1961-06-05 第38回国会 参議院 逓信委員会 第30号
さようなことはどうも負担金思想というもので困るのだということで、このたびよけい引き受けていただいておりますけれども、その債券公債の条件が一般公募の場合と同じ条件で、すべて利率その他の方も同じ条件で引き受けていただく、こういうことに改めたのでありまして、従来のような負担金の考え方というものは全部これを払拭したつもりでございます。従って、十年たちますと元金はもちろんお返しするわけでございます。
さようなことはどうも負担金思想というもので困るのだということで、このたびよけい引き受けていただいておりますけれども、その債券公債の条件が一般公募の場合と同じ条件で、すべて利率その他の方も同じ条件で引き受けていただく、こういうことに改めたのでありまして、従来のような負担金の考え方というものは全部これを払拭したつもりでございます。従って、十年たちますと元金はもちろんお返しするわけでございます。
それとも債券、公債等の関係において、全体の財政上の問題は関連ないとおっしゃるのか、こういうことまでどう考えておられるのか。もしその考えがあるならば、やはり一般会計なり特別会計と同じように取扱い得る法の改正というものを、今国会にしておかなければならぬということになります。だからそういう問題について本気で考えて御答弁なさっているのか。
○山田節男君 非常に御心配になつておることは、昨日愛知大蔵政務次官と私は、二十八年度の予算が今回通りましたら相当インフレーシヨンの傾向が強くなるじやないか、又これを裏書するように裏打ちするように、一万田日本銀行総裁も、この四半期における金融というものは相当金利の引上げ、それから債券、公債、社債の増加ということについては、これは非常に今困つておる。
債券、公債の債務約一千億円、これにはたして国民経済が耐えられるかどうか。 私は、賢明なる諸君に向つて、健全か不健全かの問題を論議しようとは思いません。しかしながら、口を開けば均衡予算、健全財政と主張されるが、その健全財政の基礎は何によつて求めるかと言いまするならば、健全なる国民経済の上に立つてこそ初めて健全財政の生命があり得ると思うのであります。