1948-04-28 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第22号
大藏省預金部特別會計の昭和二十三年度暫定豫算における歳入歳出は、別途提案いたしました昭和二十三年度特別會計暫定豫算補正(特第一號)に計上してありますごとく、五月分の歳出としましては、人件費及び事務費、預金利子、他會計への繰入金、給與特別措置費等合計一億二千九百九十一萬七千圓を要するのでありますが、その會計の固有の歳入は、預金部資金の運用による利子、有價證券の償還による益金等七百五十二萬二千圓でありまして
大藏省預金部特別會計の昭和二十三年度暫定豫算における歳入歳出は、別途提案いたしました昭和二十三年度特別會計暫定豫算補正(特第一號)に計上してありますごとく、五月分の歳出としましては、人件費及び事務費、預金利子、他會計への繰入金、給與特別措置費等合計一億二千九百九十一萬七千圓を要するのでありますが、その會計の固有の歳入は、預金部資金の運用による利子、有價證券の償還による益金等七百五十二萬二千圓でありまして
それと一般取引におきましてはマージンを高くやる、その二つの點竝びに顧客から委託を受けて保管しておりますところの有價證券を勝手に業者が他に質入れするとか、擔保に入れるとかということについての制限などを設けております。そういう點におきまして、一方には自由でありますが、非常に信用過大に陷る點を抑えてある。
左に掲げる行爲の一つに、一有價證券の賣買、二有價證券の賣買媒介、取次又は代理、三の有價證券市場における賣買取引の委託の媒介、取次又は代理、四の有價證券の引受、それから六の有價證券の募集又は賣出の取扱、この意味です。この語義について文書によつてこれをはつきりとさして頂きたい。例えば二の有價證券の賣買の媒介、取次又は代理ということについては、御承知の通りいろいろな學界でも非常に問題があると思うのです。
○政府委員(岡村峻君) この點は、御指摘の點御尤もでございますが、ただ銀行と信託會社が違いますことは、銀行におきましては、當座預金その他短期性の預金を持つておりまして、その預金との關係におきまして、お客から、有價證券を買つて貰いたいというような注文がよくあるわけでございます。
○波多野鼎君 もう一つお伺いしますが、そうしますと、信託契約の内容として、有價證券の賣買をやるということは、信託業法に言う有價證券の賣買の代理ということとは違いますか。
○政府委員(岡村峻君) 信託契約そのものの効果といたしまして、例えば金錢を有價證券に代えるとか、或いは有價證券を賣りまして金錢その他の財産に代えるということは、これは當然できることでございまして、單にお客から、證券業者としてやるべき有價證券の賣買を頼まれました場合においては、信託會社はできないいうことを、ここで明らかにしただけでございます。
有價證券業者が會員になりまして、會員組織でできるものであります。從いまして心要のところには有價證券業者が相寄りまして會員組織の取引を作る。
○松嶋喜作君 法律の第十七條において「有價證券を取得させた者」というのは何をお指しになるのですか、伺いたいのであります。第十七條の二行目の「有價證券を取得させた職」とは誰を指すのかということを伺いたいのです。
○政府委員長(阪田純雄君) 只今御質問の證券の民主化ということにつきましては、これを平たく一言にして言いますならば、有價證券が一部財閥の手に集中することではなく、廣く國民大衆に有價證券を持つて頂く、こういうことに相成ると思うのであります。
ここで言つておる財産の賣却というようなものは、第五點で申上げました財産、營造物というのとはやや性質が違いまして、例えば有價證券を地方團體で持つておりますというような場合の、そういう權利或いは不用財産の賣拂いといつたようなものであります。
○政府委員(阪田純雄君) その點につきましては、只今申上げましたように、有價證券の所在並びにその流通、こういう問題がありますので、それが相當程度ありまする所には取引所ができて参りまするが、御承知のやうに有價證券につきましても、證券民主化その他の一連の施策によりまして、相當程度普及されてはおりまするが、併し縣といいましても、所によりましては、有價證券業者それ自體が非常に閑散だ、こういう所もあります。
現在新たに有價證券業者になりまする申請が相當提出されておりまして、當局といたしましては、新法の改正法立案の精神に鑑みまして、でき得る限りスムースにこれを許すことにいたしたいと思います。結構であると考えますることは、證券民主化その他の關係によりまして、地方におきまする相當信用のありまする方方が有價證券業に進出されて参つたことは、その申請書に顕著に現れておる次第でございます。
○政府委員(阪田純雄君) 只今お話の證券の賣買所と申しますのは、いわゆる有價證券業者、こういうふうに考えます。現在の有價證券業者に付きましては、有價證券業取締法に基きまして、免許營業になつておりまして、政府の免許を受けまして、有價證券の賣買をやつておるわけであります。それは新法が出ました場合におきましては、新法によりまする營業者といたしまして、その仕事を存續できる、こういうことにあいなります。
又現在海外から内地へ到著しておりますところの有價證券の整理だけでも、この一つの仕事だけでも私は大仕事じやないかと思うのです。
吸い上げるにもこういう混亂期におきましては單なる貯蓄とか或いは有價證券投資というだけでは、大衆の間においては到底魅力がなし、效果を擧げないのであります。そこで政府は現下のような状態が続く限りにおいては、やはり寶くじその他を賣出しまして、そうして駒動購買力を吸い上げそうしてインフレーシヨンの抑止の一助にいたしたいと考えいおる次第でございます。
登君 出席國務大臣 大 藏 大 臣 栗栖 赳夫君 出席政府委員 大藏事務官 前尾繁三郎君 大藏事務官 舟山 正吉君 委員外の出席者 大藏事務官 原 純夫君 專門調査員 圓地與四松君 專門調査員 氏家 武君 ————————————— 十二月七日 物價預金制度竝びに物價證券制度採用
かような趣旨のもとに、今囘仙臺商業會議所會頭竝びに宮城縣有價證券業協會理事長等よりこの請願が提案をされましたような次第でございます。
從いまして、現行の會社配當等禁止制限令は、その制定の趣旨に顧みまして、これを今後に繼續して施行する必要を認めないように相なりましたのみならず、他面今後經濟の民主化をはかるため、きわめて多額の有價證券を廣く國民の間に分散させることが必要でありまして、また經濟の復興再建のためには、多額の新規資本の蓄積をはからねばならない状況にありまして、この見地からいたしますれば、會社の配當を一定限度以下に制限することは
それから動産につきましては、現金及び有價證券は除外、また船舶は動産として考えております。その際に納税義務者は、要するに七月一日現在で家屋を使用しておられた方が納税義務者になるわけであります。これは第四條に相なるわけであります。その點は法人についても同樣の思想であります。
尚民法、商法の例外規定といたしましては、閉鎖機関の失権株は、これが金融機関に帰属いたすのでありますけれども、その議決権は商法の規定の自己株の例外といたしまして、特殊管理人が代つて議決権を行使するとか、或いは拂込に相殺を認めまして、而も弁済期の到達いたしておらないものでも相殺ができるというふうなこと、又は拂込には現金ばかりではなく、國債その他の有價證券でもよろしいというふうな例外規定を設けておるのであります
當時のいきさつは、今述べられましたように終戰直後でございまして、而も全國に亙つて散在する五十萬からの共濟組合員を至急に解散をし、而もその事務手續を短期間に終らなければならんという状態でございまして、共濟組合員の醵出しましたこの積立金が、大部分が有價證券、一部工員の福利施設としまして、病院、療養所等を持つておつたのであります。
で終戰後速かにこの共濟組合の解散を必要とする状況で、ございましたので、その解散のために掛金に封ずる解散脱退の給付金を出さなければならないので、現金を持つておりませんので、有價證券を、處分いたしまして、現金に換えて交付をしなければならん。で、その有價證券の買上げを願うことにつきまして、大藏省にお願いをして買上げて頂いたという次第でございます。全く普通の事務事績によりまして買上げをして頂いた。
私の在任期間中に、本日只今問題となつておりまする、大蔵省預金部におきまする、陸軍共濟組合所有有價證券買上の問題が起りましたのであります。本日ここに會計檢査院の御指摘を受けておかまする次第でありまするので、一應私から、當時の問題の經過につきまして、御説明申上げたいと存じます。
第三十四條、有價證券の預入、これも現行法令と變るところはございません。但し現行法令から一つ削除したのがございます。それは現行法の第七條の「郵便切手、郵便貯金切手、及支拂期ノ開始セル證券ハ命令ノ定ムル所ニ依リ郵便貯金ニ預入スルコトヲ得」というのがございます。この郵便切手で貯金に預入するという制度をやめたのでございます。直接郵便切手で貯金に預入するというこの郵便切手を削除いたしました。
普通ならば分割は大體再編成で濟むのでありますが、場合によりましては、その一部の財産の讓渡を命ずることがあるかもしれないということが豫想されますが、主としては個人の場合におきまして、富の集中というかつこうの場合に、そのもつております有價證券の讓渡を命ずるとか、これが主として出てくる事例じやないかと思います。
○北島政府委員 大藏省預金部資金の運用は當時の金融局長の專決に任されたのでございまして、金融局長といたしましては先ほど私から申し上げたような理由によりまして、この有價證券を買上げたわけでありますけれども、結果においてまことに有利確實な運用方法でなかつたことになりまして、まことに申譯ないのであります。
これは陸軍共濟組合が終戰に伴いまして解散するときに、組合の資産を處分するために、終戰直後の昭和二十年八月二十日にもつておりました有價證券額面三千七百九十二萬圓餘の買入方を大藏省預金部に申請してまいりましたに對し、翌二十一日にこれを預金部におきまして買上げたのでございます。これらの有價證券三千七百九十二萬餘圓の中で、滿洲、北支那、朝鮮竝びに臺灣等の外地關係の有價證券が七百九十二萬餘圓ありました。
○北島政府委員 陸軍共濟組合から買上けました有價證券は三千七百九十萬圓でございますが、このうちただいま申し上げました滿洲、北支那、朝鮮等の外地關係の先行き不安定の有價證券と認められたものが、額面にして七百七十八萬三千九百圓ございます。大體この程度の金額が現在不良資産で損失になるというわけであります。
從つて延納、あるいは國債、公債その他そういう有價證券による代納、あるいは増資株あるいは新發行社債によりまして代納するように認められる必要があるのであろうと思います。延納につきましては政府案にも考えられておるようでありますが、なおこれでは十分でない、たとえ決定されましても、實際上收入にならない面が多分にあるように考えられるのであります。
それから第三の有價証券の處分の調整等に關する法律の改正でございますが、これは御存じの通りに昨年の暮に御制定を願いました法律でありまして、現在財閥解體の關係で持株會社整理委員會が持つておる株式とか、或いは財産税で入つて參りました株式、閉鎖機關の處理のために整備をいたします株式等が非常に多額に止りまするので、それらの株式を順序なく滅茶々々に處理いたしますと、混亂が參りまするので、それらの株式、有價證券の
最後に有價證券の處分の調整等に關する法律を改正いたしまして、特別經理會社の株主又は債權者が新米の引受權を讓渡する場合に、これを證券處理調整協議會に委託することを認めますと共に、協議會に證券發行會社の經理その他の業務の内容を審らかにする權限を與えることといたしております。
○政府委員(伊原隆君) 只今の委員長からのお尋ねの點でございますが、企業再建整備法等の一部を改正する法律案の方におきましては、すでに成立をいたしております企業再建整備法、それから有價證券の處分の調整等に關する法律、それから會社經理應急措置法等を改正をいたすいろいろな雜多なものを含んでおりますのですが、一方の企業再建整備法の一部を改正する法律案におきましては、同時にこの國會に提出になつております臨時石炭鑛業管理法案
第三は有價證券の處分の調整等に關する法律の改正、これは昨年の十一月の議會かで御審議を願いまして、要するに非常にたくさん處分すべき株式がある、たとえば財閥系統の會社の株式、財産税ではいつた株式、閉鎖機關の株式とかいうふうな、日本の株式總額の中の過半數ぐらいを今度はいろいろ民主化しなければならないというために、有價證券の處分の調整等に關する法律というのができたのでありますが、その法律のごく一部分を改正いたしまして