1975-03-28 第75回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号
○国務大臣(佐々木義武君) この実験の過程は、私、実はよく討論してませんけれども、実物大の実験はいまのお話のようにどこでもやっていないようで、また光線漏れ、放射線漏れの点は「レーニン号」等にも軽いのがあったやにも聞きますし、それは修理していまりっぱに御承知のように運転しておるわけでございますが、やはり実験の途上におきましては、こういういわば故障と申しますか、いうものがあるいは出る可能性もありますので
○国務大臣(佐々木義武君) この実験の過程は、私、実はよく討論してませんけれども、実物大の実験はいまのお話のようにどこでもやっていないようで、また光線漏れ、放射線漏れの点は「レーニン号」等にも軽いのがあったやにも聞きますし、それは修理していまりっぱに御承知のように運転しておるわけでございますが、やはり実験の途上におきましては、こういういわば故障と申しますか、いうものがあるいは出る可能性もありますので
光線漏れ、カーテンを通して光が漏れてくるような光線漏れがあったということであったわけであります。
もちろん、放射線漏れで、電気の光線漏れみたいなものでございまして、放射能が表に飛び出しているという、いわゆる放射性物質が表に出るというような、そういう問題ではございません。
○国務大臣(森山欽司君) 放射線はいわば電気の光線漏れみたいなものでございますし、あなたの言うような放射能とおっしゃると、放射性の物質が表に出て、汚染というようなことばを使ったり、死の灰とかいうことばをお使いになりますが、そういう心配はないわけでございますから、この際は放射線ということばでやったほうが正確な表現だというふうに私は考えておるわけであります。
事柄の中身は、御案内のとおり放射線漏れでございまして、これは放射性物質が表に出るという事態ではなくて、放射線が漏れた、いわば光線漏れのようなものでございます。 漏れました内容につきましては、約〇・二ミリレントゲン程度でございまして、その上で一日八時間ぐらい仕事をして一年間やりましても、総量は胃のレントゲン程度のものでございます。
○石野委員 長官、長官はたびたび光線漏れと同じで、放射能、放射性物質が漏れてはいないのだ、こうおっしゃるのですよね。確かに外へ漏れているのはそうでないんでしょうが、この炉の中で出ておる中性子が多量になりますれば、それがほかのものに当たって、そしてガンマ線等というものになって放射線になって出てくるのでしょう。