2000-05-08 第147回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号
厚生省の年金担保融資の返済の場合に、全額返済ということがあって、現在は年金の一・五倍まで借りられるんですけれども、返済途中に収入がなくなって生活が苦しくなるというのを防ぐのがねらいで、新規融資の場合から全額返済から半額返済まで選択制を認めるというシステムが導入されて、むしろ償還予定表を利用者に送付するサービスを開始したという形ですらあるわけです。
厚生省の年金担保融資の返済の場合に、全額返済ということがあって、現在は年金の一・五倍まで借りられるんですけれども、返済途中に収入がなくなって生活が苦しくなるというのを防ぐのがねらいで、新規融資の場合から全額返済から半額返済まで選択制を認めるというシステムが導入されて、むしろ償還予定表を利用者に送付するサービスを開始したという形ですらあるわけです。
現実に、「減税補てん債元利償還予定表」というのも柏市の方からいただいたのですけれども、九五年度分の減税分に相当する減税補てん債は十年間、まず利息だけ払って、十年後にまた同額を借りかえる、こういうようなテクニックまで使っているようであります。これはもう大変な努力をしているわけであります。 地方自治体は、このように本当に苦労しているのですが、継続的に行財政改革に取り組まなければならない。
その御結論をいただきまして、その後私どもといたしましては昭和四十一年度以来、予算書にそういう意味での年次別の償還予定表という形での償還計画をお出しいたしまして、そして予算の御審議を仰いでまいったところでございます。
さらに、その財政展望以後の六十年代の償還の事態につきましては、先ほども申しましたけれども、当予算委員会におきまして昨年から、前提をいただきまして、将来の償還の見通しにつきまして具体的な資料をお出し申し上げているところでございまして、本年につきましても、昨年と同様の前提で計算をするということでお許しいただけるのでございましたらば、そのような、昨年のような償還予定表をお出し申し上げる用意がございます。
その内容といたしましては、交付税特別会計の借入金につきましては、五十年度から五十二年度までの借入金の償還条件、これは二年据え置き後八年償還でございまして、そういうことで五十三年度以降の借入分の条件が五年据え置き後十年償還となっておりますのよりも厳しくなっておりまして、この償還予定表どおりにやりますと今後の国、地方の財政再建の最も重要な時期に多大な負担をもたらすということでございましたので、今回の措置
政府の償還計画が単に償還予定表にすぎない事態のもとにおいてはこの点は特に重要であると言わねばなりません。しかるに本法案は、財政法の第六条第一項を適用せず、償還財源確保の原則に反するものであり、認めることはできないのであります。 第二は、本法案が赤字国債解消の方針に反する点であります。
ただ年度別の償還予定表を出せば予算審議の参考になるのでこれを出していると、そんなものじゃありません。大臣、よく事務当局にお聞きになってみたらいい。四条二項、これを制定したときの事情、それから、二十八条の中になぜ公債の償還計画を国会に出さなきゃならぬと義務づけたか、そのときの経過があるわけですよ。また、そういう資料もありますよ。あるのです。償還計画というものは、ただこんな、期限が来たら償還しますと。
そういう区別もあるわけでございますし、それから従来、先ほど大臣おっしゃいましたように、公社法なりあるいは特別会計等におきます「償還の計画」というのは、償還年次表、償還予定表ということで、ずっと国会の御審議も願っておりますし、それで解釈が統一いたしておるわけでございますから、したがって、審議会のほうといたしましても、この償還の計画は、そういう意味で償還の財源計画を出せというほどの規定ではない。