1949-05-22 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第23号
なお退治を殺すのは人道に反するという人道的、倫理的反対論も強く成立ち得るのであります、しかしながらこの問題も、母体の保護のためにやむを得ぬ処置として解決され得ると思うのであります。現在具体的の問題といたしまして、経済的理由によつて堕胎を行わざるを得ない場合があるけれども、やみでこれが行われることが多いためにかえつて経費がかさみ、また危險であるから、むしろ公認すべしという事由で賛成論があります。
なお退治を殺すのは人道に反するという人道的、倫理的反対論も強く成立ち得るのであります、しかしながらこの問題も、母体の保護のためにやむを得ぬ処置として解決され得ると思うのであります。現在具体的の問題といたしまして、経済的理由によつて堕胎を行わざるを得ない場合があるけれども、やみでこれが行われることが多いためにかえつて経費がかさみ、また危險であるから、むしろ公認すべしという事由で賛成論があります。