1949-09-07 第5回国会 衆議院 農林委員会 第45号
これは價格統制に対する一つの議論の問題になりますが、私ども事務当局といたしましては、かねてあの最終の價格一本を残したい、あれだけにとどめたいという希望を持出しましたときに言い渡されたことがございます。
これは價格統制に対する一つの議論の問題になりますが、私ども事務当局といたしましては、かねてあの最終の價格一本を残したい、あれだけにとどめたいという希望を持出しましたときに言い渡されたことがございます。
六、價 格 (一)統制水産物の價格は消費地の末端小賣價格一本建とする。 し荷受分荷機関から遠隔の地区、で運搬費其他止むを得ざる経費を要する場合は地方長官の認定した額を加算することが出来る様措置すること。以上であります。
従いまして、もし卸賣價格の段階を除きまして小賣價格一本にいたしましても、今長谷川さんがおつしやるように、量のきわめて少い時は、あるいは小賣價格の線まで卸費の段階において値段が向上して行くというようなことも考えられるわけでありますけれども、全般的に現在の配給の実情から考えますと、非常に小賣業者の立場が強いということから、そのような杞憂は割合に少いのじやないか。
○長谷川(清)政府委員 将来無償は小賣價格一本にきめまして、それに至りますいろいろ段階的な價格を廃止してはどうかという御意見でありますが、この点につきましては水産廳におかれましても、また安本におきましても、いろいろそれらの問題を事務的に研究も重ねているのでありますが、ただいまのところ、実施はなかなか困難ではなかろうかというような考え方に傾いているように承知しているのであります。
なお次にお伺いしたいのでありますが現在の魚の價格を、小賣價格あるいは卸賣價格というような段階的な取扱いを改めて、今後消費者價格一本にこれを設定いたしまして、生産、消費の実情に即して、弾力性ある價格操作ができるような措置を講ぜられる御意思があるかどうか、この点も伺いたいと思います。
これを農民の方に供給いたします場合には、できるだけ低い一本價格で、そこでその場合にはいわゆる安定帶物資としまして、一番低いやつよりも低い價格一本にして出しておるわけであります。
従つて價格の点についても先程申しましたような考え方をし、更にお話のございました荷受機関、或いは小賣機関のマージン、こういう問題についてもこれを釘付けにすることは非常に私共は無理であろうと思いますので、從つて私共の理想としては末端における價格一本、そういうふうな考え方で、あとは何と申しますか、そのときどきの取引の関係で決めて行くというふうなことでもいいのではあるまいか。
○川合委員 本請願の要旨は、現在煙管業者の製造する卸價格十三円以下の製品は、生産費の増高と五〇%の物品税の圧迫とにより非常に打撃を蒙り、中小企業経営者は深刻な不安と苦脳にあえぎつつあるが、中小企業保護の見地から、煙管製造業者販賣價格一本につき十三円以下の下級品に対し、免税点を設置せられたいという趣旨である。 —————————————
こうして政府が公定價格一本で行くのだということになつてまいりますると、あるいは業者は、それならば賣らないということにないてまいつて、一般行政がやれないという事態も起つてくるかもしれぬ。建設に、修理に、その他政府事業は一時中止しなければならないということが起るかもしれません。現に進駐軍の土木事業などで契約のできない部面があちらこちらに起つておるということも御承知であります。
直結いたしまして、それから先の取引は地方廳の間に適宜に相談をせしめる、尚價格の点におきましても何とか生産者價格一本といたしまして、輸送の面において先程板野君のお話のごとく、これは運輸省方面と十分の協議の上、國家の責任において援助する、こういう方法を以つて來るならば、今日日本にはまだ十分滯荷はあると信じております。
○和田國務大臣 この公定價格をきめておりますものは、公定價格一本でありますが、前には地方に多少任したものがありましたので、それがおそらく例外價格として認められたものだと思います。しかし一本になつております價格のものについては、これは協定價格は本來ならば認むべからざるものであります。