1980-04-14 第91回国会 参議院 決算委員会 第9号
この人たちを初めとする五十五人の連帯責任で富津農協に富津農協を抵当権者にして債権極度額三億円の根抵当権が設定されているわけでございます。それが昭和四十四年の一月二十五日、で、半年後の昭和四十四年六月一日、地主からこの先ほど申し上げた大森さん、それから牧野建さん、それから山田昇さんという三名の方がこの田畑を買っているわけですね。買ったという登記があるわけです。それが昭和四十四年の六月一日です。
この人たちを初めとする五十五人の連帯責任で富津農協に富津農協を抵当権者にして債権極度額三億円の根抵当権が設定されているわけでございます。それが昭和四十四年の一月二十五日、で、半年後の昭和四十四年六月一日、地主からこの先ほど申し上げた大森さん、それから牧野建さん、それから山田昇さんという三名の方がこの田畑を買っているわけですね。買ったという登記があるわけです。それが昭和四十四年の六月一日です。
だから債権額が、抵当権の設定なりあるいは根抵当権の債権極度額が十億円というのを間違って十円と書いてしまったような実例もあるということを聞いたのですがね。だから、事務の増加に人員が伴っていかないと、どうしてもやはり国民の権利義務に関するそういう大切な仕事というものがおろそかになるんですね。で、特に大臣にお願いしたいのは、いまそういうできるだけ定員を減らそうと。
そのおもな内容は、第一に、根抵当権は、原則として、一定の種類の取引から生ずる不特定の債権を極度額を限度として担保するために設定することができること、第二に、根抵当権により担保される金額の限度については、債権極度額の定め方に統一したこと、第三に、根抵当権の処分については、根抵当権に特有の譲渡の制度を認めるとともに、抵当権一般に通ずる制度として、順位の変更の規定を設けたこと、第四に、根抵当権設定者等の保護
この点につきましては、従来優先弁済の限度の定め方として、元本極度額という定め方と債権極度額という定め方との二通りございましたが、この二本立ての形のまま根抵当立法を行ないますと、非常に−法律関係が複雑になるということで、委員会では極力一本にしぼりたいということであったわけでございます。
第三に、根抵当権により担保される金額の限度、すなわち極度額については、従来、元本極度額及び債権極度額の二とおりの定め方がありましたが、この法律案においては、法律関係の簡明をはかる趣旨から、後者の債権極度額の定め方に統一することといたしております。
○青柳委員 そうはっきり政府の解釈があれば、それはこの審議の中で記録されますから役に立つと思いますけれども、どうも学者などが論議しているところを聞きますと、債権極度額というのは強行規定のつもりであろう、それはそうだろうけれども、必ずしも強行法規なのかどうかはっきりしないみたいな疑問を提起しております。
したがいまして、この点につきましては法律できちっときめておく必要があるというところから規定を設けておるわけでございまして、従来この点につきましては、元本極度額という定め方と債権極度額という定め方、二通りございましたが、この法案におきましては債権極度額の定め方を採用いたしましたので、元本極度額は今後認めないということにいたしておるわけでございます。
そういう意味におきまして、根抵当権というのは、要するに債権極度額までの担保価値を把握している権利であるという考えで、後順位者としては、それだけは常に覚悟していなければならないのではないか、こういう立場で規定をいたしておりますので、従来の判例とは異なることになりますけれども、要するに根抵当権というものが極度額一ぱいの優先弁済権がある、優先弁済権を持っている権利であるということを貫きますと、必ずしも従来
○川島(一)政府委員 御質問のとおり、今回の法案は、第三百九十八条ノ三におきまして、極度額の定め方を、従来の債権極度額の定め方にしぼっておるわけでございます。なぜ元本極度額の定めを認めないことにしたのかという点につきましては、これも一口に申し上げますと、法律関係の簡明化をはかったということでございます。
○岡沢委員 今度の法案の第三百九十八条ノ三によりますと、その第一項で、「根抵当権者ハ確定シタル元本並ニ利息其他ノ定期金及ビ債務ノ不履行二因リテ生ジタル損害の賠償ノ全部二付キ極度額ヲ限度トシテ其根抵当権ヲ行フコトヲ得」いわゆる根抵当の極度額について、債権極度の制度を料用しておりますね。
今度の法律では債権極度額だけしかない。こういういままで認められた制度で、登記もあるもので、今度新しい制度になった場合に、そういうものは認められないというようなものが出てくると思いますが、こういう経過的な混乱について、これはどういうふうに措置するように考えておりますか。
○羽田野委員 従来の判例では、根抵当権の極度額のきめ方は、債権極度額と元本極度額という二つの判例がありましたね。これがなかなかうるさくて、よく間違っておった。これを債権極度額という一本に統一したということは、私は非常に適切であったと思うのです。ところが、これにまた弊害が出てきやせぬかという心配がある。
第三に、根抵当権により担保される金額の限度、すなわち極度額については、従来、元木極度額及び債権極度額の二通りの定め方がありましたが、この法律案においては、法律関係の簡明をはかる趣旨から、後者の債権極度額の定め方に統一することといたしております。
○説明員(新谷正夫君) 担保物権であります不動産の価格か、あるいは債権極度額のいずれか低いほうによることになっております。
その債権の極度額は一億五千万円、同じく二月十九日に、住所は同じく東京都中央区日本橋牡蛎殻町一町目九番地共和糖化工業株式会社に対して、同じく農林中央金庫が債権極度額十億円の根抵当権を設定しております。昭和四十年二月十九日、同じ日でございますが、これも同じ番地、東京都中央区日本橋牡蛎殻町一丁目九番地日本糖化株式会社に対して、債権極度額一億二千五百万円の根抵当権を設定しております。