1951-02-02 第10回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
その四千床の増加のために約六億の経費が必要でございまして、このうち三分の二の四億は健康保險勘定が持ちまして、三分の一の二億というものを一般会計からこの会計に補助的にいわば繰入れるわけでございます。
その四千床の増加のために約六億の経費が必要でございまして、このうち三分の二の四億は健康保險勘定が持ちまして、三分の一の二億というものを一般会計からこの会計に補助的にいわば繰入れるわけでございます。
同時にこの問題は、先ほど私が第一問で質問いたしましたときに、健康保險勘定の積立金をこの方面に使うのだという点ではつきりいたしたのでありますが、われわれは厚生保險特別会計全体の積立金がこういうような面に使われるということになれば、なおさらこれは重大な問題として取上げなければならない。
○田中(織)委員 そういたしますと、先ほどの林委員からの質問に対しまして健康保險勘定の赤字は約二十二億あると言われたのでありますが、われわれの調べたところによりますと、二十二億六千四百万円ある。そのうちで五億千五百万円のこの積立金を流用した残りの部分を、どういうようにして補填して行く考えであるか。この際伺つておきたいと思います。
特別会計のうちの健康保險勘定の赤字補填の意味で、積立金をその財源に使い得るような道を開くことになるのだと思いますが、これは厚生保險特別会計の健康保險勘定の積立金を、健康保險関係の赤字補填に使うという意味なのか、それとも厚生保險特別会計全体の積立金を健康保險の方の赤字補填に使う、こういうことになるのか、その点をまず明らかにしてもらいたいと思います。
次に厚生保險特別会計においてでありますが、同会計のうち健康保險勘定に係る分につきましては、目下の経済情勢よりいたしまして保險事業経営上財源に不足を来している現状でありまして、これが補足に積立金を使用いたしたいのでありますが、積立金の使用につきましては、現行の同特別会計法におきましては、決算上の不足又は健康保險事業の福祉施設費にのみ限定されておりますので、これをその他の経費の財源としても使持し得るような