1973-05-11 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第25号
○磯崎説明員 借金を返しまして、そして償却費を計上して一応とんとんになるという、借金を返す期間だけはまだあれでございますが、三十九年からでございますから、あと償却未済額が二千七百億円程度でございますから、三千七百億の全額回収ということは要らないわけであります。
○磯崎説明員 借金を返しまして、そして償却費を計上して一応とんとんになるという、借金を返す期間だけはまだあれでございますが、三十九年からでございますから、あと償却未済額が二千七百億円程度でございますから、三千七百億の全額回収ということは要らないわけであります。
この結果といたしまして、海運企業は金融機関並びに造船会社に対し膨大な借金をかかえ、また、償却未済額も逐年増加し、配当のごときはほとんどすべての会社が戦後一回もこれを行なうことができないという、まことに惨たんたる状況に陥っているのであります。
わが国海運企業のほとんどすべてが、戦後いまだ一回だに配当を行なうことなく今日に至り、現在金融機関への返済滞り金約八百億円、造船所への支払い滞り金約四百億円、普通償却未済額約八百億円というみじめな姿を示しておりまするのが日本海運の現実であります。 海上輸送は、船型の大型化、船舶自動化の急速な進展によって、今やまさに革命的変革を遂げつつあり、国際海運競争はいよいよ熾烈化の一途をたどりつつあります。
特に計画造船を推進してきましたけれども、現在海運会社の借入金が、残高は二千五百億円、減価償却未済額の累積が六百二十億円に達しております。このような膨大ないわゆるマイナスの累増であっては、将来の海運界というものははなはだ心細い。これに対してどういうふうな対策をとっておられますか。御方針を承りたいと思います。
運輸省所管予算につきましては、外航船舶建造融資利子補給に要する経費三十一億円には、第十二次造船以外の分が含まれているのか、また第六次造船から第十一次造船までの利子補給額に見合う融資総額、償却未済額はどのくらいか、また造船に利子補給をしなくともよくなる時期はいつごろになる見通しか等の質疑がございましたが、これに対しましては運輸省当局より、利子補給の予算の中には、第六次より第十一次までの分と、第十二次の