1949-07-29 第5回国会 衆議院 農林委員会 第39号
また過ぐる第三國会においては、この米價、農産物價格の決定については、少くとも米價審議会といいますか、價格審議会を新しく設定せよということが、國会の決議にもなつておるわけであります。
また過ぐる第三國会においては、この米價、農産物價格の決定については、少くとも米價審議会といいますか、價格審議会を新しく設定せよということが、國会の決議にもなつておるわけであります。
第三に、主要農産物價格の決定には、科学的な基礎による生産費、平均利潤の完全な保証の原則を明記し、價格には地域差を設け、包装費は別途計算とし、中央食糧委員会の下に中央農産物價格審議会を、これ又民主的な方法によつて構成し、從來の官僚による天下り的價格決定を排除する。價格決定はこの種委員会の決議を経て國会で議決することとしてもよいのであります。
どうしても農産物の價格の決定につきましては、中央に農産物價格審議会等の民主的な機関を設定いたしまして、そうしてそれによつて農産物の適正なる價格を決定するか、若しくは國会におきまして、両院においてこれが決定されるべきでありまして、今回の改正に当りましても尚官僚的な弊害のある低米價政策を強行しようとする意図が歴然として現われているのであります。これが反対の第一点であります。
その價格の再檢討については從來官業独善で産業界並びに勤労者はこりごりいたしておりまして、官業独善にならないように、民間の消費者を含めた價格審議会のような機構を作つて、そうして價格に不適正、不合理な点がないかどうかを檢討するという條件の下に價格調整費を削る、こういうふうに御了承願えましようか。
農産物の價格決定につきましては、農産物價格審議会というものを設けまして、これは民間團体、関係者等が集まりまして、適正な價格を決めることにいたしているのであります。尚、裸供出に対しまして、還元米を消費者價格の高いもので賣付けているということでありましたが、実はこの還元米をせなければならないという供出の方式は相当考慮せなければならないのではないかと考えているのであります。
ただ米價の決定につきましては、いろいろ國会側の御要望がありまして、政府が一方的に決定をすることを避けて、たとえば米價の價格審議会というようなものを設けて、各方面の意見を取入れ、また國会方面の意見を取入れて米價を決定することが妥当であるとは存じておりますが、何分にも本年かくのごとき機関をつくりまして決定をするということには、十分時間がありませんから、この点は私どもとしては、一應價格審議会というようなものを
それから價格審議会を設置する時間がなかつたというお話でございますけれども、少くとも十月一日に米價を発表するということは、早くからわかつておるし、そういうことがわかつておるがゆえに、第二國会において要望しました点が、第三國会までに実際に法的措置を講ぜられないということから、暫定的な措置として、こういう審議会を設けてやれということを、九月一日附けに委員長が出してあります。
それから暫定措置として價格審議会を設置するということにつきましてもいろいろ考えてみましたが、これらのことは九月一日附でお申出がなくとも、もつと早くから準備すればあるいはできたかもしれませんが、何分にも政府といたしましては、米價の決定について相当関係方面から強い助言を得て措置をとつております関係上、ある程度の意見を関係方面について仰がなければならないのであります。
そこで、米麦等のごとく、國民生活に緊要不可欠にして、しかも集荷配給等につきまして、事実上國の独占に属する重要農産物資の價格につきましては、國民全般が納得し得る機構、換言いたしますれば、國民代表機関たる國会においでこれを決定することが当然であると考えるのでありまして、財政法第三條の改正、または國民代表をも構成員とする農産價格審議会の設置を、この機会に提唱しておく次第であります。
○政府委員(永井幸太郎君) それは輸出價格審議会で包装を特に念入りにしなければならんといつたようなことで、一割とかそこらを加えることを承認してやつておるわけです。