1998-03-17 第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
いずれにしても、今既に償還が需要額に算入されておるものとか、既に発行されてもう償還段階に入っているものについての償還方法を、交付税の計算上、そこのところを変えようというつもりはもちろん毛頭ございませんで、これからそういう実態を常に踏まえながら、新しく借り入れするものについて、なるべく標準的なものに近い算入の仕方にしていきたいというふうに思っております。
いずれにしても、今既に償還が需要額に算入されておるものとか、既に発行されてもう償還段階に入っているものについての償還方法を、交付税の計算上、そこのところを変えようというつもりはもちろん毛頭ございませんで、これからそういう実態を常に踏まえながら、新しく借り入れするものについて、なるべく標準的なものに近い算入の仕方にしていきたいというふうに思っております。
また、過疎地域につきまして今回代行制度を御提案いただいているのでございますが、とりわけ建設費の国庫補助につきまして、また起債につきましての償還段階の交付税措置等につきまして非常に手厚い保護措置が講じられておりますので、維持管理段階になってまいりましてから住民の負担が過重になるということのないように措置されていると考えております。
こういう状況の中で、消防力の強化拡充ということは大変必要な分野であると私どもは認識いたしておりますので、その実施をどうするか、そのための財源をどうするかということでいろいろ検討を重ねてまいりましたけれども、財政局の協力をいただきまして、地方財源をできるだけ積極的に活用してこれを実施していくという方法を、主として起債を中心にいたしましてその元利償還段階において交付税措置を講ずるという手法を講ずることによりまして
また、国が借金する段階では建設国債、特例国債を分け、特例国債は臨時非常の処置であるという政府の主張は、償還段階では完全に消えているのであります。政府の立場を貫くためには、当然発行から償還までの国債管理は両国債を厳格に区別すべきであります。そしてその実情を毎年度の予算、決算で国会と国民に報告するのが政府の責務であります。
第三は、国が借金をする段階では建設国債、特例国債と分けられ、しかも、建設国債は資産の裏づけのある健全な国債、特例国債は完全に歳入不足を補てんする国債で警戒を要する国債といった政府の区分けは、償還段階では完全に消えております。建設国債と特例国債が異質なものであるとする政府の立場を貫くためには、発行から償還まで国債管理の全過程を通じて両国債を厳格に区別すべきは当然であります。
それが償還段階に入るととたんに不振地区になる。この辺、基本的に、開拓営農の形、開拓そのものの形に思い切った処置が要るだろうと思いますが、これは予算には出てきておりませんから、農林大臣に今後の覚悟のほどをお示し願いたいと思います。無理な注文はしませんけれども、そういう新しい方向で開拓を進めるようなお覚悟があるかどうか、お聞きしておきたいと思う。