1981-09-08 第94回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号
今度の災害によってたんぼが冠水した、そのために規格に外れるような米が出てくるだろう、その特例規格外米の買い入れについて価格を決定するようにということの質問に対して、先ほど収穫が終わって必要があればその価格を決めるということだったが、これはだれの必要によって決めるのか。政府の必要かな、それとも住民の皆さんの必要なのか、これが一つ。
今度の災害によってたんぼが冠水した、そのために規格に外れるような米が出てくるだろう、その特例規格外米の買い入れについて価格を決定するようにということの質問に対して、先ほど収穫が終わって必要があればその価格を決めるということだったが、これはだれの必要によって決めるのか。政府の必要かな、それとも住民の皆さんの必要なのか、これが一つ。
それから、先ほど収穫期の話がありましたけれども、通常いうところの圃場乾燥期間、この通常とは一体農林省ではどういうふうに見ているのですか。
もう一点、これに関連してお聞きしておきますが、先ほど収穫量が安定するまでの期間はこれを認めない、すなわち除外する、こういう説明がございましたが、すなわち需給のバランスがとれるまではやめない、こういうことだと思いますが、生産調整にしても五年間の期間をめどに立てておりますが、それらの点を踏まえてその見通しはどういうふうに局長のほうでは考えておりますか、お伺いしておきます。
ちょっと話は横にそれますけれども、私、先ほど収穫を上げる、土地を利用することは、農民の権利であり、義務であると申し上げたのでありますが、実はこれは日本で直ちにやるという意味じゃありませんが、お聞きいただきたいことは、私は林業というものも農民の収益の中に見て、林業経営がなされることが、土地の面からいきますと、理想だと思います。その前提は農業経営が安定しなければ、食糧増産は期せられないと思います。
なお先ほど収穫皆無の問題に関連しまして、九分減収を固執するかどうか、端的に言うとそういう御質問でございましたか、その点につきましても、いろいろ皆様の御意見もございまして、私どもといたしましても、場合によりましてはこれを若干緩和することも実は考慮いたしておるわけでございます。それらの点全体にわたりまして、なお総合的に検討いたしておる最中でございますので、御了承いただきたいと思います。