1969-03-25 第61回国会 衆議院 議院運営委員会 第18号
本日の本会議における公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案の趣旨説明は、斎藤厚生大臣が、公害紛争処理法案の趣旨説明は、床次国務大臣が行ない、また、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案及び公害紛争処理法案の趣旨説明は、提出者の角屋堅次郎君が行ないます。 なお、右各案の趣旨説明に対し、日本社会党の島本虎三君、民主社会党の折小野良一君及び公明党の岡本富夫君から、質疑の通告があります。
本日の本会議における公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案の趣旨説明は、斎藤厚生大臣が、公害紛争処理法案の趣旨説明は、床次国務大臣が行ない、また、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案及び公害紛争処理法案の趣旨説明は、提出者の角屋堅次郎君が行ないます。 なお、右各案の趣旨説明に対し、日本社会党の島本虎三君、民主社会党の折小野良一君及び公明党の岡本富夫君から、質疑の通告があります。
○久野委員長 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出にかかる公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案及び公害紛争処理法案並びに角屋堅次郎君外十二名提出にかかる、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案及び公害紛争処理法案は、いずれも次回の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
同時に、聞きますところによれば、今回提出されるであろうところの健康被害の救済に関する特別措置法におきましても、こうした地域における救済ははずれるのではないか、またそういう具体策がないと聞いております。さすれば、今後大原ぜんそくでかなりの論議を呼びました二年前以上の広範囲にわたって被害者が出てくるわけですが、こういう点についてはどのようになさるお考えでいらっしゃいますか。
○斎藤国務大臣 公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案はもうすでに御提案申し上げておりますので、一日もすみやかに御審議をいただきたいと思っているわけでありますが、これによりますと、たとえば四日市ぜんそくのごときも、まあ十分とは言えませんが、ある程度の救済の足しになるものと思って、提案をいたしておる次第でございます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
そこで、それを一日も早くというのがわれわれの願いでありますから、早くやってやれと言うし、また一方は早くやってほしいと言うし、というのが今日の現状であります一そこで、その間に患者の方もお困りでありましょうから、さしあたっての分は、公害による健康被害の救済の法律をいまつくらしているわけでございます。
すなわち、被害救済については、「公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案」を今国会に提出いたしており、紛争処理についても、公害紛争処理法案が提出されております。
また、紛争の処理と被害者の救済制度の創設につきましては、「公害紛争処理法案」及び「公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案」について法文化を終え、近く国会に提出する予定でおりますので、本委員会の御審議をいただいた上、一日も早く新たな制度を発足させたいと考えております。
なお、補償基準を厚生省として考えているかというお尋ねでありますけれども、一般的に、公害問題についての被害、特に健康被害については、これは新しい問題でございまして、いろいろな先例その他の点がございませんこともあり、また民事上のいわゆる調停、仲裁等の問題につきましては、当事者間でいろいろの状況等によってきめられる問題だろうと思いますので、役所のほうで基準をきめるということは、現在むずかしいのではないか、