1949-09-14 第5回国会 参議院 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第2号
○説明員(朝日邦夫君) 記録によりますと、二十二年の衆議院選挙法の改正の際には、從來二千円であつたのを五千円に改めておるのでありますが、これは提案理由の説明といたしましては、物價騰貴の現状に鑑みて、泡沫候補濫立の弊を防止するためというだけなのです。
○説明員(朝日邦夫君) 記録によりますと、二十二年の衆議院選挙法の改正の際には、從來二千円であつたのを五千円に改めておるのでありますが、これは提案理由の説明といたしましては、物價騰貴の現状に鑑みて、泡沫候補濫立の弊を防止するためというだけなのです。
そこで問題点について申上げて見ますと、いわゆる償却を物價騰貴だけを全部七割に止めて置くということが、第一問題になると思います。併しこれをその物償騰貴だけ全部評價換を認めるということは、財界方面に非常に強いわけでありますが、ただ物價が今後或る程度下るということは当然考えなければなりませんので、やはり物價の騰貴だけ評價換を認めるということには私は反対であります。
しかるにこの予算で見積もりました物價騰貴の予想は物によつて、よく見たもので七割、低く見ましたのは三割、四割しか予算では見ていなかつた。
この額が実は物價騰貴その他あるいは給與の改善とか、そういつたことに伴いまして相当額になつて來ておる。こういう事情があります。そういつたところがやはり何と言いますか支拂い遅延の一つの原因をつくつておるという面もありますので、その点ひとつ御了承願いたいと思います。
昭和二十三年度養成人員は二千八百二十三名でありまして、二十四年度においては養成人員も大約八倍、すなわち免状取得者一万名、その他一万五千名の多きを必要とするため、從つて委託費もその八倍、約一千万円を要するものと考えられるのでありまして、しかもこれに今後の物價騰貴を考慮しないものであり、今後の高騰を考えるときは、さらに数倍するであろうと考えるものであります。
さらに工事費は昭和二十二年六月物價騰貴ということで、二十万円増加を要求され、しかも工事の竣成も期限にはできず、工事費がますますかさむので、心配した寺からの再三の督促で翌二十三年五月にようやく竣成式をあげましたが、実際はその年の十月までかかり、施工費四十六万円を拂つて契約の二倍以上になり、期限も一箇年以上遅れました。 第四に、工事を私営のように世人に思わせたことがあります。
言換えればデイスインフレという言葉でよく言われますが、今日の通貨水準というものを維持して行く、通貨の増発によつて物價騰貴を涙來せしめないようにするというふうにも表現ができると思います。こういうことが今後における金融政策にある。言換れば金融政策に一つの大きな轉換がある。從來はインフレというものが、主として無論これを含めて財政資金的な方面から出て來ておる。
○荻田政府委員 遊興税の問題でございまするが、すでに料飲店が再開することを予想いたしまして見積つておるのでありまして、具体的に申しますれば、二十三年度三十億円程度のものを、四倍の百二十億円に見積つておるのでありまして、この数字は昭和二十一年國税で遊興飲食税を現在同樣取つておりまして、その当時は政令がございませんで、野放しの時代でありましたが、そのときの國税の徴收額に対しまして、現在までの物價騰貴の倍率
あれを物價騰貴を見通して八億八百万円にして、それを新たに一般会計の方に失業対策費として一本柱を立つて、そこに移して來たというにすぎないのでありますから、仕事の量はそれ自体としてはふえておりません。昨年度とかわりがないという結果であります。
住民税は、地方財政收入を確保すると共に、自治の基本である負担分任の精神を税制の上に顯現することをその本來の性格とするものでありますが、以上述べました地方財政の現況、物價騰貴に伴う住民所得の変動等の事情に鑑み、その納税義務者一人当りの平均賦課額を府縣民税及び市町村民税を合せ、現行の九百円から千四百五十円に増加することといたしたのであります。
われわれはできるならば、土建産業が近代産業として証券取引所に上場されるというくらいに、きわめて市場性のある段階まで行けば、おのずから増資あるいは起債の発行引受け、または資金の融資というような面にも、非常に私は信用が増して來るだろうと思いますが、残念なことに現段階までの土建業界の資本構成を見ますと、非常に微弱でございまして、物價騰貴とは言いながら、数億ことに進駐軍工事をやつたころには十数億一年間に請けておられる
住民税は、地方財政收入を確保するとともに、自治の基本である負担分任の精神を税制の上に顯現することをその本來の性格とするものでありますが、以上述べました地方財政の現況、物價騰貴に伴う住民所得の変動等の事情にかんがみまして、その納税義務者一人当りの平均賦課額を府縣民税及び市町村民税を合せ、現行の九百円から千四百五十円に増加することといたしたのであります。
第一に今回の改正は健康保険の会計が物價騰貴その他によつてつじつまが合わなくなつて來た。このアン・バランスを修正するために行われておるのでありまして、ここに資料が出ておりますが、私はこの中でやはり政府といたしましても、十分考えていただかなければならぬことは、政府の負担額が当初から見ますると非常に減じておる。先ほど青柳委員から御指摘になりましたが、このことはやはり重大な問題であると思います。
前の免税額は、戰前におきましては大体千二百円ぐらいでありますから、大体三十万円ぐらいのところは、今日の物價騰貴の割合から見ますれば、大体同じになります。こういうように、今日國民大衆の間から、ほうはいとして所得税の軽減ということが問題になつております。ところが、政府はこれに対しまして、今度の法案の中には何ら所得税の問題に触れることなく、ほほかぶりをして公約を果しません。
それから同樣の内容を昭和二十三年度末までに使用決定いたしましたもので分類いたしてみますと、昨年六十五億の予備費のうち昨年末までに使用決定したものが約五十一億でございますが、そのうち四千五百万円が行政機構の改編関係、それから物價騰貴及び給與水準の引上げで四億三千四百万円、それから災害復旧関係で三億九千四百万円、それから連合軍関係で五億七千二百万円、その他で三十六億というふうになつているのであります。
これは前年度の予算には一部あつたのでございますが、物價騰貴その他によつて足りなくなつた関係もありまして計上したわけであります。
又皇室経済法施行法の一部を改正する法律案、これも物價騰貴に伴なつての増額でありまして当然と考えるのでありまして、この法案に対しても原案に賛成いたす次第であります。
この現状に鑑みまして、蚕糸労働組合連合会は、昨年物價騰貴によりまして非常なる生活苦に陷つて参りましたので、この賃金ベースを四千五百七十五円に上げて貰いたいという、誠にささやかな要求を提出したのでございました。併しながらこれに対しまして経営者並びに政府は、これの解決に熱意を示すことなく、これに対してもなかなか労働者の要求を満足させる回答をいたしておりませんでした。
これは、やはりこの物價騰貴その他いろいろな事情に鑑みまして、この程度の増額を妥当と認めるという意味において、政府からこの案を提出いたしたのであります。
もうぎりぎりのところまで來ているこの未亡人たちは、賣るものも賣り盡し、ついに未亡人会の中に輸血組合、派出婦人の会などを組織いたしまして、お互いに助け合い、励まし合つて來たけれども、この物價騰貴の今日、どうしても生きて行けないということを、るる述べてあるのでありまして、今日の生活苦にあえぐところの遺兒や未亡人が輸血組合までもつくつて、貧弱な体力の消耗になお輪をかけて行くというこの現実をはつきりとおくみとりいただきまして
第二は、マル公の引上げ、その他物價騰貴による購入物資資金が非常に大きく掛かつて來た、從來と同じ規模の経営を維持して行くためには、どうしても金を借りなければやつて行けない、それからこれは最近の現象でありますが、賣行の不振ということ、それから賣掛金の回收が不円滑になつて來たといつたふうの点、貸し倒れの増加といつたふうの点、從來は物を作れば賣れたのでありますが、これからは非常に賣れなくなつて來た、ということが
そこで今回はかような物價騰貴の折柄、國有鉄道は國有でありまするが、やはり独立採算制をとつて自分の事業の中から收支をまかなう以外に、一般会計からの補助は一厘も仰げなくなつたという関係から、鉄道のいわゆる輸送の原價という点、しかし先ほど御説明申し上げましたように、しからばこのコストの点から考えて、めちやくちやに運賃を上げていいかというと、それは決して許されないのでありまして、はたして鉄道を利用します國民
必ずや國内消費物資が欠乏し、この面から物價騰貴を來し、インフレを助長する結果を生ずるおそれなしと、たれか言い得られましよう。かくのごとく、これを全体から見ますならば、とうてい本予算に賛成することができません。