1948-06-09 第2回国会 参議院 本会議 第46号
我々はその意義を了解をするに苦しむと共に、戰後財界の整理方法において、國債の処理をも含めて、綜合的見地から、すでに決定実施せられておりますところの今月政府が確認したところの債務、これを履行しないといたしますならば、如何なる事態が起るでありましよう。國民貯蓄に対する意欲は全く減退せんといたしております。
我々はその意義を了解をするに苦しむと共に、戰後財界の整理方法において、國債の処理をも含めて、綜合的見地から、すでに決定実施せられておりますところの今月政府が確認したところの債務、これを履行しないといたしますならば、如何なる事態が起るでありましよう。國民貯蓄に対する意欲は全く減退せんといたしております。
この問題に対する賛否の議論はしばらく別といたしまして、政府が意図する軍公利拂の延期は、その実質は、その延期額に相当するだけ新たに公債を発行した結果と同じに相なるのでありまして、歳出面に國債費十五億を計上し、歳入面に十五億を計上いたしまして、正しくは債権、債務両建による記載を必要とするものであります。
それから、軍公利拂延期は新たなる債務の負担と同様であつて赤字公債発行と同様の意味があるじやないかというような御質問であつたと思うのでありますが、この件に関しましては、小坂君にお答え申した通りでありまして、國家が新たなる債務を負担したのではない、支拂期日を変更したに止まるのでありますから、赤字公債発行と同様に見るべきものではない、かように私どもは判断いたしておるのであります。
次には百二十三ページに掲げてございます石炭廳で地方の商工局長に對して掴み金を出しておられるという點でありますが、若しこういう必要があれば、會計法にはちやんと資金前渡官吏というものが認められておるのでありまして、それにお渡しになればよろしいのでありますが、かような法規に認められていない方法で、債務の確定していないものを掴み金でお渡しになる、いろいろ便利ではありましようけれども、そういう方法は、この檢査報告
前年度の賣拂のうち賣拂代償本年度納付を許可せられ、本年度において尚收入未済となりました金額が三百三十萬二千五百六十圓、これに前年度より繰越いたしました物品の債務一千百十八萬四百五十二圓余を加算いたしますれば、支出の合計は三億八千八百七十二萬九千三百六十七圓余となりますから、收入支出の差引きにおきまして、八百九十六萬一千六百七十五圓余の缺損を生じました。
次に出威出予算中重要な事項について申上げますると、終戰処理費九百二十六億円、賠償施設処理費六十四億円、連合國財産返還費十六億円、債務調整費五百十五億円、公共事業費四百二十五億円、地方分與税分與金四百四十九億一千余万円、地方警察費國庫負担金二十八億九千余万円、住宅復興資材費十八億九千余万円、政府出資金一八〇九億七千余万円、国債費七十五億二千余万円、同胞引揚費五十二億三千余万円、小学校教員給與國庫負担金八十七億四千余万円
尚用品勘定の收支計算の結果を申上げますと、用品勘定の收入濟額は五十三億六千七百八十二萬餘圓でありまして、これに本年度の收入未濟額一億十三萬餘圓、前年度より繰越した支出未濟額七千三萬餘圓、本年度の前拂金未精算額七千八百七十三萬餘圓、翌年度に繰越した物品の債務十七億四千三百二十一萬餘圓を加えました收入の合計は七十三億五千九百九十三萬餘圓となります。
製絲業整備資金は全國製絲組合連合會及び全国産業組合連合會におきまして昭和十一年及十六年の二囘に亙る釜數の整理のためにそれぞれ借入れたものでありまして、生産された生絲から一定額昭和十一年一俵一圓三十錢、昭和十六年は一俵六圓三十錢を積立てまして償還に當てて參つたのでありますが、昭和十八年蠶絲團體の改編によりまして兩連合會は解散を命ぜられ、右の債務の引受者がなくなつたのであります。
これは一應の理論として、さようにも考えられるのでありますけれども、國がこのことによつて新しい債務を負担するということではないのであります。
すなわちその第一項において会社の配当する利益または利息の支拂債務が、持参債券であることを明らかにいたしますとともに、その第二項においてこの費用は会社が負担することといたしたのであります。
それは小麥は日本の政府が拂い生産者債務で賣つておりますから、食糧と肥料とが大體今申上げましたように約八割を認めております。輸入のそれに對しまして一ドル五十圓以下の金で賣つているんです。輸出品は大體において平均一ドルが百七十圓ぐらいの平均になります。
先般京都において芦田総理が來られましたときに、この衣料品で相當な数量を手持ちしておるが、これを公定債務と闇價格の或る中間價畫というような價格で一般に配給したい。そうすればインフレを、そして衣料の不足を補うというようなことをお話になつたと思いますが、この品物は貿易廳にあると思いますが如何ですか。
貿易廳は生産者債務で先ず小麥を食糧管理局へ渡しております。そのレートが四十五、六、五十以下ですから、それだけこれに來るのは當り前です。
それから最後の表が復興金融金庫の債務保証実行残高表であります。この関係の資料は私どもの方の資料ではございませんので、復興金融金庫の方でまとめております資料を借りて写してまいつたのでございます。
それは外資導入の問題について、ガリオ・フアウンドその他のいわゆる外資と言われておるものの中で、安本長官の方で、これは政府對政府の關係、こういうふうに申されましたが、これは日本政府の債務として導入されたものであるか。これがどういうフアウンドにあつて、どういうフアウンドにないか。こういうような點について、お聽きしたいと思います。
毎月の金に詰りますから、われわれとしては債権者ですから債務の取立をやるのをうつちやつておけません。そうしますと恐らくこれはどうか存じませんが、また大臣から局長に、土建界はどうしたという催促があると思います。そういうような点が、土建界何うるさいことを言うかというようなことを、あるいは局長がお感じになつたかしれません。
○石田(博)委員 その時は全部あなたの会社に対する政府の債務支拂を早くやつてくれ、こういうことであつて、全般の問題ではないわけですね。
すなわち、当時三党政策協定の任に当つた北村大蔵大臣は、軍公利拂は委員会の設置により処理する、それまでは國の債務であるから支拂をしなければならない旨を述べられてあつたのでありまするが、これが社会党の気に障りまして、利拂前提條件であり、停止後の処理を委員会で審議するものとの反対意見に押されまして、大蔵大臣は中途にして前言を訂正し、利拂停止をする旨を確認されたのであります。
という規定がありますほかに第三十一條におきましては、復金から賃金の融通を受けた者、また復金から債務を引受けられ、または債務を保証された債務者というような相手方に対しましても「主務大臣は必要があると認めたときは、その業務及び財産の状況に関し報告を徴し、または当該官吏にその業務の状況もしくは帳簿処理その他の物体を檢査させることができる。」こういうことになつております。
その点は、私今正確な法律的な根拠を申し上げるだけの余裕はございませんが、少くとも徳義的に、あるいは債務者の立場において、それはすべきではないと考えます。少くともさような場合には事前に非常な手数をかけて審査を受けておるのでありますから、当然に復金の融資部なり、場合によりまして、その変更が大きければ、幹事会、委員会の承認をとり直す必要があると考えます。
この際金庫の債務保証を要するものについてはその旨を金庫に通知し、債務保証を要しないで一般の金融機関が融資することができるものはその旨金庫に通知して申込みを取下げさせる。こういうことになるわけであります。
このお話の外かと思いまするが、二項にあります債務の履行としてなされるものですね。二項では、債務の履行は除いておりますけれども、一項の方の収入は一切のものを網羅しておりまするから、お話のようなものは当然入ると思います。
○政府委員(郡祐一君) この場合に、寄附につきましては債務を履行するというものは除外しておりますが、その分だけが収入と違つて参ります。その外に党費、会費その他債務の履行と申しておりますから、党費と会費、それから債務の履行というものを除いておりますから、寄附は収入より幅が狭くなつておりますが、それ以外の贈與とか財政上の援助、こんなものが当然入つて参ると思います。
○北村國務大臣 ただいまの普通銀行の場合は、さきに申し上げましたように、貸借上の債権債務の関係でありまして、損益勘定ではないのでありますから、そういうような問題は起らないのであります。これは金を貸す日本銀行としては債権。普通銀行は債務であります。貸借上の問題でありまして、損益の計算ではございません。
○後藤證人 それはこの関係だけではありませんが、一般に縣の工事の関係で、それを引当に金を貸す分は債務者から委任状をもらつて縣に出す。金を縣が支拂う場合にはそれを銀行の方にまわしてもらいたいということで委任状を頂戴しておりました。
直接の債務者にはなつておらぬわけです。
○木村禧八郎君 大藏大臣に對しまして最後に一つ軍事公債の利拂延期の問題ですが、この經緯についてはいろいろ問題がありましたが、その點には觸れたくありませんがねただ一つ孫利息に對して日本銀行でこれを中止するということになりますと、これはやはり赤字公債、日銀の赤字公債と同じことになると思うのですが、先ほどの話では國家債務には増減がないということについては分かりますが、それを今度擔保にして融資するということになると
一般の金融擬關の第二封鎖の切捨ての問題、又前に大藏大臣が、例えば軍事公債の利拂いを打切り、公債の利拂停止というものは國家債務であるから、そういうものは停止すべきでないというような御議論がありましたが、若しか郵便貯金の第二封鎖預金打切りということになると、これは國家債務でありますから、これを打切るということになると、非常にこれは又問題は重大な問題が生じて來ると思います。
この利拂いの問題は國家の債務に増減はないのでありまして、從つてこのことが健全財政或いは健全金融と直接影響するということには相成らんと思います。だた支拂いの時期を、法律案を提出して御審議を願うわけでありますが、延長するだけでありまして、從つて債務の量が殖えたことになりはしないという點において、私共は國家債務に増減はない、こういうふうに考えておるのであります。
併し月給の四分の一くらい差押えられても何ら痛痒を感じないような特別な人もあるかも知れませんので、そういう場合に但書で以て、差押えによつて債務者がその生活上窮迫の状態に陷る虞れのないときは裁判所の許可を得て、その二分の一までの範圍内において差押えることができることに許可することができる、そういう場合には二分の一まで差押えられるが、そうでない限りは、普通は四分の一だけ差押えることができる、併しながら四分
○政府委員(郡祐一君) それは第五條の方に寄附と收入等の定義をおいてございまするが、寄附の中からは党費、会費その他債務の履行としてなけれるものを除かれてあることになつておるわけであります。ところが政党につきましては党費、会費等の收入等があり得るわけでありまするので、そういう場合におきましては、政党については歳費以外にもそういう收入を擴張しろということであるわけであります。
いわゆる東京都が差押えをやつておると國家の收入になるのであるから債権債務が相殺されるので、そうすると竹中組に対して現在多くの仕事を預けておるけれども、東京都としても実際工事を完成させたいがために、竹中組にこの金を支拂つてやりたい、そういうことを聞いたということを言つているのですが、あなたは前尾局長にどこでお会いになつて御報告になりましたか。
一箇月経つて、東京都に対する債権というものは前からわかつており、事情もわかつておるのに、急激に今度は支拂いをした上で債務を押えられ、税金を拂える。つまり差押えということによつて生じた新たな事態に即應して約束できないということも、約束できるというような態度をきわめて簡單に豹変しているように思いますが、そういう人間を私どもはあなたの言うがごとく信ずることができるかどうか。
○武藤委員長 東京都とすれば、どうせ五千万円の債務があるのだから、竹中に拂おうと國家にもつていかれようと、東京都はどつちみち同じですね。