1987-05-14 第108回国会 参議院 内閣委員会 第2号
さらにまた長距離偵察爆撃機等の配備も増強しており、その活動も組めて活発化しておることは御承知のとおりでありますが、これらは我が国の本土防衛あるいはシーレーン防衛において極めて重要な脅威となる可能性を持ち、これに対する遠距離からの早期警戒組織の確立ということは極めて重要なことだと思います。
さらにまた長距離偵察爆撃機等の配備も増強しており、その活動も組めて活発化しておることは御承知のとおりでありますが、これらは我が国の本土防衛あるいはシーレーン防衛において極めて重要な脅威となる可能性を持ち、これに対する遠距離からの早期警戒組織の確立ということは極めて重要なことだと思います。
○玉城委員 これは偵察、爆撃、対ゲリラ専用の飛行機ですから、いろんな機能を持った軍用機ですが、いまおっしゃるようなことからしますと、この飛行機は、クラークに行く場合は必ず宮古におりなくちゃならぬという必然性が出てきますよ。
しかるに、これが政治的解決ができぬから偵察爆撃をやったというのでは理由にならぬと思うのです。それはしかしアメリカがベトナムやラオスでかってにやっておるから日本は関係ございませんでは済まぬと思うのですね。少なくとも極東における戦火の危険を防ぎ、そしてアジア全体が平和共存でいくためには、起こってきた問題をまずその根から解決しなければいかぬと思う。
第二点は、しからば、プーマ政府から、もう少し偵察爆撃してくれ、もっと奥へ行ってくれ、もっと多量の爆弾を用意してきてくれという要請があれば、さらに出るのかどうか。これは国際常識上の立場からひとつ日本側としての考え方を聞いてみたいと思います。