2020-02-26 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
これは、水平坑井とか大偏距掘削とか申します。それがまず一つ。もう一つは、坑井の中に大きな水圧を掛けて地下で地層にひびを入れる技術、これは水圧破砕、フラクチャリングというふうに言っております。この二つの技術があってシェールオイル、シェールガスが取り出されるようになったと。
これは、水平坑井とか大偏距掘削とか申します。それがまず一つ。もう一つは、坑井の中に大きな水圧を掛けて地下で地層にひびを入れる技術、これは水圧破砕、フラクチャリングというふうに言っております。この二つの技術があってシェールオイル、シェールガスが取り出されるようになったと。
今までは、水平方向というか真っすぐしか掘れなかったり、真直角にしか掘れなかったんですけれども、斜めに掘ったり、もっと偏距した堀り方ができるようになった、ジオパイロットという先端の技術をJOGMECが開発したんだと。これも、えっと思ったんですけれども、二十年も前の話なんだそうです、私が知らなかっただけで。これを使ってシェールガスだとかシェールオイルを掘ることがスタートした。
これは恐らくいろいろな条件の中で変動余地は大きいものだと思いますので参考程度だとは思いますが、ここにありますように、この下のところに偏距と書いてありますのは斜めにどのぐらい伸ばしていくかという意味ですが、グラフの一番右側でいえば、斜めに二千メートル伸ばしていくような傾斜掘削であれば、このグラフが正しければですが、参考数値としては少なくとも三割ぐらいのコストアップになるということになるわけです。