1951-05-17 第10回国会 衆議院 外務委員会 第16号 しかしながら国として存在する以上、独立する以上、自衛権のない国は想像ができないところでありますから、自衛権はいかにしても充実しなければなりませんが、これは国情に応じての話で、国力不相応の軍備を持つということは、やがてみずから倒るることになり、その先例太平洋戦争前の日本の軍備にかんがみても明瞭であると思います。 吉田茂