2009-03-25 第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
その後、米国は、IMFの多国間借り入れ取り決めである新規借り入れ取り決めを五千億ドルまで増額することを提案し、またEUは、EU各国からIMFに対する総額七百五十億ユーロの融資供与を表明するなど、緊急の必要性にかんがみ、加盟国からIMFへの融資という手法でIMFの資金基盤増強を行うことが国際的な議論の流れとなってきております。
その後、米国は、IMFの多国間借り入れ取り決めである新規借り入れ取り決めを五千億ドルまで増額することを提案し、またEUは、EU各国からIMFに対する総額七百五十億ユーロの融資供与を表明するなど、緊急の必要性にかんがみ、加盟国からIMFへの融資という手法でIMFの資金基盤増強を行うことが国際的な議論の流れとなってきております。
○与謝野国務大臣 先ほど申し上げましたように、今回の融資は、IMF加盟措置法において既に認められた取引であるということ、それから、日本はこれまでも、一九八六年に今回と同様の枠組みによるIMFへの融資を行っており、また一般借り入れ取り決めや新規借り入れ取り決めという多国間の借り入れ取り決めの発動による融資も実施してきておりますけれども、こうした措置も同様の根拠によるものでございます。
今、GAB、一般借り入れ取り決めで追加的に資金を拠出するような仕組みがありますが、それを全部使っても足りない、もう恐らくIMFがすべて動員しても二千億ドル使えるか使えないかだと思います。現実にもう千億ドルは危機の前に使ってしまいましたから、危機のときに動員する資金というのは足りなかったわけですね。
今回の第八次の増資とあわせまして、IMFの一般借り入れ取り決めの規模を六十四億SDRから百七十億SDRに拡大するというような措置を講ずることにもいたしておりますので、かなりIMFとしては資金が充実するということになります。
それからまた、先ほどちょっと申し上げましたが、IMFの一般借り入れ取り決めの増額が行われます。六十四億SDRから百七十億SDR、それによりまして百六億SDR調達可能ということになりますし、そしてまた一般借り入れ取り決めの増加に並行いたしまして、IMFがサウジアラビアから十五億SDRの借り入れをすることができるという話がまとまっております。
○米沢委員 今回の国際通貨基金の第八次増資並びに本年一月十カ国蔵相会議で合意が成立いたしました一般借り入れ取り決めの拡大、改組等の対策は、もとより特に昭和五十七年の夏以降の開発途上国の債務累積問題に端を発する国際金融不安に対処するものである、こう理解をいたしております。
この累積債務問題を解決するためには、今度のIMFの増資とか、あるいはGAB、借り入れ取り決めですか、この拡大とか、あるいはODAの拡大とか、いろいろそういう国際的な金融の支援というものがもちろん大事だと思います。しかし、先ほどからもお話があったように、やはり世界経済の一つのメカニズムの中でこういう問題が起こっているので、この金融だけの支援ではとてもこの問題は解決つかない。
これは長い間かかりましたが、二月中旬のIMF暫定委員会で出資総額を六百十億SDRから九百億SDR、四七%増資、これが決まったということ、それから、私どもも参加いたしました一月の十カ国蔵相会議では、一般借り入れ取り決めの規模が六十四億SDRから百七十億SDRに二・七倍に増額。そうしますとともに、開発途上国も資金が利用できるような取り決めを、改組をするということが合意されたわけです。
それからIMFに対する一般借り入れ取り決めの貸付枠を増額いたしておりますが、その結果、先進十カ国中三番目になっていると思いますが、間違いございませんか。大体そのぐらいだと思いますが。
○坂口委員 最近のIMFの対英借款に関しまして、一般の借り入れ取り決めに対しまして各国がいろいろ協力をしているわけでございますが、国際決済銀行の対英信用供与について、わが国もまた協力しているわけでありますが、わが国の協力度合いというものはどのくらいになっておりますか。
また、わが国は昨年十一月、IMFに対する一般借り入れ取り決めの貸付枠を大幅に拡大し、対英IMF借款にも積極的に協力してきておりますが、このような各国の相互支援等による国際協力を進めるとともに、開発途上国に対する経済協力についても引き続き推進してまいる考えであります。 さらに、自由貿易の精神に基づき、新国際ラウンド交渉を積極的に推進してまいる所存であります。
また、わが国は昨年十一月、IMFに対する一般借り入れ取り決めの貸付枠を大幅に拡大し、対英IMF借款にも積極的に協力してきておりますが、このような各国の相互支援等による国際協力を進めるとともに、開発途上国に対する経済協力についても引き続き推進してまいる考えであります。 さらに、自由貿易の精神に基づき、新国際ラウンド交渉を積極的に推進してまいる所存であります。
このような見地から、わが国は、昨年十一月、IMFに対する一般借り入れ取り決めの貸付枠を大幅に拡大し、対英IMF借款にも積極的に協力してきております。 次に、開発途上国に対する経済協力については、従来から二国間及び多国間の協力を通じて努力してきたところでありますが、これを引き続き推進してまいりたいと存じます。
このような見地からわが国は、昨年十一月、IMFに対する一般借り入れ取り決めの貸付枠を大幅に拡大し、対英IMF借款にも積極的に協力してきております。 次に、開発途上国に対する経済協力については、従来から二国間及び多国間の協力を通じて努力してきたところでありますが、これを引き続き推進してまいりたいと存じます。