1986-03-20 第104回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
むしろ、政令で決めるという実費の勘案の仕方については、資金計画もあるいは借入金計画も自治大臣の承認なしに自由にできるようになるんですから、コストアップになっていくことは避けられないですよ。コストアップになっていくことをチェックできないんです。今度は資金計画を出させないから、借入金も自由にできるからということで抜け穴があるということで問題が残るんですよ。
むしろ、政令で決めるという実費の勘案の仕方については、資金計画もあるいは借入金計画も自治大臣の承認なしに自由にできるようになるんですから、コストアップになっていくことは避けられないですよ。コストアップになっていくことをチェックできないんです。今度は資金計画を出させないから、借入金も自由にできるからということで抜け穴があるということで問題が残るんですよ。
その中で、この臨時納付金の問題につきましては、いま公社当局から御説明がありましたように、それだけを取り出してということでは——、事実上の経営の説明了承ということというふうに理解をいたしておりますが、これが公社予算全体、あるいは資金計画、借入金計画、これは全体として議決を要するということに相なっておりまして、五十六年度予算案におきましても、利子負担におきましては約九十六億の増加、さらに借入金の計画におきましてもこれがふえておるわけでございますので
そういう点でむしろ大幅な長期の借入金計画を立ててくれた方が、利子の問題は別にしまして、資金繰りは非常に楽なのであります。ところがそうは相なりかねますので、かような予算の計上の仕方になったわけであります。
借入金が一方テレビのために増加するという計画になると、それは幾ら値上げをしてこれを堅実化するといつても、今後にそういう抜けた点があつて、それを制御するところの法的根拠がないというのは誠にこれは……、経営者のこれは信頼によつて我々はいいと思うのですが、制度上もおかしいし、又将来の運営において非常に警戒すべき点があるのじやないかという点において、繰返して申しますが、借入金計画というものは、計画をなさる上