2007-06-14 第166回国会 参議院 総務委員会 第22号
政府は、今になって自治体に新しい財政指数の作成、公開を求め、その数値次第で自動的、機械的に健全化計画や再生計画を事実上義務付けるというのですが、その前に、政府こそ自治体を過大な借金行政へと強烈に政策誘導した責任を取り、同じ失敗を未然防止するため公正な情報提供を自らに義務付けるべきです。
政府は、今になって自治体に新しい財政指数の作成、公開を求め、その数値次第で自動的、機械的に健全化計画や再生計画を事実上義務付けるというのですが、その前に、政府こそ自治体を過大な借金行政へと強烈に政策誘導した責任を取り、同じ失敗を未然防止するため公正な情報提供を自らに義務付けるべきです。
だから、今の借金行政というのは国、地方を通じて大変なところへ来ている。 そして、この間、参考人の先生が、精神規定のほかに市場の、何というか、シグナルがあると、こういうこともおっしゃっておりましたわね。それで私、大変だ、これはもうとことん詰めておかなければならないと思うのは、シグナルは私、五十六年に一遍出たと思うんですよ。
そしてそれを増幅するような形の中で問題を処理をしようとするから、借金行政、借金政治をずっと続けていこうという政治的な体質があるわけです。
下回っても、これはまだまだ来年度も借金行政、これをやらざるを得ない、こういう見通しが立てられているわけですね。そうなりますと、やはり多少規模は縮小されるかもしれないけれども、地方が借金を負うということだけは間違いない、こういうことが言えるわけですね。
こんな現状を繰り返していくということは、借金行政を繰り返す以外の何ものでもない。もっと言うならば、こんなところから黒い霧が起こってくるのですから、ということまで私たちは想像をたくましゅういたします。