2006-03-29 第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
例えば、学校施設の活用が十二分にされていないというのが公立の小学校及び中学校の学校施設並びに入居者のいない僻地教員、僻地という言葉は余り好きじゃないんですけれども、教員宿舎等について、活用されていなかったり転用されていない、不適切であったというものが二百十九億円ですね。
例えば、学校施設の活用が十二分にされていないというのが公立の小学校及び中学校の学校施設並びに入居者のいない僻地教員、僻地という言葉は余り好きじゃないんですけれども、教員宿舎等について、活用されていなかったり転用されていない、不適切であったというものが二百十九億円ですね。
その二は、廃校等施設及び僻地教員宿舎の有効活用等に関するもので、小中学校の学校施設や僻地教員宿舎を整備する市区町村など設置者に対し国庫補助金が交付されておりますが、国庫補助金の交付を受けて整備した廃校等の学校施設及び入居者のいない僻地教員宿舎について、施設が全く活用されていなかったり、転用に当たりその手続が適切にとられていなかったりしていたと認められました。
長崎県は僻地、離島が多いということで、私どもは、従来国のレベルといたしましては、僻地教員住宅につきまして地方公共団体が建設を行います場合に通常二分の一、それから過疎、離島、豪雪地帯等については三分の二の補助率で補助を行っておる次第でございます。それから、あわせて公立学校教職員共済組合が地方公共団体にそういった住宅の建設資金を融資するなどの制度もあるわけでございます。
したわけでありますが、現在の姿としては、三学級の中学校におきます教員の配置数は校長を含めて八名となり、四学級で八・三名、五学級で九・三名、こういう数になりますので、もちろんそれぞれの教科の担当時間数等が異なりますから必ずしも画一的に各教科一名ずつというわけにはまいりませんけれども、われわれの今後の努力としては、できるだけ教員の担当教科別の適正配置ということを指導してまいることによって、もう一面からこの僻地教員
○犬丸(直)政府委員 僻地教員住宅の点の御質問でございましたけれども、五十一年度には六百十七校をつくっておりますけれども、五十二年度におきましても、この充実を目指しまして六百二十七校を予定しております。
○諸沢政府委員 簡単に申し上げますが、僻地の教員に対しては、御承知のように、本俸について八%から二五%までの僻地手当、あるいは新たに僻地に参ります場合の赴任手当、それから僻地に多い多学年学級担当教員手当、あるいは全国的にほぼやっておりますが、僻地教員についての特別昇給の制度というような給与上の各種の手当、それから僻地教員宿舎の建築費の補助というようなことを予算上は措置しておるわけでございますが、おっしゃるように
僻地につきましては、もう申し上げるまでもございませんが、かつて僻地教員を養成するための県立の教員養成施設が設けられている。へき地教育振興法でもその場合に国の補助があるというような明文の規定も設けられたような経緯もあるわけでございます。
極端に言えば適当でないかもしれませんが、僻地校長になるためには僻地教員として僻地に行って帰ってきたら資格があるとか、そういったような何か身分的な励みとなるような特殊教育に携わる先生方の対策、優遇策、そういうものは考えておられるかどうか。
そういうような考え方から、私ども現在ございますような手当、さらに特別昇給といったようなことで、——もちろんこの僻地教員に対する特別昇給は勤務成積というものが基礎にはなりますけれども、一般の平地におります教師に対する以上に、ほとんどの人が、大体三年ぐらいおられれば一号俸上がるといったような措置も講じております。
この僻地給与、僻地教員の手当にそういう最低の保障給というような考え方を入れた最低限度、僻地教員が年が若かろうが月給が安かろうが、僻地に勤務する条件をつくるというそういう考え方は文部省はございませんか。直接伺っておきたいと思うのです。
○説明員(宮地茂君) 僻地学校の教員の処遇の問題でございますが、従来から文部省といたしましては教員全般の給与改善ということがもちろん本旨でございますが、さらに同じ教員でありましても、いわゆる平地のとかく普通の人々が住むのに希望される場所と、一般に希望されない僻地のようなところに勤務される教員、これにつきましては当然違った扱いをすべきだというようなことから、僻地教員の待遇改善にはいろいろつとめてまいっておるところで
そういうような考え方から、特別昇給につきましては、これは、職員総数の十分の一の範囲内で行なうことになっておりますが、その際には僻地に勤務しておる教職員を、三分の一以内という数字は示しておりますが、十分の一の中で僻地教員を相当数、特別昇給の対象にしてやるべきだといったような考え方で通達を出しました。
四十四年度におきましては前年度に引き続きまして、教職員対策としましては僻地教員の特別昇給の問題あるいは教育環境の整備につきましては、僻地集会室あるいは寄宿舎建築費など、それから児童対策といたしましては、遠距離通学費補助あるいは高度の僻地にはパン・ミルク給食費補助あるいはまた教育内容の改善につきましては、複式学級用教科書の調査研究等の諸施策を行なうとともに、これら補助金の事業量の拡充と補助単価の引き上
特に最近群馬でその動きが出たことがありまして、最終的には僻地教員に対する一斉特昇という形でこの問題を処理したという経緯があります。勤務評定を実施して、この者は成績がいいから特別昇給だ、こういうやり方は私たちとしてあくまで反対をしてまいりたい、このように考えておるわけであります。
所管が実は初中教育局になっておるわけでございますが、前段の第一の面につきましても、御要望として、御趣旨ごもっともでございますので、そのほうに連絡いたしますとともに、第二の点につきましても、振興法その他で、文部省としてはできるだけ努力しておるはずでございまして、去年からと思いますが、所管でないのであるいは一年ずれておるかもしれませんが、僻地教員の特別昇給の制度なども設けまして、それでできるだけ僻地の教員
このほか、県当局から水産学部及び医学部を擁する三重県立大学の国立移管、学校施設の公害対策に対する国庫助成、僻地教育の推進及び僻地教員の待遇改善、人事院勧告の完全実施と地方財源の配慮について要望がありました。
文部省が僻地教員の優遇措置として特別昇給、三年に一回の特別昇給ということを始められましたね。この趣旨がどこまで末端に徹底しておるのか、何か全国的に、まあ府県によってまちまちな扱いになっているのじゃないかということなんです。といいますのは、僻地へ行ったときには一号上げてくれるのですけれども、僻地から離れたらまたもとへ戻るという、それでは意味がないのじゃないか。
やはり相当何か使命感でも持って相当な犠牲を覚悟の上で飛び込んでいくわけだし、また、それでなければ長続きもせぬだろうと思いますので、何かそういう篤志に報いる意味においても、また反面こういう特殊教育にてこ入れをする意味においても、僻地教員についておやりになったと同じような特別昇給の制度ぐらいお考えになるべきじゃないかと思うのですが、その御意向はありませんか。
さらに、僻地教育の充実についてもきめのこまかい施策を講ずることとし、新たに僻地における学校ふろの設置費に対する補助を行なうとともに、僻地教員宿舎の増設、寄宿舎の整備、無償給食の実施等の措置を講ずることといたしております。
さらに、僻地教育の充実についてもきめのこまかい施策を講ずることとし、新たに僻地における学校ぶろの設置費に対する補助を行なうとともに、僻地教員宿舎の増設、寄宿舎の整備、無償給食の実施等の措置を講ずることといたしております。
この私の言わないことの中には、僻地教員の僻地給がこれによってはね上がり分が四カ月分も値切られている。僻地教員の僻地給もそういうことで計算すると内容を尊重したことにはならない。政府が、何か六カ年間の今日までの経過にかんがみて、人事院の勧告の時期を実施しやすいように再検討すべきであるということを決定したということが新聞記事に出ております。
ただ、僻地教員の優遇、ひいては僻地教育の振興という観点から、本年度におきまして特にその部分は昇給の実際に実施されるのが厚くなるようにということで、三年に一回の昇給ができるようにという指導も行なわれ、また明年度におきましては、私どもとしてはそれに必要な昇給原資というものにつきまして要求をいたしておるのでございますが、ただいま御指摘にありましたように、過去の勤務年数にさかのぼってその分をただちに昇給によって
だから、私は、そういう僻地教員住宅の場合には、一定の少なくとも人間らしい、教育者らしく生活できる、いわゆる最低の基準を示してあげるべきだ、それに対して補助をすべきである。補助率を多くしてやらないと、今度は村長がきかない、PTAの負担を取るということになるので、そこで一つの方法として、いまのような学校建築の中に特別の僻地の場合のやり方はできないかと申して上げているのです。
○小田村説明員 もちろん先生がおっしゃいましたように、僻地教育の特殊性というものがございますので、特に僻地教員の宿舎を予算の中で別項を立てまして、他の一般の公務員住宅等とは取り扱いを異にして計上いたしまして、年々増加しておるわけでございます。