1949-08-10 第5回国会 衆議院 商工委員会 第28号
それから、一般的に申し上げますと、かりに公團統制が撤廃になりますと、いわゆる價格というものは、かりに一部のものは残しても、それ以外のものについては、もうプールも何もできませんから、價格プール、運賃プールということは大体実行されなくなると思います。そうすると、公定價格があつてもなくても、要するに市場に近い炭鉱は、その意味において輸送上非常に有利な関係に立つ。
それから、一般的に申し上げますと、かりに公團統制が撤廃になりますと、いわゆる價格というものは、かりに一部のものは残しても、それ以外のものについては、もうプールも何もできませんから、價格プール、運賃プールということは大体実行されなくなると思います。そうすると、公定價格があつてもなくても、要するに市場に近い炭鉱は、その意味において輸送上非常に有利な関係に立つ。
尚値段を引くということは現在の價格、プールの現状から言つてむずかしいのでありますが、それについてはプール余剰金というものが昨年の九月については六億、今年の二月については二十九億余つております。
御承知の通り目下のところ單一爲替レートの設定が、輸入品とか或いは國内品の價格プールの問題であるとか、輸入補助金について、これらの操作輸入原材料の値上りによる國内生産費の價格改訂といつた問題が折り重なつておりますので、相当努力をいたしませんと、物價廳の仕事が十分に行かんというようなこともいろいろ配慮いたしましたが、この程度であれば何とかやつて行けるということも確信を得ておる次第でございます。
なお御質問の中で、それでは公團が廃止されたときにどこでやつて行くのか、こういう御質問でありますが、先ほど説明いたしましたように、仕事をよしましたあとで残るところの問題は、價格プールの問題と運賃プールの二つの問題が残ると思うのであります。運賃プールの問題については、なお檢討の余地があると思います。こういう点も調べなければなりません。
にしましても、その他のいろいろな重要物資はすべてマル公を廃止してやつて行くという段階になれば、もとより必要はありませんが、一挙にそれがいけないということであれば、やはりプール操作ということは、現在のプール操作の方法は、前段ちよつと触れましたように変えなければいかんと思つておりまするが、やはり同一市場で同一品位の石炭が、片方は五千円であり貨方は二千円であるというようなことではやはりいけないので、その價格プール
○政府委員(波多野義熊君) 公團の改組問題につきましては、大体今の公團が何をしているかという点を先ず第一に決めてかからなければならんと思いますが、公團が現在やつておりますのは、石炭の一手買取販賣、それから後は價格プール、運賃プール、これだけが主な仕事になつているわけであります。
價格プールをどうするか、こういうような問題が起つて参りますので、場合によつてはいわゆる運賃プールというものをこの際止めて見たらどういう結果が來るだろうかというようなことを檢討いたしておつたのが新聞に誤り傳えられたのだろうと存ずるのであります。
その方途としては、蚕糸業安定制度を法律化するか、外貨の援助または輸出総價格プール制等とるべき処置は幾多存するものと考えます。蚕糸業安定対策実現不可能の場合は、養蚕業は農村より其の影をひそめ、製糸業は纖維産業として存立の資格を失い、わが國の蚕糸業はここに破滅に瀕する重大危局に直面し、日本経済再建のためまことに深憂するところであります。
そうして当時大藏省の物價部で價格平衡資金といいますか、價格プール資金を持つておりまして、それによつて出してもらうようにしてもらいたいという要求を私はいたしましたが、價格平衡資金の方からはその金は出せないということで、結局当時先ほどちよつと申し上げましたように、兵器処理委員会の赤字か黒字かという見透しの計算をやつておる最中でありましたので、それをずつと計算してみましたところが、ようやくまあこれだつたら