2014-10-16 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
少なくとも、先行き景況感が間違いなくこうなる、こうやって経常利益がこれだけ増えている等々、いろんなしかるべき生産性が上がった等々の理屈がないと、少なくとも、ボーナスで何となくということはあり得ても、ベア、ベースをアップさせるということはなかなか難しいというのが当然のことなんであって、今言われたような形で、なかなか企業によって、その経営者の判断にもよるでしょうけれども、やはりいま一つ先行きが見えていない
少なくとも、先行き景況感が間違いなくこうなる、こうやって経常利益がこれだけ増えている等々、いろんなしかるべき生産性が上がった等々の理屈がないと、少なくとも、ボーナスで何となくということはあり得ても、ベア、ベースをアップさせるということはなかなか難しいというのが当然のことなんであって、今言われたような形で、なかなか企業によって、その経営者の判断にもよるでしょうけれども、やはりいま一つ先行きが見えていない
また、設備資金にいたしましても、長期資金というものは、金額の点におきましても、またこういう先行き景況が見通しの困難な場合、リスクの点でも、組合員を通ずる転貸融資にはなじまない場合が多いわけでございますので、こういう場合には構成員貸しは必ず組合の承諾をとるということを前提にいたしまして構成員貸しもいたしておるような次第でございます。 以上でございます。
ただ、いま申し上げましたように、企業の先行き景況観いま一つ盛り上がりを欠き、さらにやや心理的には弱気に傾いているというふうに判断されましたので、この際公定歩合の再引き下げを行いまして、景気のより確実な回復に資することが必要であるというふうに判断したわけでございます。
しかし、日銀総裁は、四月十一日、全国の支店長会議を招集しまして、ここで言ったことは、企業の設備投資や個人消費の盛り上がりに欠け、企業の先行き景況感に明るさが見られない、こう明快に言っている。明るい明るいと言っているのは政府だけではなかろうかというふうに今日考えざるを得ないのであります。
この結果、資金需要の内容も支払い条件の悪化、原材料不足、物価高騰に伴う増加運転資金、減産、滞貨の手当資金など、もっぱら運転資金に集中しており、設備資金需要は、先行き景況の見通し難もあり、引き締めの浸透とともに減退の一途をたどっております。
一方、設備資金需要につきましては、質量両面にわたる融資規制と、先行き景況の見通し不安もあり、設備投資意欲は鎮静化しております。 次に、こうした環境下における最近の相互銀行の融資動向について御報告申し上げたいと存じます。