1988-02-03 第112回国会 衆議院 予算委員会 第4号
もう一つの問題は、例えば今どれだけあるか、これも私よく知りませんが、少なくとも六〇%ぐらいあるでしょう、借り上げ庁舎ですね、ほとんどの郵便局は。さっき国土庁長官から地価についてお話がありましたが、これはたしか三年に一回しか改定されておらない。
もう一つの問題は、例えば今どれだけあるか、これも私よく知りませんが、少なくとも六〇%ぐらいあるでしょう、借り上げ庁舎ですね、ほとんどの郵便局は。さっき国土庁長官から地価についてお話がありましたが、これはたしか三年に一回しか改定されておらない。
その理由につきましてはさまざまでございますが、借り上げ庁舎が狭隘であるとか、あるいは庁舎が類焼して急速な復旧が困難でございますとか、あるいは借り上げ庁舎の返還請求を受けて直ちに庁舎を設置する見通しかないとか、あるいは庁舎が老朽化いたしまして、その場で執務することはできなくなったけれども新設のめどがなかなか立たない、こういうような理由で事務移転がそれぞれ行われたわけでございます。
法務省関係につきましては、特に法務局関係で宮崎管内に八庁、鹿児島管内に九庁の木造庁舎があり、そのうち大半は地元町村からの借り上げ庁舎であり、国費による早急な改善整備が望まれます。現地からも宮崎地方法務局管内の高城、椎葉両出張所の新営、高鍋、串間両出張所の増築、鹿児島地方法務局管内の川内支局及び大崎、下甑、上屋久の各出張所の新営の強い要望がございました。
次に法務局の庁舎施設でありますが、逐年整備されつつあるとはいえ、なお地方自治体からの借り上げ庁舎、非耐火構造の庁舎あるいは経過年数から老朽の著しい庁舎、狭隘となっている庁舎等問題の庁舎が多数あり、早急な解決が望まれております。 最後に、職員の宿舎でありますが、職員の宿舎施設につきましては、全般的に逐次整備されつつあり、おおむね充足されております。
○田代富士男君 問題は、この借り上げ庁舎の解消の問題についてでございますけれども、私も地方の法務省関係のところへ仕事に参りました折に、政府の他の省に比べまして、法務省のこういう建物といいますか、庁舎というものが非常に粗末である。もう廊下を歩いておりましてもきしんで音がするというような、そういうような建物もあります。
○政府委員(香川保一君) 借り上げ庁舎の解消の点につきましては、今後は、数年前からでございますが、借り上げ庁舎は大体老朽のものが多うございまして、古いものは明治時代に建ったというふうなものもございまして、さような老朽庁舎を新営いたします場合には、地元に負担をかけないで全部国費で新営するという原則を貫いておりまして、したがいまして、先ほども申し上げましたように、建物については借り上げ庁舎が著しく減少してきておるわけでございます
○田代富士男君 じゃ次に、全国に法務局のいろいろ建物がありますけれども、この建物が、借り上げ庁舎の建物が非常に法務省関係では多いわけなんです。まず、どういう現在の状況になっておるのか、御説明を願いたいと思います。
○政府委員(香川保一君) 借り上げ庁舎あるいは土地も借りておるというのが非常に多いという理由でございますが、これは沿革的には、御承知のとおり登記制度というのは明治当初の地券の制度、この地券の制度はいわゆる戸長、つまり現在で申しますれば市町村長に当たりましょうか、戸長のもとでそういう地券の書き入れをやっておったわけでございます。
たくさんありますけれども、第一に、法務局ではいわゆる借り上げ庁舎というものが約半数北海道ではあるようでございます。これは恐らく全国でもそのような傾向にあると思いますが、実態はどうなっておりましょうか。簡単にひとつ内容をお知らせ願います。
○大石武一君 何のためにこのような借り上げ庁舎が多いかというその原因、それをお聞きしたいと思います。またわれわれもいろいろ認識しておるのでありますが、この借り上げ庁舎は大体市町村ですな、市町村にいろいろ、何と申しますか、依存して、その好意によってそのような庁舎を維持しているという傾向も大分あるように思います。こういうことは果たして正しいかどうか。
また、所有区分別では国有が二十三庁、地方自治体からの借り上げが七庁、借り上げ庁舎の多いのが目立っております。 広島入国管理事務所及び管下の十個所の出張所の庁舎は、一出張所を除きいずれも合同庁舎であり、同施設への入居も昭和四十二年以降と比較的新しく、庁舎関係施設は全般的に見て整備されているといえます。 次に山口刑務所及び岩国少年刑務所について簡単に御報告申し上げます。
また、たとえば市町村からの借り上げ庁舎が非常に多いわけです。これはなるべく早急に新営しなければならない。この営繕の問題があります。登記所の庁舎整備がおくれている、これは一体整備計画はどんなぐあいになっているのか、大蔵との折衝が円滑に運んでいるのか、その辺が心配でならないのですが、どうでしょうか。
法務局関係では、問題多く、管内全庁舎の半数以上が借り上げ庁舎という状況で他の国家機関に比べ極端に多いのが特徴であり、このため借り上げ制度は早急に解消すべく借り上げ庁舎及び敷地の買収のための予算化が望まれております。
庁舎関係を見ますると、他の国家機関に比べ借り上げ庁舎の多いのが特徴であります。 また各管内とも職員宿舎が不足しており、配置がえのときなどの障害ともなっており、十分考慮してもらいたい旨の要望がなされました。 以上のとおりでありまして、その詳細について報告書を委員長に提出いたしましたので、会議録に掲載されるようお願いいたします。 簡単でありますが、報告を終わります。
それであと、こまかいことでございますが、たとえばコザの労務管理事務所等は急設いたしましたので、借り上げ庁舎と申しますか、そういったものになっております。したがって、これを新築いたします費用といったものを四十八年予算に計上して、いま国会で御審議願っております。
広島法務局からは、特に借り上げ庁舎について賃料増額あるいはそれにかわる買収措置を講ずる必要が訴えられました。その他各庁から施設の充実について種種の要望がありました。
○最高裁判所長官代理者(岩野徹君) 簡易裁判所につきましては、戦後木造モルタルが多うございますが、各地に建築してまいりまして、現在まだ借り上げ庁舎で仕事をしておるような状況の庁舎が十数カ庁残っております。これは、そのうちすでに四十三年度中にできますのが五カ庁ございますが、今後毎年二、三カ庁ないし数カ庁ずつは簡易裁判所の場合は新築をいたしていく状況でございます。
なお、つけ加えますならば、木造庁舎で、地方裁判所の支部に至りますと、古いものは明治十九年から残っておりますが、ただいまの私どもの計画は、昭和四十三年度以後六カ年間に昭和二十二年までの木造家屋ないしは戦後のバラック建造物、借り上げ庁舎等を改築いたしたい、そのできる用意をもって、十年計画のうち残り六年になっておりますが、あと六年たてば、先ほど申し上げた第一期の計画が終わります。
まず東北海運局におきましては、特定船舶整備公団の旅客船建改造に対する融資の増額と、海運関係出先機関の合同庁舎の新築、並びに青森、釜石、船川の各支局庁舎、特に船川は、新潟地震により現在使用できず、借り上げ庁舎で執務しているから、すみやかに建改築してほしいとのことでありました。
法務省所管の施設の総数は三千三百余庁に上っておりますが、完備されました施設を有するものがきわめて少なく、いまだに国有の施設がなく、借り上げ庁舎の一部に執務しているもの、裁判所と同居しているもの、また建築後数十年を経た老朽建物を使用しているもの等がはなはだ多く、治安の確保、権利の保全、犯罪人の矯正保護等重要な所掌事務を適正円滑に遂行するためにも、また一面国民の利便上もはなはだ遺憾な現状にございます。
視察三県における法務局関係庁舎は、明治、大正期の建築にかかわる古い建物や、設備構造の不完全な借り上げ庁舎等が多く、三県下八十六庁のうち、建築以来三十年ないし七十年を経過した老朽建物が二十一庁に及んでおり、早急に改築を要する庁舎として、富山法務局管下出張所十庁舎、金沢法務局管下出張所十四庁舎、福井法務局管下出張所十一庁舎があげられておりますほか、別に各庁とも、登記事務の増加に伴う書庫の増築方を要望しております
そのうち建築後四十年以上経過いたしました老朽木造庁舎約五万四千坪、戦災後のバラック庁舎、つまり木造で簡単に建てた庁舎でございますが、それが一万一千坪、臨時借り上げ庁舎が約四万坪でございますが、そのようなものを早急に新築または改築したいと思っておりまして、さらに、最高裁判所庁舎につきましては、ここ数年来予算要求いたしておるわけでございますが、何とかこれも実現させたいというふうに考えておりまして、結局、
しかし、そのうち完備された施設を有するものはきわめて少なくて、いまだに国有の施設を有しないもの、あるいは借り上げ庁舎で執務しているもの、さらにはまた裁判所と同居しておるもの、または建築後数十年を経た老朽建物を使用しているものも数多くございまして、所掌事務を適正、円滑に遂行するためにも、また一面国民の利便上もはなはだ遺憾な現状でございます。
○平賀政府委員 仰せの通り、地方の登記所の建物は、市町村から借り上げておるのが非常に多うございまして、大体概数で申しますと、全登記所——出張所でございますが、出張所の三分の二くらいは借り上げ庁舎でございます。
それらの施設には完備された施設を有するものはきわめて少のうございまして、まだ国有の施設を有してない借り上げ庁舎等の一部で執務をいたしておりますもの、あるいは裁判所と同居いたしておりますものもございますし、また建築年度が非常に古うございまして、建築後数十年を経過した老朽建物を使用しておるものも非常に多いわけでございます。