1950-09-21 第8回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第3号
それで県の起債の枠となると、それが枠だけとりたいために借り手の市町村の起債というものを抑えて、そうして県に借りて行つて、市町村の方には残念ながら運動したけれどもこれしか取れなかつたのだ、こういうことを言うてる事実が多い。
それで県の起債の枠となると、それが枠だけとりたいために借り手の市町村の起債というものを抑えて、そうして県に借りて行つて、市町村の方には残念ながら運動したけれどもこれしか取れなかつたのだ、こういうことを言うてる事実が多い。
それは一例を申し上げますと、最近でも私どもの方では、銀行が貸し澁るようなときに、一体どこが悪いからこの企業に貸せないのかということを、親切に産業界の借り手に説明すべきものだ。ただあなたのところは貸しにくいとか、ほかに需要があるから、あなたのところにはやれません、そういうふうなことでは、いけない。
○内藤(友)委員 実はそれは御配慮はまことにありがたいのですが、作戰の妙を得て、さつそくそういう金が出ましても、七分五厘では借り手がないのであります。結局はあなた方が向うにいろいろおつしやつても、借り手がないとまた向うから何だというふうなことになるのでありまして、その作戰たるやすらつと流れて行くような、うまい作戰をしていただきたいと思うのであります。これはお願いであります。
○伊東(五)政府委員 この借り手の負担につきましては、一面額金の負担ができるかどうかということと、毎月の償還金が一般の收入とつり合つているかどうか、こういうことになりまして、これは頭金につきましては融資率七五%という限度をもう少し引上げれば、頭金の方は軽くなつて来るわけでございます。またそういたしますと、月々の負担が多くなつて来るのでありますが、この点は期限と利率の問題になつて参ります。
さらに大蔵省的見地からみますると、従来住宅営団のごときものがございまして、これは借り手あるいは讓り受け手の方で一文の金も出ないというような扱いであつたのでありますが、そういたしますと、何だか人の住宅に入つているような気になりまして、なかなか年賦金も納めなければ、家の修理、保全というようなことにも力を盡さないで、住み荒してしまうという弊もあるように思いまして、こういう行き方も一つの行き方ではないかというふうに
○河田委員 先ほどの御答弁で非常に進歩発展だというふうに言われました、私どもの考えとしては、見返り資金にしましても、今の日本の経済から言えば、七分五厘でなくてもつと安い金にすればまだ中小企業にしましても借り手はたくさんあると思います。また産業資金にしてもあると思います。こういう意味で見返り資金をこの方へまわすことは、一種の宣撫工作的な意味に使われることになる。
○舟山政府委員 住宅金融公庫の金は、個人で家を建てるときに貸すのが建前でありますが、回収の便宜等を考えますと、それらの金の借り手が住宅組合のようなものをこしらえて一括申込むとか、また資金の元利の返済も組合からやるという方が便利であるという論も考えられますので、組合による申込みというものを認めているわけでありますが、組合をこしらえたものを優先さすという精神は、決して盛り込まれてないのであります。
○板野勝次君 一口、例えば五万円とか十万円とか借すという、つまり貸付の数と、五十万円以上百万円までの借り手の数と、五万円以下の数というようなもので、今お分りなら聞かして頂きたいと思いますが……。
○玉置吉之丞君 それが妥当なものであるとすれば、今日の金融の梗塞しておりまする原因にいろいろな問題があると思いますが、大蔵大臣は本議場におきまして、金はもう銀行は余るほど持つている、信用さえあればどんどん貸してやるのだし、借りられるのだ、即ち金融の梗塞していること、金の詰まつているということが、借り手の信用が薄いから出せないのだ、こういうようなことを申しておられましたが、現在の実際の事情はそうでないのであります
しかしながら、これがよく貸出先としてフアミリヤになつておるものでありますと、調査も從つて適時に行われるようになると思うのでありますが、ただいまのお話のような場合でありますと、なかなか時間がかかる、と申しますことは、タイムリーな金融ができないから、非常に借り手の方でもお困りになるという結果になりまして、われわれといたしましては、この間の調整につきまして、こういつたような考えをもつておるのであります。