1979-03-27 第87回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
それは、サリドマイドの問題でいろいろ調査されたわけでありますが、その認定から外れたと言っては語弊がありますが、それに似通った先天性四肢障害児の問題等について、厚生省として今日までどういう取り組みをしてきたのか概括的にお伺いしたいと、こう思うんです。
それは、サリドマイドの問題でいろいろ調査されたわけでありますが、その認定から外れたと言っては語弊がありますが、それに似通った先天性四肢障害児の問題等について、厚生省として今日までどういう取り組みをしてきたのか概括的にお伺いしたいと、こう思うんです。
先ほど目黒議員からもいろいろと質疑がありましたけれども、この先天性四肢障害児の問題、これも非常に大きな問題、ぜひその基本問題検討委員会の一つの課題として御検討いただきたいということをお願いしたいと思います。いかがでございますか、一言で簡単にお答えをいただきたいと思います。
○目黒今朝次郎君 これはサリドマイドの問題があったことも、あると思いますが、五十年の八月三十日に、こういう先天性四肢障害児を持つ親御さんたちが集まって、父母の会を八十名程度で発足したことは御存じだと思うんですが、その後今日まで何回ほどこれらの方々の代表とお会いになっていますか。
先天性四肢障害児の父母の会の代表である野辺明子さんの言葉でございますが、「最近にわかに国際児童年という言葉がマスコミに登場し、雰囲気だけは浮き浮きとして何かが起こりそうです。しかし、お祭りが仕掛けられ、終わった後の広場はごみの山では困ります。」
○政府委員(竹内嘉巳君) 先天性四肢障害児の問題というのはいつごろからと申されましても、私どもといたしましては、児童福祉法以前の問題として当然厚生省発足以来こういう問題については対応してこなければならなかったことでもあるし、そういうふうに理解をいたしております。
○政府委員(竹内嘉巳君) 現在先天性四肢障害児の場合、これは特別児童扶養手当で、障害度に応じまして特別児童扶養手当の支給対象となっておるわけでございます。
○下村泰君 そうしますと、いま現在、先天性四肢障害児というものの完全な実数というものは把握していらっしゃらないわけですか。
ですから、こうした先天性四肢障害児に対しては、国としてはどういう対策をとっていかれるか。現に生まれていらっしゃるそうした障害のお子さんに対する救済をどうするか、また、原因がわからないのですから、そうしたことを防止していくためにどういう方策をとるか、そういうような点についてお尋ねしたい。
先天性四肢障害児の問題でございますが、先天性四肢障害児の福祉という観点から、心身障害児対策という中で研究を含めまして在宅対策、施設対策を通じまして総合的な推進を図っておるところでございます。
先天性四肢障害児につきましては、確かにそういった難病としては指定はしてございません。しかしながら、いろいろと福祉の手当もあり、医療の手当もあるわけでございまして、難病に指定していないというのは、特にその病気に限って調査研究をしていないということではないと思うのでございますが、子供の方の発達障害の研究というのは児童家庭局でいたしております。
○貝沼分科員 どうでしょうか、大臣は長い問厚生省におられて専門家中の専門家でありますが、こういう先天性四肢障害児を持たれた親に直接会って意見を聞いたことはございますか。
それから、時間が迫ってまいりましたので次の質問に移りたいと思いますが、これは先天性四肢障害児の問題であります。