1970-02-26 第63回国会 衆議院 予算委員会 第6号
それから不安な催眠薬について危惧におびえている、非常にルーズなそういう薬務行政に対しておびえている人々に対しても、私は一歩前進であると思うのです。自主規制をやったものであるから、当然これは行政指導から禁止の措置をすべきである、そういうことで、私は非常にいい答弁だと思います。これで、いま数カ所でやっておりまする訴訟——民事上の賠償ですが、訴訟が私は一歩前進するだろうということを期待いたします。
それから不安な催眠薬について危惧におびえている、非常にルーズなそういう薬務行政に対しておびえている人々に対しても、私は一歩前進であると思うのです。自主規制をやったものであるから、当然これは行政指導から禁止の措置をすべきである、そういうことで、私は非常にいい答弁だと思います。これで、いま数カ所でやっておりまする訴訟——民事上の賠償ですが、訴訟が私は一歩前進するだろうということを期待いたします。
サリドマイド催眠薬については、いまの質疑応答を通じましても、自主的な規制措置をとっている、自主的に業者に対して製造をやめなさいと、こう言っている。自主的な規制措置というのは法律上の根拠はないわけですよ。どこかの業者がよくきくということでつくりましても、これはつくることができるのです。違法ではないのです。
御承知のようにアンプル事件とかその他たくさんあったわけですが、サリドマイド催眠薬を飲みまして、アザラシっ子が生まれている。その親は外部からは先天性だといわれて——手の短いアザラシっ子です。そういう子を持った親は離縁をして、その子を育てたりずいぶんひどい目にあっているわけです。
これはあの問題が起こる前は、いままでにない催眠剤として非常に優秀な催眠薬であったわけです。いままでの催眠薬のように副作用というのがなくて非常に優秀な催眠剤であったわけであります。ところがこれが一たびサリドマイド系の奇形児の問題が起こった途端に、あの優秀なサリドマイドという催眠剤がすべて葬り去られました。
(拍手) さらに、議長の生まれたところは風光明媚で非常に純朴な土地であるが、どうしてこういう議長さんがお生まれになったか、こういう質問でございましたが、私は推測いたしますのに、どんな風光明婿なところでございましても、親たちが夫婦円満に仲よく子供をこしらえましても、まあ私の推測によりますと、昔非常に進歩的な家庭でございましたから、当時はあまり飲まなかった催眠薬でもお飲みになりまして鬼子が生まれたのではなかろうかと
○佐竹(晴)委員 先日お尋ねをいたしました福岡高等裁判所における催眠薬による精神喪失状態再現の鑑定の件、これはその後お調べの結果いかがでございましたでしょうか、一つお答え願いたいと思います。
そこで私が見まして、今晩寝せて見せると言って、これはあまり催眠薬はどんどんふやしますというと害になりますので、乳糖を多量に盛りまして、今晩は寝れるぞと私言った。そこで、これは少しく悪い話かしれませんが、これに暗示を与えるために、婦長に向って、あまりよく寝たら起してやれといって、聞こえるがごとく聞こえざるがごとく私は話をいたしまして乳糖を多く盛ったのであります。そうすると朝まで寝た。
最近の問題につきましては、これは催眠の目的のために必要量だけ飲むという用法を明瞭に指示いたしまして許可をいたしておりますわけでございますので、現在のごとくそれを催眠以外の、自殺の目的をもつて使う、多量に飲むということにつきましては、これは当時といたしましては正しい催眠薬として用いられるという目的のために許可されたものであつて、端的に言えば予想していなかつたというわけであります。