2007-03-02 第166回国会 衆議院 本会議 第9号
こうした一人一人の背負っているさまざまな事情というものに目が行っていない、光が当たっていない、そうした考え方の象徴的なあらわれとして出てきたのが、女性は産む機械発言であり、結婚して子供二人が健全発言であり、工場労働は労働時間だけが売り物発言である。いずれも、一人一人の国民を、一人一人の暮らしを見ていないという点で共通した発言であります。
こうした一人一人の背負っているさまざまな事情というものに目が行っていない、光が当たっていない、そうした考え方の象徴的なあらわれとして出てきたのが、女性は産む機械発言であり、結婚して子供二人が健全発言であり、工場労働は労働時間だけが売り物発言である。いずれも、一人一人の国民を、一人一人の暮らしを見ていないという点で共通した発言であります。
○福島みずほ君 私は、困ったなというのは、私がこの健全発言を問題だと思うのは、ある人が結婚して子供を持つという状況を健全という一つの価値概念で示していることです。 家族にはいろいろある、多様なすべての家族を応援するべきだ、社民党は先日、子育て家族政策を発表しました。
さらに、続けさせていただきますと、柳澤大臣、今度は健全発言、これでまた多くの皆さんが非常に驚愕をし、そしてまた、これも怒りを買ったところでもございます。 これは二月六日の閣議後の記者会見で、若い人たちというのは、結婚したい、それから子供を二人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけですと発言されています。
○福島みずほ君 だとしたら、カイロ会議は健全か健全でないかということを問題にすることは違うと、一人一人の生き方があって、一人一人の選択肢を尊重するのだと言っているので、柳澤大臣、ここで健全発言を撤回されたらどうですか。