1988-03-23 第112回国会 衆議院 商工委員会 第5号
例えばとして一つの例が挙げられておりますが、八二年八月、米国写真・光学技術者協会、SPIE総会へ国防総省が介入をした。発表予定の六百二十六の論文のうち百五十以上が発表の差しとめを食らったということが、ここで伝えられているわけであります。
例えばとして一つの例が挙げられておりますが、八二年八月、米国写真・光学技術者協会、SPIE総会へ国防総省が介入をした。発表予定の六百二十六の論文のうち百五十以上が発表の差しとめを食らったということが、ここで伝えられているわけであります。
あるいはそれを含めた光学技術全体、例えばミラー衛星のミラーというのは日本からたしか輸出したはずです。こういったような技術、そういうものがやはり日本としてはすぐれた技術を持っているわけなんで、恐らく対象となってくるのはそういったような分野がSDIのアメリカ側の要望としての対象になってくるんじゃないか、研究開発を要望されるんじゃないか、こういうふうに思うんです。
レーザープロセシングも、レーザー技術のいいことと、それから日本は光学技術とかエレクトロニクスの技術にすぐれておりますし、物性物理の研究、半導体の研究も進んでいたというようなバックグラウンドもありまして、大変高い水準にあります。レーザーの分光学的研究というのも日本では早くから行われましたし、現在でも非常に広い範囲の人たちが関与して、世界で認められるような研究が幾つも出ております。
そのようなマーケットの開発をするのにレーザー技術はいろいろな光学技術とかエレクトロニクス技術あるいは物性の物理学というものを基礎にしておりまして、そのような分野に微細加工というようなことも含めて日本は非常にすぐれた歴史や能力を持っている研究者、技術者が多いわけで、したがってこの開発というのは、とにかく世界に新しい分野を開いていくような開発が日本でできるようなものだというふうに概括的に言うと言えると思
ソ連の中で出願されております最も多い技術を順番に申し上げますと、一番最初は測定とか試験とかあるいは光学技術等、こういうものが最も多うございます。その次に金属加工技術が二番目でございます。三番目は電気、電子回路部品あるいは発電とか変電技術、そういうものがございます。それから、第四番目は工作機械、プラスチック加工技術というようなことでございます。その次に混合・分離技術というようなことがございます。
その回答の内容を見ると、「旧式の設備を電子光学技術時代に対応するものに取替える……」「旧い機能を新しい機能に更新することで現在の通信機能の使命(目的)を変更するものでない」「旧い機能のアンテナは更新したアンテナの機能が正常に作動していることが確認できた段階で撤去する」こういうような回答になっているわけであります。
こういう状態などを総合いたしますと、将来光学技術者というものが相当なくなるのじゃないかと思いますが、ここで先ほども申し上げました光学情報処理というような訳語がついておりますこういう新しい分野、これが今後重要な問題になってまいります。