1953-07-08 第16回国会 参議院 労働委員会 第8号
その第一は、本委員会の議事日程のことでありますが、明日委員会を休みまして、明後十日の日には軍事施設工場、或いは調達庁の直傭労務者と米軍との間に交わされております私契約に関する人事条項の問題につきまして学識経験者並びに政府の関係者を招致いたしまして、最後の調査を進め、結論を出したいと考えております。
その第一は、本委員会の議事日程のことでありますが、明日委員会を休みまして、明後十日の日には軍事施設工場、或いは調達庁の直傭労務者と米軍との間に交わされております私契約に関する人事条項の問題につきまして学識経験者並びに政府の関係者を招致いたしまして、最後の調査を進め、結論を出したいと考えております。
においてはどういう形で審議されて来たのか、或いは審議されないで、合同委員会とは全然無関係で契約は締結されて来ておるのかどうか、更に又今お話の、実は契約々々とおつしやいますが、我々はその内容を明確に資料も配付されていないために、その中における人事条項等についてはどういう内容を持つておるのか、更に問題は、いわゆる間接雇用の場合労務者のみを対象にして調達庁あたりはやつておるのか、或いは軍管理工場或いは直傭労務者
○委員長(栗山良夫君) 各委員諸君の御質問を頂きます前に、日鋼或いはこれに類する三菱の工場等を対象といたしまして、人事条項が私契約の中に織込まれておりますのは、やはり基本として、日本人及びその他の日本在住者の役務に関する基本契約というもの、これは即ちT・O・Dの関係の国の直傭労務者に対する契約のことでありますが、これをアメリカと日本政府との間に締結している、その基本に問題がおかれたわけであります。
但しそのときに四月一日から急に今まで請負業者が提供し、みずから資材も提供して工事をやつておつたのでございますが、この労務者を急に軍の直傭労務者、その当時のLRでありますが、それに切替える手続がかなり時間を要したので、あります。この二、三の例を見ましても、四月、五月、六月三カ月くらいかかりまして、人間を順次切替えておるのであります。
それから賃金の決定、請負人労務者から直傭労務者、LRに変るときに、いろいろ紛糾したというお話がありましたが、これも賃金の決定などで多少遅れましても、全部実は遡つて、この切替のときから、四月なり五月なりの切替のときから、これは国が終戰処理費の直傭労務者としての賃金を拂うのであります。
これは終戦処理業務に直接附帯する事務を賄う経費で、その主なるものは連合国軍に提供する直傭労務者を管理するための経費、爆薬処理のための事務費等でありまして、当初予算は六億九千五百五十四万一千円でありますが、今回補正予算として増加する分といたしましては、終戦処理事務を委託しておる地方公共団体の職員の給与を改善するため六千六百十五万八千円、労務者宿舎の管理のため三百四十一万二千円、同じく労務者の宿舎の建設
○深川タマヱ君 連合軍に提供する直傭労務者の給与のことでございますけれども、生活費も相当上つているのでございますけれども、今回これは上るのでございましようか。
次に、請願七百四十号、進駐軍関係労務者に失業保険法を適用する件の請願は進駐軍関係政府直傭労務者の場合、言語、風俗、習慣を異にする連合軍に雇用され、些細な事由により一方的に解雇され、而も解雇及び退職手当金も支給されないという実情で、労働者は極めて不安定のうちに就労を続けておりますから、速かに失業保険法を適用されんことを要望するものであります。
そうしてその募集せられた人々が直傭労務者である場合には、その軍の規律、秩序の下に労務に服せられるということは当然のことでございますけれども、併しながらともかくも、国内法として労働基準法がございますから、労働基準法の建前によつて労働條件が満たされまするようにということにつきましては、直接進駐軍に対しましても、又直接の政府の責任機関であります特別調達庁に対しましても、労働省は強くそういうことに遺憾のないように
先づ資料の一としましては、 昭和二十四年八月十二日 連合軍要員健康保險組合 理事代行 伊藤 清殿 特別調達庁次長 根道 廣吉 依頼書 今般当庁事業部に於て連合国軍関係政府直傭労務者用として麻シヤツ地の特配を受けたので埼玉繊維被服工業株式会社に開襟シヤツの加工縫製方を依頼し之が配給代行を財団法人民成協会に依頼した。
ところがそれが今日に至るまでその決議を特調は実施していない、そういうことを要請していない、そのために年々この全直傭労務者が受けておるところの損害というものは、何十億という大きな損害が今日まで起きておるのでないか、こう思うのですが、そういう最高の決議機関が決定したものを、それをなぜ実施せずに今日まで握り潰してやつて来たのか、こういうことは、直傭労務者にとつては大きな問題であろうと思うのです。