2020-02-12 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号
今、イラン原油は市場に三十万BD程度しか、もう細々としか出ておりませんので、この先イランの原油がどうなるのかと、市場にどれぐらい出てくるのかというのは実は余り価格には影響しないんだと思います。しかし、イラクに至っては四百万BDぐらいを今出しているわけでありますから、ここに大きな変更が生じた場合に、これはまた別の意味で需給関係に大きな影響を及ぼすことになろうかと思っております。
今、イラン原油は市場に三十万BD程度しか、もう細々としか出ておりませんので、この先イランの原油がどうなるのかと、市場にどれぐらい出てくるのかというのは実は余り価格には影響しないんだと思います。しかし、イラクに至っては四百万BDぐらいを今出しているわけでありますから、ここに大きな変更が生じた場合に、これはまた別の意味で需給関係に大きな影響を及ぼすことになろうかと思っております。
石油の問題は、やはり国との関係がいろいろありますから、私はこれから先、イランとかイラクの戦争とか、この辺の世界のそういう情勢というものが非常に将来に影響を与えるだろうと思います。そのことに対して政府としてはどのように分析しておられるのか、将来に対して、その問題をまず第一点お聞きしたいと思います。
どうしてもそこは戦争のない地域に、あるいは作業員が安心して働ける場所に保証してもらいたいというようなところでまだ交渉し合っているように聞きますが、問題は、これから先イラン石油化学の問題も含めてでありますが、今度行きましたクウェートで、われわれは原油の輸出から製品輸出に切りかえる、そういうことを言って、事実製品輸出工場が完成しつつありました。