1949-04-05 第5回国会 参議院 運輸委員会 第6号
ところが、その内容を見ますると、物價は先程お話もありましたごとくに、七月頃からの物價値上げが本年はフルに働いて参ります。又賃金も六千三百七円にフルに働いて参ります。それから又昨年度新造中でありました船並びに昨年度竣工いたしました船が今年はチャーターレーヂ、傭船料をとります。又本年丁度船台に載つております船が本年度中にはできて参ります。こういつたような増加傭船料も、約三十億に近いのでございます。
ところが、その内容を見ますると、物價は先程お話もありましたごとくに、七月頃からの物價値上げが本年はフルに働いて参ります。又賃金も六千三百七円にフルに働いて参ります。それから又昨年度新造中でありました船並びに昨年度竣工いたしました船が今年はチャーターレーヂ、傭船料をとります。又本年丁度船台に載つております船が本年度中にはできて参ります。こういつたような増加傭船料も、約三十億に近いのでございます。
そこでもしこの法案が通りまして、赤字である健康保險組合の財政がゆたかになり、あるいは現在かつかつにやつております政府管掌の保險経済がややゆたかになつた、そういう場合において、医療報酬の單價値上げというものに應じ得る可能性が多くなるということにつきましては、これは榊原委員の仰せの通りであると思うのであります。
○中山(次)政府委員 ただいま御請願の電話料金等の制限に関しましては、先般來いろいろの物價値上げに伴いまして、通信料金の一部といたしまして、諸種の電話料金が相当大幅に引上げられました結果、電話を御利用いただきます皆様方に非常に御迷惑をかけております点は、まことに恐縮に存ずる次第でございまして、特に地方の小都市におきます電話の御利用者については、相当多額の料金を負担していただいておることになりまして、
一般的なそういう物價値上げが非常に船舶運営会の補助を増額しておると思うんです。ですからそういう変化を何故本予算を組むとき予想されなかつたか、これが一つの問題です。 もう一つは外航問題なんです。我々に渡された資料から見ましても、大体内航は十分採算が合つておる、まあそういうふうに私は見ました。ところが外國航路においては非常にアンバランスである。
物價値上げも反対である。最高賃金制の設定も反対である。紛爭処理機関の設定も反対である。同時に首切りを伴う行政整理は反対である。以上の要件を絶対の條件として政府へ要求したのであります。
單にこの勤労大衆の物價値上反対運動は、國家予算が一應物價値上げを前提にしておるというふうな簡單なことではなくして、数千億に余るものが、この際この値上げを通じて收奪されて行くということに対する烈しいこれは反対であります。
即ち一つの足は値上げ、物價値上げによつて、数千億のものを大衆から收奪して行く、これが一つの足であります。今一つの足は、不生産的な或いはインフレ的な経費を山と持つていて、そして今は國会の名物になつておるあの不当財産をますます繁栄させるというのが、この二本の足であります。
更に又物價値上げのあの暴挙に至りましては、我々にはこの予算が物價値上げを根抵にしておるということは周知の事実であります。その予算審議の半ばに、突如としてああいうふうな物價値上げをやつてしまう。そうして私ほその前に、ああいう物價について詳細なる質問をいたしましても殆んど答えない。基礎資料も出さない。そうして置いて一挙に、ああいう値上げをやる。
右に述べましたような内閣の予算でありまするがゆえに、税制を改正すると称して大衆課税たる取引高税を創設し、物價値上げを敢行して中産以下の家庭生活を脅かし、鉄道・通信料金の大幅値上げをしてインフレを高進さすような方針をとつて、まつたくそのなすところ大衆負担偏向の傾向が強い、無謀きわまる予算でありますることは、國民のひとしく認識するところであります。
この根拠は、私がここにるる述べる必要もないわけでありまして、國民大衆は、今回の政府の大衆收奪を基礎とするところの厖大な予算に対して反対であり、從つてその根幹をなすところの物價値上げに反対であるという見地に立つものでありまして、物價値上げ反対につきましては、國民の輿論として各地に物價値上げ反対大会があるのは御存じであると思います。
今回の政府の物價値上げ、これが日本の経済の再建を破壊し、そしてインフレを促進するということにおいて、第一議員倶樂部大多数は、今回のタバコ値上げにしても、運賃の値上げにしても、反対であります。しかしながらさきにも言いましたように、採決の際には自由である。拘束されないということであれば、私は個人ではない。しかしながら全部の意見であるかどうかということは採決してみなければわからぬ。
この運賃値上げの問題につきましては、他の物價と関連がある問題であつて、仮定的に言いますならば、ある程度の物價値上げを承認するということになれば、当然國鉄の運賃も上げるということが妥当であると考えるものでありますが、私らとしては物價を引上げてはならない、物價を引上げることは日本経済の破滅であるという点において、この運賃問題を考えておるわけでありまして、これはまた討論のときにいろいろ見解を申し上げたいと
そこで北海道の住民全体が、石炭値上げの大きな波動を受けて、生活破綻のふちにあり、北海道においては、炭價値上げ反対運動が、澎湃として起つておるような様子であります。
そうして今回の物價値上げが大衆收奪であり、インフレを高進するものであるということは、きのう皆さんがすでにごらんになつたように、ああした人民大会が開かれ、何万の大衆が集まつて、この國会の周囲をデモ行進をしたということでおわかりになるように、こうした税制が正しい税制ではないということは天下の輿論である。しかるに大藏大臣は不遜な言葉を言つたわけであります。
全官公廳や何かにおいては、物價値上げをせぬ場合において五千二百円ベースを要求して、それで今政府との交渉にはいつておるということは御存じの通りでありますが、そうした確定的ならざる基礎に立つ三千七百円ベースというものは、必ずこの予算の組替が必要であるということを予想されるわけであります。特に三千七百円ベースと関連して一番重要視しなければならないのは、米價の問題であると思うのであります。
○堀江委員 大藏大臣にお尋ねしたいのでありますが、昨日の新聞に物價値上げのことが出ております。物價値上げの問題は税制の改革なり、あるいは本年度の予算と関連するものでありますが、そのうちで運賃に関係する木材であるとか、石炭であるとか、いわゆる第一次價格の発表であります。
むしろ物價値上げをしたために、價格調整費が非常に多くなつた。こういうように多くなつているような現実の……政府の計上しているのはこれじや足りない。もつと、少なくとも四五十億はどうしても鉄鋼だけでもなければならんというような話でありました。これはこの鉄鋼だけじやないと思います。あらゆる企業においてそうだと思います。
もちろん五千二百円ベースの現在の要求は、物価値上げをしない場合の要求でありまして、物價値上げが七割も行われ、さらにそれが実際においては物價が倍にもなつたとすれば、もつと大きな労働組合の要求が出てくるものと思いますが、これに対して政府が必ずこの要求を容れられなければならないような状態になるということは、明らかに見透しが立つわけであります。
で、物價水準との関係におきましての今回の物價値上げにおけるところの一般基準物資の値上げの百十倍、それに比べての今度の通信料金の値上げは高過ぎるというような点につきましては、只今工藤さんから詳細なお話がございましたので、不肖省略いたします。 農民の立場といたしましては、今日食糧増産をやる、それによつて國家再建の基本を築くということが一番の大きな責任であり、眼目であるわけであります。
よりも七割物價を値上げする、こういう基礎の下に本予算が成立しておるのでありますが、ところが昨年の実際の例を見まするというと、この物價改定のために引上りました物價が可なり多くありまして、却つえ政府の物價改訂のために、物價を安定するというよりもむしろ引上げるという、政府自身が物價引上げの張本人であるかのような結果に終つたのでありまするが、そういう意味から申しまするというと、私は本年度のいわゆる七割の物價値上げ
ただ結局帳じりにおいて出ました百億の赤字は、石炭補給金と銘を打つてはおりませんけれども、一般会計からの繰入れによることになつておるのでありまして、その名目は別に何のために補給というようにはつきりしてはおりませんが、全般の物件費等の値上りの影響が非常に強いために、結局予想しております旅客運價値上げのベースでは、どうしても赤字が出る、それを補給を受ける、こういうかつこうになつたわけであります。