2000-03-30 第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第8号
なぜ単年度方式に組みかえる決定がなされたのか、そしてまた、このロングリストという方式は、従来の五年ぐらいの時間軸で行ってきた円借款方式とどのように異なるものであるのか、この点についての御説明をいただきたいと思います。
なぜ単年度方式に組みかえる決定がなされたのか、そしてまた、このロングリストという方式は、従来の五年ぐらいの時間軸で行ってきた円借款方式とどのように異なるものであるのか、この点についての御説明をいただきたいと思います。
もう時間も余りありませんので少し飛ばしますが、円借款がプロジェクト借款と商品借款に分かれているということは御承知のとおりですが、商品借款方式にはLC、信用状、レター・オブ・クレジット方式とリインバース方式があると。私も、呼んでいろいろ勉強させていただきました。 これは毎日新聞の四月二十三日付が指摘したところですけれども、一次から七次のフィリピンの商品借款だけ全面的にリインバース方式がとられたと。
○岡田(利)委員 いま中国方式、こう言われましたけれども、わが国の円借款方式は、中進国は中進国、発展途上国を主体にしてやるというのが方針ですから、韓国経済の状況は中進国、こう国際的に認定されているわけですね。中国と違いがあるわけであります。ただ、そういう点で客観的に見てもどうも納得できないというのが国民の偽らざる受けとめ方だと思うのです。
わが国におきましても、そういうひもつきというか、わが国の輸出と直結する借款方式、そういうことをやってきたわけでありますが、これは先ほどお話がありましたが、軌道をもう修正しなければならぬと、こういうふうに考えておりまして、今度のUNCTADの会議でこの問題が話題になりますれば、わが国としては、他国の動向もあります、それも見なければなりませんけれども、他国が大体そういう方向でありますれば、わが国といたしましても
これを行なえば行なうほど世銀の自由に使える金交換性通貨は減っていく、ここに借款方式については問題があると、こういうことが指摘されているんですね。ですから、そういうことが将来問題にならぬのかどうかですね。いまの場合、そういうことが前提になっていないのですか。日本の場合は、長期でただ低利ということだけですか。ソフトローンということは、きのうぼくは聞いたものですから、別にこだわるわけじゃないんです。
○檜垣政府委員 米国のマイロをいわゆるGSM方式、回転借款方式で輸入をしたいという飼料輸入関係の向きからの考え方がありまして、一昨年あたりからアメリカのCCC当局または農務省と接触しておるようですが、いまだに決定いたしておりません。
したがいまして、そうした方式につきましても、今後そうした直接借款方式をさらに比率を高めていくということが必要であろうかと思います。先生御指摘のように、条件の問題、それからいま申し上げました方式等につきまして、新しい国際的な発展に応じた体制を日本としてもとっていく必要があることを痛感しております。
○飛鳥田委員 御存じないとおっしゃるのですが、米国の五八会計年度において一億七千五百万ドルを設定して、この予算を基金として、長期借款方式によって、被援助国に対し、航空機、誘導弾、地上兵器などの完成兵器装備を売却する、こういうことはあなただって御存じだろうと思うわけです。これはもちろん今までの有償援助方式と異なるものだということも御存じだと思うのです。御存じないんですか。
この前も申し上げたと思いますが、政府レベルの借款方式というものについても当時議論になっておったこともありますし、それから今大臣からお話がございましたように、何か経済援助という方式でやってくれということであったわけであります。
また今アメリカにおいて大きな傾向として、先ほど来お話のように、対外援助をなるべく減らしていく、また無償であったものを有償やあるいは借款方式に変えていくという傾向が出てきておることは、御指摘の通りであります。
そうしてそれともにらみ合いまして、対外援助の方針がそれを熱心に欲する国には与えられるが、熱心でない国にはそれがだんだん与えられない、そうしてしかも従来無償供与であったものを有償供与にする、あるいは借款方式にする、こういうような方向に変りつつあるように見えます。対日軍事援助につきましては御承知の通り年々一億数千数十万ドル、すなわち五百数十億円ずつの金額に上る援助が与えられております。
ドルによる輸入だけが今話題に上つておるのですが、あるいは世銀あたりの借款方式も、今日公社の施設を輸入するのにあたつて考慮されておるのかどうか。