2013-03-21 第183回国会 参議院 環境委員会 第2号
○水野賢一君 今、局長から生活環境項目と健康項目の話があったんですが、端的に言えば、水の場合はいろいろ選べるっていうこともあるわけですよね。例えば、印旛沼だと飲料水だからこれは環境基準をもっと厳しくしなきゃいけないとか、手賀沼はそうじゃないから、例えば工業用水、農業用水のところはもうちょっと緩くていいとかですね。
○水野賢一君 今、局長から生活環境項目と健康項目の話があったんですが、端的に言えば、水の場合はいろいろ選べるっていうこともあるわけですよね。例えば、印旛沼だと飲料水だからこれは環境基準をもっと厳しくしなきゃいけないとか、手賀沼はそうじゃないから、例えば工業用水、農業用水のところはもうちょっと緩くていいとかですね。
水環境保全について、健康項目については未然防止の観点から十分な目標となっていないと懸念されているんですから、今後もやはりこの環境基準の見直しをきちんとしていっていただきたいと思います。 水質汚濁防止法第三条の第一項では、排水基準は、排出水の汚染状態について環境省令で定めるとされており、汚染状態の後の括弧書きで、熱によるものを含むとされています。
水質汚濁に係る環境基準の健康項目の見直しに当たりましては、各項目の毒性情報等の知見及び水環境中での検出状況、生産、使用等の実態を踏まえ各項目の取扱いを判断しているところでございます。今継続的に中央環境審議会で審議を行っておるところでございまして、先般も1・4ジオキサンなどの環境基準を追加したという状況でございます。
特に水質汚濁に係る環境基準の健康項目については、未然防止の観点からは十分な目標となっていないとの懸念が指摘されています。命を守るという観点からも環境基準の適切な見直しは重要な課題だと考えますが、見解を伺いたいと思います。
その結果、現在ではほぼすべての地点でこの健康項目に係る水質環境基準は達成されていると、こういう状況にございます。 こういった我が国の経験あるいは知恵というものを中国を始めとする諸外国の皆さんにお伝えして参考にしてもらうと、こういったことが先生御指摘の魚介類の安全性に直結する水質汚濁を防止する観点から非常に重要ではないかと、こういうふうに考えております。
これはいずれも一般的な水の性状を示す指標でございまして、例えば土壌汚染対策法上の特定有害物質というものでもございませんし、水質汚濁防止法上の健康項目というものでもございません。 その上で、ただいまお尋ねの記事が事実だとすればということになりますけれども、まずpHの方で申し上げますと、近傍において東京都が水質の測定を行っております。
法令上の取り扱いにつきましては、先ほど申し上げましたように、水素イオン濃度にいたしましても、導電率につきましても、特定有害物質あるいは健康項目という取り扱いではございません。唯一、pHにつきましては、水質汚濁防止法上のいわゆる生活環境項目として排水基準が設けられております。
さらに、環境基本法に基づく水質汚濁防止法の排水基準にもまた、有害物質については健康項目としてこれのみでありまして、生活環境項目の中に動植物などの生態系に与える有害物質の基準はありません、先ほど二、三例を挙げて事務方が言っていましたけれども。
環境基準には、人の健康保護に関する項目、生活環境項目等が定められ、地下水については、九七年に健康項目の規定がされているはずであります。 そこで、まず公共用水域についてお伺いをいたします。 健康項目については直ちに達成されてしかるべきものであると私は考えますが、どのようになっているか。
○高橋(嘉)委員 いずれ、健康項目という項目なわけですから、調査してこういうことが出ている、それを気をつけていきたいだけではなくて、しっかりと対策をとるために生活環境項目と健康項目とに分けているんじゃないですか。
次は、甲田参考人にお伺いをしたいと思いますが、地域と職域の連携を図っていくための問題をちょっとお伺いしたいんですけれども、例えば健康項目でありますとか精度管理など、健康情報の標準化の問題がこれ指摘されておるわけですけれども、この点、今回の法案では厚生労働大臣による健康診査の実施等に関する指針、この策定が盛り込まれております。
ならば、私は率直にここで提案したいわけですけれども、これまで年に一回しか発表してこないそうした問題、健康項目という非常に今情報のニーズが高まっている項目も含めて、やはりせっかく測定しているわけですから、その情報について公表するのに一年もかかる、そんな状況を改めて早期に発表する、そういう体制をとるべきじゃありませんか。
これは項目を広げれば切りがありませんけれども、常識的な健康項目二十六項目、生活環境項目八項目とした際に、大体費用というのは幾らぐらいかかるものですか。
これを見ると、有機汚濁の代表的な指標であるBODや酸性、アルカリ度の指標のpHなど生活環境項目の測定データは公表されているわけですけれども、カドミウムや六価クロム、砒素などの健康項目は一切公表されていない。 これはどういうわけですか。
○政府委員(渡辺好明君) 先生が御指摘あったとおりでございまして、公共用水域、河川、湖沼、海、こうあるわけですけれども、海と河川につきましては、環境庁が定めました健康項目それから生活環境項目、そのいずれにつきましても基準をほぼ達成しております。
そういった健康項目と言われている物質、今二十五項目を自治体がはかっております。 それから、水のきれいさというふうに委員がおっしゃいましたけれども、BOD値、有機物汚濁でございます。こちらの方はこちらの方でそういう生活環境項目として基準値を設定しております。
まず、槻川、都幾川の水質の状況でありますけれども、化学物質を中心とした健康項目、これにつきましては、過去三カ年間水質はすべて基準をクリアしております。それからBOD、生物化学的酸素要求量を中心とした生活環境項目につきましては、槻川はB類型でやや基準を充足していない、それから都幾川はA類型で基準を充足しているというふうな状況にございます。
さらに、健康項目というのがあってずっと出されているわけですけれども、これを見ましてちょっとぞっとするわけですが、例えば重金属また発がん物質、この両方が検出されたという検体は三十検体、約四割に及ぶわけであります。これは安定型と言われている処分場から出てきた水を検査してこういうことだということであります。
日本の環境基準というのは、人の健康の保護に関する環境基準、いわゆる健康項目、さらに生活環境の保全に関する環境甚準、環境項目。私は今までの話を踏まえて考えますならば、さらに生物を含む生態系や自然の体系を保存するというそういう基準、そういうことム一つの基準として考えていく必要があるんではないかなというふうに考えるわけでございます。
○政府委員(嶌田道夫君) 先と言われましたように、健康項目につきましてはほとんど達成しております。生活環境項目についてでございますが、全国の公共用水域におきますBODまたはCODの環境基準の達成状況は御指摘のとおり余り改善が進んでおりません。特に湖沼につきましては、平成六年度におきましては四〇・六%と低い状況になっております。
これに関連して、人の健康に有害なカドミウム等の健康項目の環境基準の達成率は九九・六二%、ほとんどもう達成している。しかしながら、湖沼においては生活環境項目のCODの達成率が四〇・六%と著しく低いということ、これはなぜでしょうか。また、この達成率を上げるために現在まで行っておられる対策は何でしょうか。
と、こうなっておりまして、その内容は、一つは健康項目、これは全公共用水域に一律に適用されますし、それからもう一つは生活環境項目、これは類型を定めて基準値を設定し、具体的な水域に類型の基準値を適用する。それによっていわゆる類型指定、当てはめを行うということで効力を発揮するわけですけれども、これが公共用水域の水質保全の目標値になって、その目標に向かってあらゆるといいますか多数の施策が行われる。
昨年の十二月に施行されました新たな水道水質基準に定められました有害物質につきましても、昨年環境基準の健康項目の追加をいたしますと同時に、水質汚濁防止法に基づきます排水規制の拡充を図ったところでございまして、水道水源水域を含めまして、これらの措置によりまして公共用水域の水質の保全につきましては十分その目的が達せられるものというふうに考えているわけでございます。
また、公共用水域の水質汚濁による人の健康への被害のおそれの観点からも水質汚濁性農薬の指定ができることになっているわけでございますが、これまで水質環境基準、健康項目でございますが、それが設定されていた農薬、有機燐がございましたが、これの公共用水域での検出が長年にわたって基準値レベルで見られなかったというふうなことで指定をされてはございません。
このため、滋賀県が昭和四十七年に制定をいたしました上乗せ条例において、健康項目に関する上乗せ排水基準を厳しく設定し、水源として万全の措置をしているところであります。
○八木橋政府委員 私が申し上げましたこの環境基準でございますが、これは健康項目にかかわるものでございます。したがって、これは地域的な差はないと見てよろしいものでございまして、したがって国の基準を用いて行うということが適切なものであるというぐあいに考えるものでございます。
これは当然のことながら、人の健康あるいは生活環境を破壊しないという観点から、大変厳しい、あるいは国際的に遜色のない環境基準が定められておるわけでございまして、例えば昨年十一月に環境庁長官が閣議で御報告された件でございますが、「人の健康の保護に関する水銀等の健康項目につきましては、測定の結果、九九・九八%の適合率であり、ほぼ完全に環境基準を満足している状況にあります。」という御報告があります。