1952-06-12 第13回国会 衆議院 本会議 第53号
去る五月一日のメーデーは、独立後最初のものとして、最も厳粛に、しかも明朗に終始すべきことを要請され、傘下労働組合の大半もまた同様趣旨を体して、きわめて穏健裡に終了せんことを企図したにかかわらず、共産党を中核とする一部過激分子の計画的暴動に端を発し、遂に皇居前広場において前代未聞の不祥事を招来したることは、まことに遺憾でありまして、これが内外に及ぼしたる甚大なる悪影響は、独立早々のわが国に一大汚点を印
去る五月一日のメーデーは、独立後最初のものとして、最も厳粛に、しかも明朗に終始すべきことを要請され、傘下労働組合の大半もまた同様趣旨を体して、きわめて穏健裡に終了せんことを企図したにかかわらず、共産党を中核とする一部過激分子の計画的暴動に端を発し、遂に皇居前広場において前代未聞の不祥事を招来したることは、まことに遺憾でありまして、これが内外に及ぼしたる甚大なる悪影響は、独立早々のわが国に一大汚点を印
即ち炭鉱連盟に対して傘下労働組合が賃金の要求をしておる。賃金の要求をしておるが、万一聽かれた場合においては、七日の間に回答を得られた場合においては一〇〇%全力を挙げて掘る。若し七日間で聽かれない場合においては予定のごとくストライキをやる、行動を開始するということの昨日の新聞をあなたは御覺になつたでありましよう。