃないか、こういうふうに考えます。
○説明員(小島三郎君) 悪化するか悪化しないかにつきまして、先年戦争中ですが、瀬戸内海の阿多田島、種ケ島、そういう離島が一体過去においてどのくらい今のような免疫体を持っておるかということを調べました。あるいは本所、深川。そうしますと、阿多田島とか種ケ島とか、比較的交通の不便な所は、細菌の免疫抗体が少い。今度の流行がそういう所へ入りますと、おそらく相当悪化するだろうと思う。
○榊原亨君 また、くどいようでございますが、先生ももうよく御存じだと思うのでありますが、こういうワクチンの効果を決定いたしますには、免疫体がからだの中にできるかどうかという実験をやらなければなりませんし、副作用があるかどうかという実験もしなければなりません。
蝿によつて始終汚染されたものを食べているために、非常に身体の山に免疫体ができているということを大きな声でぬけぬけと言われているのを聞きますと、私たちは非常に考えさせられるのであります。この百万円というものはばつと使つてしまつては意味をなさない。日本の国は小さいけれども大きい分野において百万円くらいの金はもうどこに入つているかわからんと思いますけれども、それを集中するだけの気持がないのか。
栄養が低下いたしまして、体内の貯蔵蛋白が減少いたしておりまするときには、免疫体の産生が並行して低下するということは事実であります。戦後栄養が悪かつたときにおきまして、日本におきまして結核が急に蔓延しておるということも明らかなる事実であります。今日栄養が漸次好転いたしまして結核の死亡率が減少したということも事実であります。
人間においてもBCG接種者に人型結核菌の感染があつて、両方入つて来るという場合におきましては、これはBCGの効果が、まだいわゆる免疫体ができてないうちに人型結核菌が入るのでありますから、これは防ぎ得ないと思うのであります。併しながらBCBを接種したために発病を促したと言われるような例というもの、或いはそれを証明し得た例というものを、私どもは知らないのであります。
それと同じようにあれは反応でありますから、要するに免疫体と抗原との反応ですから、それがくつついておつても反応の出にくい人で、それは私いつもそう言つているのです。それがみんな出るようだつたらこれは人間じやない。生物反応というものは例外がある。