1947-09-19 第1回国会 参議院 文教委員会 第8号
定時制の高等學校につきましては、從來の高等學校に囚われることなく新らしい構想の下に發足したいというので、私共非常に苦心を重ねて來た次第でありまして、今の先生方の御意見につきまして非常に心強く感じた次第であります。先程勤勞者に就學の機會を與えるようにというお話がございまして、現在こういう事實がありますので御報告申上げます。
定時制の高等學校につきましては、從來の高等學校に囚われることなく新らしい構想の下に發足したいというので、私共非常に苦心を重ねて來た次第でありまして、今の先生方の御意見につきまして非常に心強く感じた次第であります。先程勤勞者に就學の機會を與えるようにというお話がございまして、現在こういう事實がありますので御報告申上げます。
この九十余名の人々と先生方、保姆さん方、百名前後の人々が正に一心一家一つの心となりまして、兒童を育成しているには驚かざるを得なかつたのであります。宗教家である山下氏が宗教の全体のいいところを活かしまして、絶対の愛に立ち上つて、算盤を度外視して、そうして廣島市竝びに全國の戰災兒を育成しておられるのであります。
それから今一つ感じましたことは、いい設備の中にも惡い設備の中にも、この先生、お母さんといわれる、お父うさんといわれる方は、京都の方ではつまりこの先生方が家庭で以て中に住み込んでいらしやる。その住いも子供と半分々々になつております。これは人間の良し惡しということでなくて、こういう仕組になつておる所が京都以外にも随分全國にあつたと思つております。
先生方が宗教に對する一般的な正しい認識をもたないために、どうしても自分の信ずる一宗一派に偏することになります。従来各學校当局者が、宗教的情操教育を取入れることをためらつたおもなる原因の一つは、ここにあつたのであります。こうした點から申しましても、教員たらんとする者には、あらかじめ宗教一般に對する正しい理解をもたせることが、きわめて必要であります。
また先生方もそれに對する資格が必ずしも十全であるとは申されませんので、殊に新しい日本といたしましては、十分に重きをおいて考えていかなければならぬと存じております。
またそうであるとしても、法律としてそれがどこまで維持できるものかということについて、私などそのときまだかけ出しでありましたが、大先生方の議論がどうしても一致しない。いろいろやかましかつたのでありますが、しかし一番初めからたれ一人異議なく一致したのが、家事審判所の問題であります。今の制度でわが國古來の醇風美俗に副わざるものがある。
今日の先生方も、おそらく、半分以上は、もう從來の考えは精算されて、新しい方向に向い——半分以上というよりは、もつと多いと思います。ただ、中には多少地朴につては古い考えがまだ殘つておる人もありますので、これは非常に殘念なことであると思います。
これが眞に思想轉換をいたしまして、農村文化中心になつて、中央と呼應してやつてくれますならば、新生活運動なり、いわゆる平和革命なりが完成すると思うのでありますが、この學校の先生方、長い間の師範教育その他文部省のいわゆる國體の本義的教育を受けた連中が、今現に職に在つて活動している状態でありまして、この先生方の思想を脱皮させることが、私は重要問題だと思うのであります。
○公述人(増田シズ君) 先刻より先生方からいろいろお意見がございましたようですが、私は家庭の主婦の立場より少し申上げて見たいと思います。今までの刑法は男にだけこの姦通罪が適用されていたようでありますが、これは男尊女卑の点からではなくて、日本の家族制度から來た男系の男子というような点から母体の尊重を意味してこういう刑法が定められていたものと考えられるのでございます。
○委員長(伊藤修君) 質疑はこれで打切りまして、委員会を代表いたしまして諸先生方に厚くお礼を申上げます。お暑いところを長時間に亘りましていろいろ御高説を承わりまして、法律審議の上におきましていろいろ参考になることを、関係事項についてお伺いしたことを厚く感謝いたします。本日はこれにて散会いたします。明日は午前十時から続いて開会いたします。 午后三時三十分散会 出席者は左の通り。
これはお四人の御先生方でお相談なさらずに、思い思いに、御答弁お願いたいと思います。女性の嫉妬深い疑い深い人が、何でもかでもすぐに訴えるようになつて、事件が殖えますでしようか、それともやはり姦通罪を廃しても殖えませんでしようか、私共審議いたします上に非常に重大なる参考になりますので、伺いたいと思います。
私どもが見聞きいたしますところでは、そのために学童は非常に喜んでくれますけれども、先生方は非常に苦労しておられるというのが現状と思うのでございます。私ともは以上申し上げましたような考え方で、できるだけこれを恒久的な仕事としてやつていきたいという方針で、これからますます努力をしてまいりたいと考えております。
これは大學、高等専門學校等の優秀なる研究者であり、かつ教育に熱心なる方々のところへ、この科學教育研究室を設けまして、そうしてその熱心なる大學、高等の先生方と小・中學校の先生方を直結する。まず三箇月ないし六箇月、大學の先生の研究室へまいりまして、そうして科學の雰囲気に浸り、科學の實験を自らやり、あるいは先生の手傳いをする。
この注意力が非常に少いので先程外國の話もありましたが、私も外國に行つておりましたが、手を洗う外一番感心したのは小学校の先生方が子供に午睡をさせます。日本の小学校の先生は午睡時間にはどうかというと、皆外へ行つております。私が行きまして、隈なく見ましたら、午睡する学生の傍で先生はじつと座つて見ておられる。その子供がねないで動けば、あと保健婦さんに見さして、どつか身体に故障がないか。
國家ももちろんのことでありますが、地方団體、先生方、父兄、子供その他一般の國民が、新しい教育制度の重大性を、殊に新日本建設において占める地位の重大性を十分に理解いたして、國民のすべてが協力してこの制度を守り立つていくようにしていただかなければ、所期の目的は達し難いと思います。
また民家がないので、お寺の暗い本堂でやつており、葬式があれば、よそへ移らなければならぬという所もありまして、まことに先生方にも父兄方にも、殊に子供たちにも、気の毒にたえないものがあるのであります。
而もこれらのものを見まするとき、私当面の責任者といたしましては誠にお氣の毒に思うのであるが、先生方も生徒もこの間に立つて一生懸命に勉強しておられるのを見まして、本当に心強く思つておるのでありますが、併しこれではならんと私共も存じておりまして、あらゆる努力をいたしたいと思つておるのでありますが、何分にも日本の財政状態というものがこれらの不完全を補う完全な状況を持つて來ることに非常な支障が存しておることも
(拍手)私どもは、さらにこの窮状をよく考えまして、この子供たちのために、先生方のために、父兄のために、できるだけのことはいたさなければならぬと思う。殊に寒さに向いますれば、これらの子供たちの、窓のない、雨の漏る状態では、まことに困るのであります。また新しい学年が來年始まりますが、さらにこの二部教授と仮教室が殖えていくのじやないか。