1979-05-26 第87回国会 参議院 内閣委員会 第11号
一九五〇年に参議院の文部委員会で、元号廃止についての是非について三度にわたって公聴会が開かれたことがありますが、そのときの公聴会の結果は、廃止に賛成が八〇%、反対が二〇%という数字になってあらわれていたと記憶いたしております。
一九五〇年に参議院の文部委員会で、元号廃止についての是非について三度にわたって公聴会が開かれたことがありますが、そのときの公聴会の結果は、廃止に賛成が八〇%、反対が二〇%という数字になってあらわれていたと記憶いたしております。
それは当時参議院で元号を廃止するかどうかについて今日と似たような公聴会が行われまして、宮澤教授は、そこでは元号廃止、西暦一本化に賛成の意見を述べておられます。そして学術会議でなぜ反対されたかと言いますと、こういうふうに述べておられるのであります。学術研究上元号が不便だから使わないということは自由であって、学者は多く西暦を使っている。別に西暦を使っても悪いことはないのであります。
一時期そういった元号廃止をしようという国会論議もあったのですが、さたやみになって、一九六一年、昭和三十六年のころ、池田内閣は公式制度連絡調査会議を設置して、元号を初めとして国旗、国歌に関する検討機関を設けた。
逆に「どちらかといえば廃止した方がよい」というのと「廃止した方がよい」という「ふたつを足した元号廃止派は約三〇%をしめるにすぎない。要するに元号制度は、学生諸君のあいだでも存続を支持する割合が高く、廃止論は存外に不人気だ」ということが指摘をされております。
針道村中学校等校舍建設費国庫補助に関す る請願(大内一郎君紹介)(第七四六号) 二九 昭和二十六年度教科書製造資金融資に関す る請願(坂田道太郎紹介)(第七九一号) 陳情書 一 文化財保護委員会委員人選に関する陳情書 (第三四号) 二 六・三制校舍整備費増額の陳情書 (第四一号) 三 六・三制校舍整備費に対する国庫補助継続 の陳情書外二十三件 (第四六号) 四 元号廃止
七月二十日 文化財保護委員会委員人選に関する陳情書 (第三四号) 六・三制校舍整備費増額の陳情書 (第四一号) 六・三制校舍整備費に対する国庫補助継続の陳 情書外二十三件 (第四六号) 元号廃止、西暦採用に関する陳情書外一件 (第六四号) 六・三制校舍整備費に対する国庫補助継続に関 する陳情書外四件 (第六五号) 標準義務教育費確保に関する法律制定の陳情書 外四十一件
その要旨は、元号廃止のうわさがありますが、わが国の元号は、わが民族の生活に深く直結侵透しておるものであり、次の理由と相まつて、はなはだ重要なことであるから、従来通り元号は存置されたいというのであります。 わが国の元号は、すでは千三百年の伝統を持つております。世界を通じて独自の元号を持つ国は、日本が唯一の国であります。元号は王道政治の徳政の連続の衆徴であります。
○佐藤(重)委員 元号廃止に反対の請願でありますが、一体こういうことを参議院の議員たちが発表したとかなんとがいうことそれ自体が、とんでもないことだと考えるのです。もし法案とでもなつたならば、ござんなれ、一戰交えてやろうと覚悟しておつたわけでありますが、先手を打つて愛国者のりつぱな神道方面の人の請願が出たので、胸をなでおろしたわけであります。
○剱木政府委員 元号廃止の問題につきましては、請願の中にもございましたように、参議院でそのことについて多少研究されているということを聞いておつたのでございますが、なおこの問題につきましては、もちろん文部省といたしましても、十分愼重な態度で研究して参りたいと思います。しかし廃止もしくは存置の御決定につきましては、もちろん国会におきましても、十分御検討いただくことと考えておる次第であります。
従つて一世一元の元号廃止の場合も、相当長い間併用時代があることは止むを得まいと考えます。従つてその後の処置としましては、新らしく日本の歴史を発刊いたします場合とか、或いは官公の印刷物の場合とかは正しく妥当なことでございますから、率先して西暦のみに従うべきではないかと思います。そうして同時に、他方一般には併用時代を黙認して行くべきではなかろうかと思います。
○三島通陽君 言葉尻を捕える気持は毛頭ございませんが、先程どなたかの御欠席の方の御意見を專門員が読まれた中に、元号廃止問題云々を取扱うのば少し馬鹿なことだというようなお言葉があつたようでございますが、併しこれは皆様よく御承知だと思いますが、今法律的に元号の問題がブランクになつているから、むしろこれは国会としてもこういうものをはつきりさして置かなければいけないというので、私共も研究をやつているわけなのでありますが
○参考人(安藤正次君) 私は結論におきましては元号廃止に賛成のものでありますが、私個人の意見を申述べますに当りまして一言御了承を得て置きたいことがあります。