1979-04-26 第87回国会 参議院 大蔵委員会 第15号
○政府委員(田中敬君) 前回の改定のときにも御説明を申し上げましたが、市場実勢が〇・八ぐらい開いておったのを〇・四埋めた、その〇・四残りがあったというふうに客観的な数字では見えますけれども、しかし、その残った方の〇・四というものは、これは市場実勢というよりも先高金利感その他あるいはまた六・一という非常に低クーポンに対する抵抗感というようなものがあったためでございまして、実勢というものは恐らく〇・四あるいは
○政府委員(田中敬君) 前回の改定のときにも御説明を申し上げましたが、市場実勢が〇・八ぐらい開いておったのを〇・四埋めた、その〇・四残りがあったというふうに客観的な数字では見えますけれども、しかし、その残った方の〇・四というものは、これは市場実勢というよりも先高金利感その他あるいはまた六・一という非常に低クーポンに対する抵抗感というようなものがあったためでございまして、実勢というものは恐らく〇・四あるいは
そういう要因がございます上に、先般二月の初旬以降、景気よりも物価というようなことが言い始められまして、いままでは単なる金利の底打ち感というものだけであったのに対しまして、先高金利感、全面的金利改定があるのではないかというような心理的要因がそれに加わったものと思っております。